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木曜日, 8月 30, 2012

▲メモ帳から
08月29日(水)たまには電車で京都へ?

6時半まで熟睡、起床。ラッキーにも曇天なので社会馴化のEXにと、外出の準備、身支度。衰えた機能とスイマルクで電車外出に耐えられるか、ま、冒険やってみよう。電動剃刀で無精ヒゲをあたる。朝食&排便すませスタンバイ。
10時、TAXIを呼んで出発。JR立花駅で京都駅までの乗車介助を依頼。女性駅員がアテンドしてくれ、10時40分発京都行き普通電車最後尾に乗車。乗り換えなしの電車で、ひさしぶりに眺める車窓風景もまた新鮮。岸辺駅周辺「東洋一の吹田操車場跡」の変貌に驚く。1時間と5分かかって京都駅到着。ここでも女性駅員が待機してくれ降車介助、エレベーターまで先導。改札を抜け伊勢丹2Fに入り、トイレのある3F目指す。3・6・9・11とあらかじめ車椅子トイレは調査済み。エレベーターが満員、優先エレベーターに移動、3Fでトイレを済まし7F『美術館えきKYOTO』に。
京都駅ビル開業15周年記念 山陰デスティネーションキャンペーン記念と銘打った「足立美術館 横山大観展」は狭い入口から大混雑。足立美術館大観コレクションから初期の「無我」(明治30年)、海・山十題のうち「海潮四題・秋」「霊峰四趣・夏」(ともにアブラののった昭和15年)、最晩年の「山川悠遠」(昭和32年)など41点展示。何しろ作品の少ないうえ、壁間隔も極端に狭い。初めての入場だが、美術館を名乗るに??おまけに主催者がタダ券バラ撒いたとみえ、大混雑。出口の関連商品売り場もガードマンの「車椅子通ります!」の声でやっと通過。たった15分の鑑賞。
11Fレストラン街へ移動。このところ外出時に食べやすいMENUベスト3「①オムライス・②ピザ・③(スプーンを借りての)カツ丼**司馬遼太郎お薦めの理由は全国どこへ行っても当たりはぐれが少ない」を探す。中華料理店が客少なく順番がすぐだったので入る。家人はランチ、私は五目炒飯。ほどなく大盛りの炒飯、なにしろ1260円也。食べ残して一服、トイレへ。平日やのに老若男女、異人も多いなあ。
駅改札に移動。介助を依頼。「1時2分の各停は間に合いません。次は32分発ですが?」に「乗り換えてもいいですから、おまかせ」に「1時15分発の新快速で尼崎乗り換えを手配しましょう」に諾。ここでも女性駅員がアテンドしてくれエレベーター、4番乗りば最後尾へ。定刻通り乗車、山崎あたりで俄かに豪雨。大阪に近づくと晴れる。2時前、尼崎到着。係員が降車をアテンドしてくれエレベーターを使って4番線ホーム最前部に移動。「雨でしたか、亀岡あたりは豪雨で徐行運転の情報が入ってます」と。電車を待つ間、かの係員さんが携帯電話に向かって話しかける「間もなく4番線に入る電車は播州赤穂行き快速電車です。次は芦屋に停まります」。なんと、電話が構内マイクだった!のに、びっくり。合理化?機械化?がここまで及ぶか、よく働くんだ。次いで入った各停にスロープを渡してもらい乗車。2時過ぎ、立花駅到着。同駅でも係員が待機、降車をアテンドしてくれる。駅を出て、TAXI乗車。3時前、無事帰宅、スイマルクの冒険終わる!緊張から解かれて二人してそのまま、夕刻まで爆睡。シャワーのち夕食。10時半には就寝。

今日は疲れた!でもパラリンピック開幕の日でもあった。
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08月28日(火)高峰秀子の終活?

昨夜クーラー1時間ONで就寝したら、寝付きよくバタンQ!1時半、トイレとPOKARI補給。6時まで目が覚めない。セミの鳴き声も聞こえないが起床、EXの重装備身支度。6時半、身体を拭いてもらいスタンバイ。45分、公園へ。もはや秋の兆しだが百日紅が鮮やか。今日も噴水池にアオサギ、カルガモにセキレイつがいが加わる。鉄棒3周伝い歩き終えて7時半帰宅。帰路、アオサギはパーゴラ上にとまり高見の見物。赤トンボ遊弋。朝食,排便◎!
9時半、DESKでCLIPPING。
昼食、皿UDONを済ませると室温は33℃!クーラーONでSIESTA。3時、歯科帰りの娘が寄って「来年は伊丹の花火大会に連れて行く」とか。週末に見物してスイマルクの人もたくさんいたとか。「アリガト。まァ、元気おれたら」と。珈琲とアズキゼリーでブレーク。夕刻になるとこの暑さでも空が縹(はなだ)色に。

昨日、「終活」の手始めに使用していないカード類の整理をしてもらったが、見事なフィナーレ準備でつとに有名だった高峰秀子を思い出す。今年1月に出た新潮とんぼの本「高峰秀子 暮しの流儀」を検索。秀子、松山善三夫妻と養女になった斎藤明美の共著。編集者が09年に「高峰秀子の流儀」として出版準備を始め、10年末に秀子急逝の悲報と、刊行に至るいきさつを知る。
86歳で亡くなった高峰は大女優といわれながら55歳でさっさと仕事を辞めて読書と家事に没頭。5歳で母を亡くして養女に。子役のときから義父母を養い、果ては13歳から多くの親類縁者の生活まで面倒をみる。学校にもほとんど通えなかったが、信条は清潔整頓、身の丈にあった生活、そして自分の生き方は自分自身で決めること。頑固な性格は幼いころ背中に張り付いてしまう。家と家具を売り払って小さなマンションに移り、身の回りを整理したという潔さ。
新潮社のガイドで立ち見したら養女・斎藤明美のエッセイに「賤(いや)しげなる物、居(い)たるあたりに調度(ちょうど)の多き。硯(すずり)に筆の多き。持仏堂に仏の多き。前栽(せんざい)に石・草木の多き(中略)人にあひて詞(ことば)の多き...」「徒然草」72段の一節を座右の書にしていた。身の周りに道具類をたくさん置いたり、口数の多いのはいかにも下品な様子に見えると、兼好が書き残した一節が高峰の覚悟に。松山ダンナもエラいなあ!
ついでに波2月号の『高峰秀子 暮しの流儀』刊行記念・安野光雅氏インタビュー『今明かす!高峰秀子との秘めたる“恋”(?)』(聞き手&構成は斎藤明美)まで、読んでトクした気分。とにかく、この本をオーダーしてみるか!
シャワーを終えて夕食だが、箸の両端が揃えられない!やむを得ずスプーンに頼るが、口惜しい限り!!自宅内移動も汗がびっしょり、忍び寄る機能低下に今日も愕然。
夜、TVニュースステーションで獺絶滅の報と熊本県八代の球磨川の荒瀬ダム「撤去」問題。水力発電は2010年で停止、水門は開放。12年から6年がかり約100億円で撤去が始まったという。五十嵐敬喜法政大教授が「公共事業でつくったものは、壊すコストも当初から見込まれないと」とコメント。もっともモットモ!!カタチあるもの必ず壊れる。
MENU③コロッケ・中トロ・ヒジキ*無花果BANANA**LAXラキソベロン12滴