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水曜日, 1月 27, 2010

1月24日(日)ハイチの歴史も報ずるべき

■冷たさいくぶん緩み、春の日差しが。7時前起床。BEDで新聞。
10時半、子供連れが多い公園へ。すでにUEさんベンチで休息。暖かなので鳩が集まって水浴びをするのを観察中。エクササイズを15分+20分弱で。終わってBANKとドラッグストアへ。単三電池を買う。 帰宅して朝刊各紙チェック&書評整理。
●NHK日曜美術館で「劇的?やりすぎ?バロックって何だ?!」ボルゲーゼ美術館展。コメンテーターは村田喜代子、福岡伸一(分子生物学者・青山学院大学教授)、岡本知高(ソプラニスタ ※男性ソプラノ歌手)。ローマの名所「トレビの泉」もバロック様式だし、アカデミア美術館で見たカラヴァッジョ『洗礼者ヨハネ』(1609-10年)もそう、ルネサンスのラファエロ『一角獣を抱く貴婦人』(1506年ごろ)もそうと分析。福岡が数学で微分という難しそうに聞こえるが、一瞬を数式で表現することだとの解説に、納得!
●M紙コラム「時代の風」で桐野夏生がハイチ地震報道に言及。NYTと比較しての物言いに同感!被害を大きくした同国歴史にも触れるべきだ!
 また今日は、豪華客船がハイチ沖にやって来て、銃に守られながら、プライベートビーチで海水浴を楽しんだ、という記事も読んだ。船会社は、援助金も出しているし、救援物資も積んで来た、さらに観光という経済支援をしているのだからいいではないか、というようなコメントをしたとか。この世の矛盾のすべてが、今のハイチにはある。
 ハイチは、西アフリカから連れて来られた黒人奴隷たちが、砂糖キビプランテーションで使役された場所である。スペインに植民地経営され、その後はフランス、そしてアメリカという大国に揺さぶられ続けた。やっと初めての黒人国家を打ち立てたものの、失敗の道を歩んでいるように見える。
 私の年代は、パパ・ドクこと元医者のフランソワ・デュバリエの独裁が記憶に強くある。パパ・ドクは、トントン・マクートという秘密警察を作り、圧政を敷いた。独裁と恐怖政治と貧困はセットになって、人々を苦しめる。
 こうして収奪され尽くした挙げ句、何のインフラもないままに暮らさざるを得ない人たちが今、大地震の被害を受けているのだ。我々は遠い土地で気を揉(も)むしかないのだから、せめて目を耳を、ハイチに向けようではないか。
 余談だが、日本の新聞社でもニューヨーク・タイムズのような写真特集をしているところがあるのか探してみた。すると、当毎日新聞のサイトを始めとして、読売、朝日のサイトでも発見できた。が、見つけにくい。何とかならないのだろうか。1月24日 東京朝刊
 昼食後3時までSIESTA。 起きて着色、夕飯まで。
●夜、ETVで「なぜ人は絵を描くのか-日比野克彦・サハラ1,000㌔の旅」観る。

1月23日(土)NYTハイチに関するオピニオン

■明け方、階下の統合失調症が壁をたたく大きな音で覚醒。うとうとしながら元M舞台MATさんが阪堺電車で迎えに来てくれる夢をみる。7時過ぎ起床。冷える、BEDで新聞読む。予報は2~8℃で晴れ。
10時半、公園へ。風が冷たい中、エクササイズを15分+20分弱で。帰途西ゲートでUEさんに出会う。 ●豪紙オーストラリアン東京特派員ピーター・アルフォードのオザワに関するの記事。Japan's powerbroker Ichiro Ozawa in hot water
●もう1件、ニューヨークタイムスのOPNIONにハイチは人災で痛めつけられたきたのにと。各紙があまり紹介しない同国歴史を1804年に独立した経過から、米が軍隊派遣で覇権をもぎ取った歴史を3ページにわたって指弾している。Opinion »MARK DANNER
To Heal Haiti, Look to History, Not Nature
From independence and before, Haiti’s harms have been caused by men, not demons.
 昼食後3時半までSIESTA。

1月22日(金)巣離れしない伊のドラ息子

●今朝のBBCネット版に「イタリアの母親はほんとに分かってるの?」とダンカン・ケネディ記者のレポート。伊では18歳から34歳の子どもが親元を巣離れしないケースが59%、英国では18%というのに。業を煮やした政府も法案を検討しだしたと、甘いローマのマンマと息子をカメラで追う。
Do Italian mammas really know best?
■雨上がる、8時前起床。
 11時きっかり訪問看護ナースOHさん来宅。体温36.5℃血圧126-88、脈異常なし。聴診器も異常なし。
 11時半、公園へ。気温4℃、風が冷たい中、エクササイズを15分+20分弱で。
 帰宅してPCをチェック中、唾を飲み損ね誤嚥,背中をパッティングしてもらって20日のようなひどさに至らず回復。
 昼食後3時までSIESTA。 起きてムラーノ島下書き描く。さらに淡路島から買って帰った水仙を描くが手が動かないのとパステルが濁り中断。

1月21日(木)BOB「安心した」とメール

■昨夜から布団を変える。BOBの家へ行っている夢、息子たちと交友しているんだが。暖かいが昨夜から雨。8時前起床。
 朝からPCに対座するが、BLOGGERがつながらない!
午前、各紙チェックCLIPPING&日乗整理。
昼食後3時までSIESTA。

●夢のせいか、夕刻BOBからメールが来る。
Subject: Greetings Kohsuke  Date: Thu, 21 Jan 2010 19:00:30 +1030
ハローKOHSUKE、君からのE-mailを受け取って、君たち家族がOKだと聞いてとてもうれしい。君から少しの間メールが来ないので実のところ少々心配していたんだ。でもパソコン入れ替えだったんだね。よかったよかった!コンピューターステキな道具だが時に中断が余儀なくされるんで絶望的になるね。私のデスクトップが止まると当地では修理に数週間かかり、誰ともコンタクトできなくなる。私も東芝のサテライト・ラップトップを4年前に香港で買って我が事務机のデスクトップに繋いでいる。アンドリューと私はエアコンのついた裏庭の小屋でもう一つPCを繋いで誰にも邪魔されることなくPCでインターネットを楽しんでいるよ。
 メリディスの耳はOKだけど、失った聴力を回復手立てはないんだ。ベリンダは車椅子でまだよくならない。少々痛みがあるし家事もできないらしいんでまあ時間の問題かな。アンドリューはベリンダのために臨時のシャワールームのクローゼットを作って急場しのぎだ。バスルームの中で脚を曲げることができずにシャワーが使えず、アンドリューは内部を広げタイルも敷きなおし新しいシャワークローゼットをセットするのに3週間もかかってしまう。仕事もできないし困ってしまうね。
 今日は当地は40℃、たまらん暑さだ!パーゴラの下に温度計を置いているが、6時半現在38.2℃だよ。明日は43℃の予報だ、たまげるね!君んちはクールな世界というのに、でもまあ君が毎日変わらずエクササイズ励んでいることを知ってハッピーな気分だよ。メリディスに君の写真を見せながらTAKASHIはちっとも変わらないねと話している。何しろ彼が往来してくれたのはもう15年も前のことだ。また、KENJIとNOBUKOもよくコーヒーブレークに来宅するらしいが、よき友人で貴重だよね。正月を娘さんも含めて家族で楽しく過ごしたと聞いてほんとによかったね。
 ハイチの地震で神戸地震の記憶がよみがえり、最貧国ハイチが大災害に見舞われたことに胸が痛むよ。今朝もTVニュースを見ていて最大100万の孤児が出るというじゃないか。信じられない悲劇だね!来月も君の友人が東京から訪ねてくれるらしいね。楽しい出会いがうれしいね、たくさん積もる話で楽しんでね。ここんところ私も忙しかったんだ。今週も来週も毎日ミーティングがあって、次の水曜日は定例市議会を終えたら私はまたジェーミー農場に行くつもりで予定を組んでいるんだが、会議の結果次第だ。マリリンはずっと我が家に滞在していて来週末にはアデレードへ戻るつもりらしい。
 まあそんなところ、じゃあTVニュースを見て夕食にするね。くれぐれもご自愛を!みんなによろしく!ラブとベスト・ウィッシュをこめてBOBから

1月20日(水)2週間ぶりに誤嚥!

■昨日よりさらに暖か、16℃になるという。8時前起床。
10時半、公園へ。ベンチで一息のUEさんに挨拶「暖かい」と。エクササイズを15分+15分強で。暖かく脚が軽いので快調!
午前、CLIPPINGと日乗整理。
●BBCにJAL破産の報。政権にあったジミントウがJALをしゃぶりつくし、社員の唯々諾々が「沈まぬ太陽」の日没を招いた。
JAL bankruptcy filing confirmed
Japan Airlines (JAL), Asia's biggest air carrier, has filed for bankruptcy protection, in one of the country's biggest corporate failures.
●M紙介護欄に車椅子「LEVOレポ」の紹介、肘宛とフットレストが取り外せて移乗が簡単。車輪も外せ車軸の位置も変えられ車のトランクに入りやすいという。もちろん欧州製(スイス製89万円)、車は世界一だが車椅子はまだまだ世界水準にあらずと追記ある。同感!
 昼食後3時までSIESTA。起きて着色。
 夕食後、誤嚥!2週間ぶりだ。

1月19日(火)淡路島へ水仙ドライブ

■昨日までとは一転、暖か。2℃~16℃の予報。8時前起床。朝食中に娘からドライブの誘い。M紙が朝刊に守山の菜の花と比良の雪の写真を掲載していたので観に行こうかと提案。結局、淡路島の水仙峡にドライブ決まる。
 11時、出発。中国道宝塚ICから淡路・鳴門道に。正午、明石海峡大橋通過、気温上昇のせいか霞がかかって展望が利かない。淡路SAのミスタードーナツで丼昼食。三原ICで降り、南あわじ市から黒岩を目指す。たまねぎ畑と乾燥小屋、墳墓など説明「バスガイドを乗せたみたい」と娘に冷やかされる。道中、道路わきに水仙が点在。沼島が見えたので「おのころ伝説」に言及、バスガイドも忙しい。2時前、海を眼前に、黒岩水仙峡駐車場着。日差しがいっぱいで快適。斜面の水仙がきれい。車椅子では無理なので待機。団体客も次々に到着。娘たちは入場して頂上から海の展望も満足したみたい。3時前、500円で水仙の切花を買って、立川水仙峡へ山道を行く。黒岩も立川も一度来たことあるのでさほど感興がわかない。立川に到着、駐車場への悪路も従来のままみたいなのでパス。洲本から高速道に。大橋のSAでトイレ休憩、まだ4時過ぎなので高速を降り大橋下の「道の駅」の生簀で夕食用に魚をGET。再び高速道で海峡大橋経由、宝塚へ。パン屋に寄って無事帰宅。

1月18日(月)BOBに返信

■今日から寒気緩む予報。1℃~9℃の予報。7時半起床。
10時過ぎ、公園へ。エクササイズを15分+15分強で。冷たかった昨日に比べ脚が軽い。脊椎損傷オジサンが追いついてきて話しかけてくる。公園隣接のサンハイツ8階の住人と自己紹介。
 午前、日乗。
 あまり各紙が紹介しないハイチの歴史について検索。西がジャマイカ、東半分がドミニカと国境を接し、スペイン領をフランスが次第に蚕食、サン・ドミンゴとともに仏領に。1804年、黒人による共和国として米大陸2番目の独立を果たしたが、1915年に米国海兵隊が上陸占領。独裁腐敗政権が続き政情不安、国連多国籍軍が駐留していた。「モンテクリスト伯」の作者アレクサンドル・デュマのハイチ出身の父が仏竜騎兵だったし、黒人初のカナダ現総督ミカエル・ジャンはCBCのニュースキャスターを勤め、カナダの事実上の元首としてカナダ軍の指揮権もある。
 昼食後3時半までSIESTA。
 起きてBOBにメール送信。阪神淡路大震災のメモリアルデーの翌日だから、ハイチ地震を痛む心境を書き、土曜に「愛蓮」で皆さんに囲まれた写真を添付。