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土曜日, 12月 31, 2011

12月30日(木)好子さんとキーン

 5時覚醒、起床まで夢見るが忘失。7時起床、晴れ。朝食後、愚息がPCの配線&回路をきれいに整理してくれ、プリンターの位置変更もしてくれて部屋のレイアウトが変わり気分一新!
10時半、今年最後のEXに。風があり冷たいが、公園ディオゲネスは例によって例のベンチで寝ている。鉄棒3周、車椅子押し歩きたった1Bのみ。
帰宅11時過ぎ、自室もう一度掃除してもらいCLIPPING。今朝のY紙コラムに田中好子さんの名があり、今年の記憶として、CLIPPしてわずかの交流を思い出して瞑目!
12月30日付 編集手帳 戦後まもないころ、画家の安野光雅さんはバス停で朝鮮人のおばあさんと一緒になった。その人は言った。〈ヒトリダマリノミチナガイ フタリハナシノミチミジカイ…〉◆近著『絵のある自伝』(文芸春秋)に書いている。「わたしはそれまでこのように美しいことばを聞いたことがないし、これからも聞かないであろう」。生涯忘れられない言葉が誰にもある。今年、震災のなかで出会い、胸に刻んだ言葉の幾つかを◆〈ままへ。いきてるといいね おげんきですか〉(4歳の幼女、昆(こん)愛海(まなみ)ちゃんが津波で行方不明の母親にあてた手紙)◆〈(もしも病気に負けた)そのときは必ず天国で、被災された方のお役に立ちたいと思います。それが私の務めと思っています〉(55歳で死去した“スーちゃん”、女優の田中好子さんが生前に録音したメッセージ)◆〈こころざしをはたして/いつの日にか帰らん/山はあおき故郷(ふるさと)/水は清き故郷〉(唱歌『故郷』)。ふるさとを離れ、なじみの薄い土地で年を越す人たちがいる。迎える年がヒトリダマリではなくフタリハナシ…いや、ミンナエガオの道でありますように。
 午睡3時まで。起きて徒然草2段と天皇のご学友のHさんについての記述。8時半、愚息が帰宅して夕食。TBSで今年日本に帰化したドナルド・キーン観る。平野啓一郎の対談で、キーンは兼好の季節感の捉え方を「日本の美意識の伝統になった」(おそらく137段に代表される)視点を挙げていた。年が明けたらEssays in Idleness - The Tsurezuregusa of Kenkoを入手しなくちゃっ!
就寝前、背中の傷跡痒くて、手当してもらう。
MENU①HAM野菜スープ・B&B・YOHGURT+JAM・珈琲②UDON*亜紀持参のキンツバ③野菜スープ・鴨水菜煮・サゴシ塩焼き*あんぽ柿