まや-NET

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木曜日, 6月 09, 2011

▲綾部・私市古墳「古き墳、多くは少年の人」か?

晴れときどき阿呆果 下世話なハナシ

 JANJANブログという市民サイドの報道ネタを今日は下世話なハナシを息抜きに。昨日付けでRさんの書き込みをランダムに挙げる。
『谷垣・大島・石原・娘が東電の石破・ネットサポーターズらが下記のデマをあたかも既成事実であるかのように発言、KANを引きずりおろして東電を救済したいという魂胆が見え見え。国民はもう気付いているよ、ジミントウはいつまで悪あがきを続けて被災地を見殺しにするつもりか?
 ・仙谷「ラッキー」発言デマ 訪韓デマ
 ・民主党がスーパー堤防を仕分けたデマ
 ・麻生が原発対策安全費を盛り込んだデマ
 ・辻元ピースボート横流しデマ
 ・フランスの防護服、在日米軍のポンプ車、台湾の救助隊拒否デマ
 ・米軍の支援を拒否、米軍は独断で支援強行デマ
 ・浜岡停止はアメリカの圧力デマ
 ・視察のせいで爆発デマ、注水中止デマ
 ・国会閉会デマ
麻生 2008年にIAEAの警告を無視・防災に全く役立たない原子力安全対策費を計上して枝野に仕分けされる。
石破 娘が東電に入社。東電役員を擁護する発言をする。
谷垣 元原子力委員会委員長 震災翌日に嬉々として大増税を提案。
安倍 菅が注入を停止したという嘘メールマガジンを配信。責任も取らず逃げ回る。
小沢 後援会長を東京電力の平岩外四
鳩山 原発推進派 東京電力の個人株主
小沢一郎と亀井静香の福島原発利権は、次を見よ。
http://tokumei10.blogspot.com/2011/04/blog-post_08.html
東京電力と暴力団とカルト教団と元自民党の一番腐敗した部分は、次を見よ。
http://tokumei10.blogspot.com/2011/03/blog-post_6541.html
石破茂は原発推進、東電擁護、風評被害キャンペーン拡大して暫定基準値の更なる緩和を主張。
原発事故に関しては何一つまともな要素がない。
自民 原発賠償金 国が仮払いへ法案 近く国会に提出↓
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110606/t10013330771000.html
自民で「原子力守る」政策会議発足…甘利氏「現実問題として原子力を無くすわけにはいかない」↓
http://hatsukari.2ch.net/test/read.cgi/news/1304607106/
IAEA、民主党の対応を「最良の方法」と評価 一方、3年前の勧告を無視した自民党と東電を厳しく批判
http://logsoku.com/thread/hatsukari.2ch.net/news/1306972857/
産経・読売・現代 会見でどうでもいい質問をして時間稼ぎ、紙面とWeb上でひたすら東電擁護。
読売新聞と原発・電波利権の関係
http://sp.harikonotora.net/r/262/
(6月09日)

晴れときどき阿呆果 タイサンボク咲いた

 今年も公園のタイサンボクが純白の大輪の花をつけた。朝もよいが、夕刻に出逢うと、濃いビリジャンの中、ハッとする一点に純白を見つけて、花言葉「威厳」「前途洋々」が納得できる。別名「泰山木」もしっくりくる。
 アメリカ、西海岸やニューヨークでも春先に白い花を付けた街路樹をよく見かけ、名前を訊くと「マグノイア(Lの発音で)」と答えが返ってきた。モクレンだったようだが、タイサンボクはモクレン科モクレン属。Magnolia(仏植物学者名)grandiflora(大きな花)という似つかわしい学名。明治の初め日本に入ってきたといい、齋藤茂吉は「ゆふぐれの泰山木の白花はわれのなげきをおほふがごとし」と、詠んだ。
 原産はミシシッピーなど河ベリの崖や松しか生えない湿地に繁茂。ルイジアナやフロリダが分布の中心といわれる。ハリケーン・カトリーヌ襲われたニューオーリンズも復興のシンボルにこの花をあしらっていた。そういえば毎日通う公園でも池畔や噴水池近くの水辺に大ぶりな葉を撒きながらひっそり屹立している。ビワやツクシシャクナゲ同様に葉の裏にニコ毛があって、つい触れてみたくなって車椅子から落ち葉に手を伸ばす。オイスター・バーで、素手で牡蠣に手を伸ばしたように。
 牡蠣が名物のニューオーリンズ、フレンチ・クオーターでしたたか酔って、安宿『ラ・サール』の階段を這って登り、3階自室までどうにかたどり着いた。猛烈な吐き気!嘔吐のあとは喉が焼け付いたように渇く。深更、気がついたら、便器に抱きつき座り込んだまま、バルブを引っ張って流れる水をがぶがぶ飲んでいた。白日夢か。
 同地の降水量は年1300~1500㍉。大阪と大差なく、平均気温は年約20℃で大阪より4℃高いが、亜熱帯なみの暑さと湿度に変貌した日本に、タイサンボクが適応できたのも当然かもしれない。(6月08日)

晴れときどき阿呆果 オロシと野合と

 本日着信した首相官邸(KAN-FULL)ブログは「先を見すえて」と題するKAN直筆のページで「次の時代」①私と風力発電 「大震災に取り組むことに一定のメドがついた段階で、私がやるべき一定の役割が果たせた段階で、若い世代の皆さんに色々な責任を引き継いで頂きたい。この大震災、原発事故に対して一定のメドが付くまで、ぜひとも私に、その責任を果たさせて頂きたい。(中略)一定のメドが付いた段階で若い世代への引き継ぎを果たして、《次の時代》を、(中略)国民の皆さんの理解を、あらためて築き上げて頂きたい」
―――先週木曜の党代議士会で、私はこう訴えました。この中で述べた《次の時代》という言葉で私が思い描くものを、これから綴っていきたいと思います。
と、イラKANの歯軋りが聞こえる。
 ジミン・ミンシュの野合連立もなぜか急加速?KAN降ろしに次ぐ、KANの「エネルギー政策を白紙から見直す」発言があったのに、国家戦略室の新成長戦略実現会議に出された素案は、原発推進を堅持する姿勢が明確になった。事務局を仕切るのは経済産業省官僚だという。独逸は原発阻止に急転回したというのに、この期に及んで守旧勢力の野合かいなあ!
 東京新聞6月3日「こちら特報部」(佐藤圭、小国智宏)はKAN降ろしの背景を抉って「菅降ろしに原発の影」=自公責任隠し、小沢氏便乗か=を掲載。
 不信任決議や党分裂の最悪の事態こそ回避したものの、「辞意表明」へと追い込まれたKAN。首相としての求心力は放棄したのも同然だ。それにしても「菅降ろし」の風は、なぜ今、急に、これほどの力を得たのか。背後に見え隠れするのは、やはり「原発」の影だ。という見方。
 不信任賛成討論でイシハラは①電力の安定供給策が無いのに発・送電の分離②ニホンの電力の3割が原発なのに科学的実証無いまま原発を止めたことを挙げ、攻めると告白。24日にオザワと合同誕生会?をやった自称黄門サマのワタナベ恒三はFUKUSHIMA原発の強力推進者だった。経団連のヨネクラ会長は浜岡原発停止をブラックボックスで決めた。発・送電分離は賠償問題に絡み出てきた、動機不純。自然エネルギー転換は「目的だけが一人歩きする」と。
 慶応大・金子勝センセイは「財界中枢の東電TEPCOと、べったりの経済産業省、長年政権担当してきた自公という旧態依然とした権力が引き起こした大惨事。陶然自公の責任大だがKANの不手際に押し付け、問題を矮小化。KANの人気取りかもしれないが、自公や財界がいちばんに手を突っ込まれたくないところに手を突っ込んだ。自公は事故の原因が自分たちにあると焦った。それをオザワが煽った。」と指摘。
 初の市民運動出身宰相は、この国の禁忌に触れたのではなかったか。(6月07日)

晴れときどき阿呆果 芒種

 イネ類穀物の種を蒔く今日、二十四節気の芒種(ぼうしゅ)。(6月06日)

晴れときどき阿呆果 古き墳、多くは少年の人

 白髪の恩師から「みなさん、最低限、私の歳85歳までは生きてね!」と激を飛ばされた小学校の同窓会。そんなん言うても「老来りて、始めて道を行ぜんと待つことなかれ。古き墳、多くはこれ少年の人なり」と兼好法師が徒然草49段に書く。生命の危機は年齢にかかわらず到来する。「人はただ、無常の身に迫りぬる事を心をにひしとかけて、束の間も忘るまじきなり」と追い討ちが迫る。訃報の多い今日この頃、いたく胸に刺さるが。(6月05日)

晴れときどき阿呆果 訃報を受けて

 横浜在で建築家だったSAN(69歳)さんの訃報。4月の田中好子さんの訃報に続きショック!!!4月末に「余命三年―不治のガンと告げられて」の不屈の闘病記が届いて間もない。キャンプやBBQ会、陶芸家の故YOさんちの不寝の登り窯炊き手伝いなど、仙人仲間と一緒だったときの軽いフットワークが目に焼きついて甦ってくる。3月にPC回路が通じて、こちらの闘病デテールに口でキーを叩いての懸命の返信。言葉が失う。(6月04日)

晴れときどき阿呆果 見ぬ世の人を友に

 再読を始めた徒然草が俄然オモロク、枕頭に置く。
 今夜は「さしあたっては、現世の人間との交情よりも、兼好法師『ひとり灯=ともしびのもとに文=ふみをひろげて、見ぬ世の人を友とする』13段に、まだ見ぬ後世の未来人に自分を託し、ようやく心の安らぎを見出して、『いずくにもあれ、しばし旅だちたるこそ、めさむる心ちすれ。(中略)寺・社などに、忍びてこもりたるもをかし』15段と述べ、旅立ちの讃歌。現世の欲望渦巻く境涯を拒否した中国の高士、許由や孫辰(*日が上に)を憧憬する18段。(6月03日)