まや-NET

http://mayanet.zouri.jp/

水曜日, 3月 04, 2009

▲アトランタで雪に遊ぶDAVIDの愛息KAI君

3月3日(火)啄木鳥が


●OKさんからメール。気鋭の司法書士SHさんが今月中に華燭の典を。こいつは春から縁起がいいわい!

●SA社Yさん、Mさんから原稿依頼のメール。

●UBAさんから南森町堀川小学校の側で念願の個人事務所設立のお知らせ便届く。名前は『ぶんしつ』、この時期に敢えて冒険心は喝采だ!

■7時前起床、雛祭りだというのに曇って冷たい9℃の予報。今日のDAVIDの通信ではKAI君の大手術、術後の訓練でアトランタ滞在中。現地も珍しい雪だと。雪で遊ぶKAI君の元気そうな写真を配信。啄木鳥が=10時、雪の舞う公園へ。流れの側の梢でコツコツとノックの音。車椅子を近くに寄せてもらって啄木鳥が盛んに活動中。低い位置で四十雀が鮮やかな色と斑点を見せて飛び立つ。鉄棒伝い歩き5回、車椅子押し歩きはコースが幼児の交通安全教室で途中変更、約15分。「雪になりましたな」と肥満体のコリー連れ老夫婦。後ろからUEDAさんから「おはよう」の大きな声がかかる。雪が降り続くので幼児組はそそくさと帰りを急ぐ。帰り際KOさん、訓練を再開したIさんに連れ添うご主人に手を振って挨拶。昼食後、SIESTA3時まで。3時、雛祭りで娘来てティーブレーク。文化センターの人集めの苦心談しきりの後、チラシ寿司など持ち帰る。


3月2日(月)女優・田中好子さんの契約切れ


●NA君からメール。デヴェロッパーSが女優・田中好子さんとのイメージキャラクター契約を5月で終了とのこと。住宅不況の余波か。田中さん起用の交渉と3年余りの交流も今は懐かしい。

■7時前起床、晴れだが冷たい9℃の予報。10時、冷たい北風の中、公園へ。鉄棒伝い歩き5回、車椅子押し歩きは復調、約15分。「冷たいですね」とKOさんから声がかかる。終わって武庫支所へ住民票と住民税証明を取りに行き、スーパーで食材&剃刀の刃をドラッグで。SIESTA3時まで。


3月1日(日)ETVデー


●3時、ETVで辺見庸「しのびよる破局」再放送観る。カミュの『ペスト』を挙げて現在の危機を語る。毎日何百も死者が出るのにオランの町の市民はネズミの屍骸を見慣れまさか?と思いたくない日常が続く。昨今のように事実がコーティングされ、危機に次第に慣れてしまう。医師リウは『絶望に慣れることが絶望そのものより悪』と警告する。『他人の痛みは分からない、それでも敢えて近づこうとするINTERACTが今こそ必要』と自戒を。

 夜もETVで『ひとりと一匹たち 多摩川 河川敷の物語』カメラマンとホームレスの交流が最後に施設に収容されるホームレスのシーンで救いがあった。

■7時起床、晴れ温暖15℃に。今日から3月だ!!日曜美術館終了後、公園へ、Uさんに昨日のお礼。鉄棒伝い歩き5回、車椅子押し歩きコース半周約20分。EXTRAに噴水池周辺、ややバランス悪い。SIESTA3時半まで。以降夕食時まで地塗り。入浴後、何とか爪切りをして髭剃り。


2月28日(土)公園な人々


● Wさんから近況メール。

■7時前起床、カラリ晴れて春が到来。

公園な人々=10時、公園へ。土曜日で天気がいい上暖かいので公園も華やいで見える。まず、ベンチに陣取った常連一行に挨拶。鉄棒伝い歩きにかかると毛糸帽の同年のオジサンが声をかけてくる。奥さんが二階から落ちて脊髄を傷め寝たきり、表に出るのがいやだと。地域包括支援センターに相談したらと、要らぬお世話を伝えてもらう。労災病院の医師からは予後の生活相談がないらしい。鉄棒を終えて車椅子押し歩きにかかると、全身火傷後遺症リハビリのUさんが北海道旅行の土産だとバタークッキーを持って駆け寄ってくれる。歩き始めると肥満なコリーを連れたいつもの老夫婦から「今日は暖かくていいね」。

 半分行くと垣根の向こうからグリーン整備のシャツ1枚スタイルの係員KUさんからいつものように「お早う!」と大きなエールが。約20分で公園事務所でゴール。車椅子に乗せてもらって、帰途に。流れのそばで休憩中のUEDAさんから北海道旅行の話をひとしきり聞く。噴水池の対岸から登山帽の孤独を愛する説教オジサンが例によって手を振ってくる。いつのもような「公園な人々」との交流で春を予感する。

 SIESTA4時まで。以降夕食時まで書類整理。

『世界不思議発見でブロークンヒル』夜、4チャンネル「世界不思議発見」を観ていたら今夜はオーストラリア。メルボルンのゴーストタウン・ツアーと祝日になり学校でも教える国民的行事の競馬メルボルンカップの話題。続いて何とビックリ!ブロークンヒルからの話題だ。空撮でアウトバックの状況が映し出され、地上最長人工物ディンゴ除けのドッグフェンスのレポート。フェンスのメンテナンスをしているBOUNDRY RIDERやブルを操作するグランド・オペレーターが紹介された。

 牧場に出没する兎を駆除シーンもレポート。兎のフェルトで作った帽子AKUBRAを売る店が写った。かつてBOBとピーター・ブラック市長が連れて行って帽子を買ってくれた店だ。最後に日本人捕虜収容所のあったカウラの記念館。日本人が蜂起した悲劇が紹介される。長旅ドライブの末、辿り着きセンターでレクチャーを受け、ドキュメンタリー本を買ってレストランでランチを食ったなあ。同じ捕虜でもイタリア軍捕虜はノホホンで結構地元でラブ・アフェアを楽しんだと聞く。アア懐かしいシーン連続!!


2月27日(金)初タケノコ食す


●NYTでマリア・カルマンのイラスト集「リンカーンに焦がれて」が面白いので全編プリントアウト。ベン・シャーンタッチの絵と文字がいい!

■7時起床、雨のち曇り。昼食後、雨の間隙を縫って歩行訓練。団地内を車椅子押し歩き約30分。SIESTA3時半まで。以降夕食時まで書類整理。夕食に徳島産タケノコ!好物の初物食す、春到来なり!!


2月26日(木)ダンボール・シティ
●ダンボールシティ?BBCはイタリア南部の廃墟の工場にダンボール製の町が存在という驚くべき報。国際救助団体メディシン・サン・フロンティアが「地上の地獄」と表現する悲惨な環境に何百という不法移民が水も電気も暖房もない暮らしを送っている模様をダンカン・ケネディ記者が2分足らずの映像で紹介。BBC=Cardboard city for Italy migrants

ヒドリノトキハナミダヲナガシ=また、文春3月号で「不況と親鸞」で五木寛之と宗教学者・山折哲雄が対談、いまこそ他力とそれぞれ得意な他力感を開陳。中で意外だったのは山折が宮沢賢治の〔雨ニモマケズ〕中、原文に「ヒドリノトキハナミダヲナガシ サムサノナツハオロオロアルキ」とあるを、「寒さの夏」の対句的表現で研究者が「日照り」と置き換えてしまった。ヒドリは「日取り」今にいう日雇いだという。アア知らなんだ!あらためて原本を検索するとまさにヒドリノトキハナミダヲナガシが原文だった。底本:「【新】校本宮澤賢治全集 第十三巻(上)覚書・手帳 本文篇」筑摩書房 1997(平成9)年7月30日初版第1刷発行

▲『雨ニモマケズ・・』は賢治が37歳の若さで亡くなる2年前の11月3日に病床の中、手帳に書かれたもので、賢治の死後、弟によってトランクの中から発見された。有限会社イーハウェブ(花巻市)が運営するショッピングモール・イーハショップは、賢治の手帳複製を2100円で販売している。念のため、原文には「ヒドリノトキハナミダヲナガシ」とあるのを一般的には「日照り」の間違いとされてはいるが、「日傭いかせぎ(の賃金)」のことを言う方言だという説も紹介している。

■7時45分起床、からり晴れる。10時過ぎ3日ぶりに公園へ。鉄棒伝い歩き5回、車椅子押し歩きコース全周約30分で。帰宅後、PC中に唾を飲み損ね誤嚥!背中をパッティングしてもらって治まる。昼食後、SIESTA3時まで。以降夕食時まで制作。


2月25日(水)ゲバラの髭


●文春3月号から=三好徹のエッセー『ゲリラの髭』は読ませる。同誌2月号の20世紀美男子特集にチェ・ゲバラが挙げられていないと納得せず。欧米人に珍しい富士額で意思強靭なそれでいて憂いのある美形だと言い切る。

 キューバ革命50年でチェの見直しや近作映画が公開されているが、匂いや暑さ寒さ、何よりも蚊の大群に悩まされるゲリラの臨場感がないとボリビア取材の経験談を披露。近作映画の後半に交流する農民が描かれているが実際には政府軍のスパイで、報酬に農園を政府から貰い、2年後に生き残ったゲリラに殺されたとゲバラ未亡人から取材。ゲリラの髭はすざましい蚊(三好もマリギ蚊もやられ2カ月傷口が癒えなかった)の予防に髭を剃らないのがゲリラの生活だと言う。カストロが髭を剃らないのはゲリラの苦しい体験をいつも離さずとの信念ゆえと、観客や出演俳優の「かっこええ髭賛歌」を戒める。■7時20分起床、雨のち曇り。雲が覆う、カラスが空間をよぎる。NHKでリハビリ体操、膝イタ・転倒防止・握力確保運動は参考に。昼食後、雨の間隙を縫って歩行訓練。団地内を車椅子押し歩き約30分、ところが右脚がしきりに痙攣し、デコポン症状が頻繁に。曇り時々、痙性麻痺強し、か!SIESTA4時まで。以降夕食時まで書類整理。