まや-NET

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火曜日, 1月 22, 2008

▲BOB夫妻
▲越前岬・水仙満開

呆け老人の尊厳も認めて!


NHK特番で「認知症」をトーク番組があった。300万といわれる認知症患者が病気とどう闘っていくか、シリーズ第一弾で、患者と家族、医師と介護スタッフ、医師会と厚生労働相がそれぞれ発言。

 患者側からは認知症と診断されるまで何年もかかり、不適切な治療をされてもなす術がない。専門医は全国にわずか300人、診療報酬も加算されないので「なり手」がないと嘆く。因島の開業医(整形外科)が専門外の認知症に取り組み、学会などで投薬の判断など疑問を探る真摯なレポートが紹介される。北海道の公立病院からは地域医療センターでデータをすべて集約して「かかりつけ医」と連携している様子が述べられる。

行政は「かかりつけ医」「サポート医療センター」専門医の三者がうまくネットワークする構図を描いているが、かかりつけ医は6時間、サポート医師は2日間の講習で資格が認定される現状では、因島の開業医のような個人的人格に頼らざるを得ないだろう。患者団体からは6時間の講習よりも6人の患者の話を聴いてほしいという指摘が出るのはもっともだ。

認知症判定にいたる過程で、まだまだ医師の間に問診→脳画像→テストの3段階を踏まず誤診断をしている危険が指摘される。また、誤まった治療薬の投与で却って幻覚やウツ、徘徊、暴れる、運動不全などケースも多い。

約1000カ所ある老人保健施設では介護保険の裁量内経費で治療薬も満足に投与できない悩みをかかえる(マスゾエ大臣はここで安易にも消費税2%アップを持ち出した)。確かに多くの場合、大病院の専門医が毎回診察するまでもなくデータに基づく適切な治療が地域の練達した開業医が担当するほうがいいに決まっている。

システムを論議する前に、呆けた本人はどうしたらいいのか、個人の尊厳の問題を点検する必要はないのか。また、崩壊してしまった地域コミュニティーをどう立て直すか、誰からも指摘がない。信頼される人格の医師養成や、隣近所の温かい目や思いやりをどう回復していくのか、人間の尊厳に触れ合う準備がそろそろ必要な時期ではなかろうか。それを抜きにして医療や介護の問題はゼイキンとシステムの問題に転化されて進みそうにない。

村や町の地域社会がしなやかに機能していた一昔前は「呆け老人」と知的障害者は集落単位にたいてい一人か二人、名物として常在しているのが普通で、大人たちから「幼児返り」と見做されていたふしがある。脳から余分な情報を次々吐き出し、結果の「物忘れ」は程度の差こそあれ、共通の加齢現象だった。遠目で見ていた子どもたちはおっかなびっくりながら「ボケ」を見て育った。

厄介だけれども家族も呆け老人の存在と尊厳を受けざるを得ないはずだ。アンチエイジングや健康至上指向が蔓延した昨今、ボケをカンラ、カンラと笑い飛ばし、老人の患いを明るく笑って話しのネタにする風潮やゆとりはもうなくなったのか。ボケ万歳 ボケでええネン!長患い万歳 病気でええネン!笑って表に出よう!



1-21(月)大寒


帰宅しようと思っているところへ、WAが静岡でレストラン開店イベントを請け負ったという。そのまま新幹線に乗り駆けつける。KB君がいた、オーナーと協議している夢。


DIARY=07:25起床。雨上がり曇り。11:30~12:30雪模様の公園には、鳩にえさをやるいつもの車椅子老人組のみ。歩行訓練はゴールのコーナーまで行けたBETTER.MENU=①HAM野菜・B&B・YOHGURT黄粉JAMバナナ・珈琲②UDON*羽二重餅③レンコンミンチ詰め・湯豆腐・カレイ一夜干し*富山の干し柿


●BOBから夫妻の写真付きメール。返信作成送信。



1-20(日)


KISさんがいて岡の上の家、「退職して事業を始める」という。女性が二人来てうち一人にKさんが暴力。家を後にした夢。


DIARY=07:25起床。曇り、午後から雨。歩行訓練10:30~11:30ゴールのコーナーまで行けたBETTER.MENU=①HAM野菜・B&B・YOHGURT黄粉JAMバナナ・珈琲②UDON*黒豆入りチギリ餅③ぶり大根・ほうれん草おひたし・ボイル小海老*リンゴ


●午後、ライプチヒ聖ニコライ教会スケッチ。●NHK特番「認知症」観る。



1-19(土)BOBから


ハーイ、ジェミーとアリソンの農場によって金曜のランチタイムに戻ってきたよ。残念ながら16日の手術は受けることができなかった。考えていたより簡単ではない。病院麻酔医の承諾を受ける前にスペシャリストの予診があってちょっとばかり厄介だ。鼻のもっとも敏感で痛い部位に腫瘍があって外科医が言うには手術はもっと複雑だそうだ。

次の2月5日のアデレード入りでは、プラスティックを埋め込んだ映画俳優の鼻になって帰ってくるよ。ともかく次回はちょっとばかり痛みが伴い厄介だけど心配することはないよ。1日520キロのドライブで2日ほどジェーミーの農場で楽しく過ごし、君なら疲れると思うが、昨日は330キロ。そんなに若くないけどね。

ブロークンヒルはすべてオーケーだよ。昨日はちょっぴりお湿りがあって、今日の予報は28℃で前の2週間よりしのぎやすい。クイーンズランドとNSW州北部を凄い洪水が襲ったが、ニュースによればダーリン・リバーには雨水は注ぐからグッドニュースだ。18カ月も乾いたままの流れに少なくても21カ月分の水量が保障されるんでね。 ともかく君たちがオーケーでご機嫌な毎日を過ごしてくれるといいと願っているよ。お大事に、すぐまた連絡するからね。BOBより



DIARY=07:40起床。晴れ。10:00~11:00歩行訓練ゴールのコーナーまで行けたBETTER.MENU=①HAM野菜・B&B・YOHGURT黄粉JAMバナナ・珈琲②UDON*黒豆入りチギリ餅平湯銘菓③イチボステーキ・野菜*リンゴ。

●BSドキュメンタリー「ベルリンの壁崩壊」=89年10月9日のライプチヒ7万人の平和デモに端を発した統一社会主義党の自壊は進む。政治局員ギュンター・シャウポウスキーはライプチヒでも見せた改革(ゴルバチョフ路線)に理解を示し、エゴン・クレンツらと語らってホーネッカーを辞任させ、俳優たち文化人らが出したデモ申請を認めた。クレンツが議長に就任。デモ当日、ブーイングの中、シャウポウスキーは「旅行の自由を認める政令」の全面実施に迫られた。9日夜、完全自由化を認める10日付の発表文書を記者会見で「発効はいつか」とイタリア記者に突っ込まれたシャウポウスキーは「即」と答え、TVに中継され全土にニュースは伝わり、市民たちが検問所に押しかけて壁は雪崩を打ったにように一挙に壊される。現存する当事者にインタビューし、党や指導部のまちまちさ指弾され、クローズアップされるシーンは久しぶりに胸が高まった。



1-18(金)昼食後誤嚥腹筋痛む、安静


MSさんと15時間かけて英国へ。ホテルで休むまもなくロンドン地下鉄に乗り出かける。万年筆を買い、足に合ったブーツを履いている、異郷の夢。


DIARY=07:25起床。冷え込んで晴れ。10:45~11:45歩行訓練、ゴールまで行けた。better。MENU=①HAM野菜・B&B・YOHGURT黒豆黄粉JAMバナナ・珈琲②コロッケ入りカレー*虎屋羊羹③イイだこ初物で美味!ブロッコリー・トマト・南瓜煮・餃子*あんぽ柿


●昼食後、誤嚥して腹筋までひびき激痛!3時半まで安静。


●KBさんに励まし、スクラップ、資料、写真のお礼の手紙を。同氏の故地・能勢野間の大けや木のスケッチを添えて。肝臓を傷め入院中のTOさんに「早くよくなって、また遊んでください」とお見舞いの手紙書く。



1-17(木)


流れがあって岩魚のある風景、宿で親子4人が料理を注文している夢。


DIARY=07:20起床。晴れて冷え込む、最高6℃とかの予報。14:00~15:00寒風吹きすさび人気のない公園。鉄棒歩き6回、車椅子押しコーナーまで行けた、BETTER.MENU=①HAM野菜・B&B・YOHGURT黒豆黄粉JAMバナナ・珈琲②UDON*高山土産黒豆入り捻り餅③


●地震13年目●BLOGを16日までUP