まや-NET

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土曜日, 3月 17, 2007



「アーバン仙人」の一人が20日TVに出演
 生き方下手を自任する我らがオジサンたちのリーダー「鶴仙人」から力作の総天然色冊子「マン書・里山の仙人サロン」を送って頂いた。夢見月三月にふさわしい仙界に思いを馳せ詳細のレポート。最終号を発刊されて無念に想っていたところ、期待の最新作!アーバン仙人は健在です。一読抱腹絶倒、溜飲を下げ、年金の目減りや病気を忘れます。関係者以外は残念ながら味読禁止。魔法のカーペットやキント雲ではなく自作のキャンピングカーであちこち連れ歩いてもらった憧れの仙人が健在で、洒脱さを堪能して嬉しいかぎり。オジサンたちは単なる人糞製造機にあらず、マン書はその面目躍如。
ところで仙人仲間で気鋭の建築家・藤原さんが今取り組んでいる輸入住宅プロジェクトが3月20日のMBS「ちちんぷい」で紹介される。素顔をTVで観察したいムキは、20日午後2時半過ぎに必見!

木曜日, 3月 15, 2007


「You made my day.」
先月25、6日の湯浅一泊旅行をはさんで友人たちの来宅が続いた。定年前にリタイアしたケンジ君とミツノブ君は先取り退職金も年金もふんだん。ケンジ君は都心の高層ビル16回で株式市場を分析しながらの投資生活。ミツノブ君は念願の海外旅行に夢を馳せている。
両者とも公務員という恵まれた嫌な境遇を克服したから今日があるのだ。一緒に英語を故イアン・カリショフスキー氏に学んだ仲、授業を終えて何時も飲みまくった思い出話に耽った。
 続いてはケイコさん、夕刻突如、武庫之荘から電話があり来宅。国際交流団体のスタッフとして苦労を分かち合った関係で何度となくオーストラリア僻地へも足を運んだ想い出が甦る。如何せん半官半民の第三セクターの団体、意に沿わない事務処理が彼女の精神を蝕んだようだ。「年金資格のためにもう少し我慢して」というのが精一杯。
 長い間、小学校同窓会の面倒を見てくれているゲンちゃんが訪れてくれた。高校教師を辞め家業を継いで、ついには労働者になった経歴から「衰えぬ正義感」が溢れている。医療、年金から始まっての体制批判は間断なく、時間を忘れての熱弁。80ン歳の恩師を訪ねて帰途寄ってくれたらしいが、「今日もまた、先生にぴしゃりと言われた」と漏らすところが50数年前を髣髴とさせてくれる。
 英語でYou made my day。ほんとにいい日を過ごさせてもらった。

金曜日, 3月 09, 2007

光の春
 少しぴりりと寒さを感じるが、起き上がってカーテンを引いて、きらきら反射する光を入れる。宅急便の用事を済ませて車椅子を中学校脇に進めてもらう。花壇のパンジーの原色がまぶしい。花壇沿いの灌漑用水の流れに土筆が五、六本、大きく頭を出している。風をよけながら進むと、バス停に木蓮が花を一杯まとって白いレースの外出装いだ。
いつものように公園で車椅子を降り、右足小指の痛みをこらえて歩行訓練約一時間。汗ばんできたころ日当たりのよいアーモンドの木にたどり着いた。先客がいて、薄桃色の花を楽しんでいる。これはアーモンドです。桜のころには実を付けますと、おせっかいにも説明。春の日をふんだんに受け、蕾は真紅色に晴れやかだ。去年は枝を失敬してスケッチしたが、ことしはこのままみんなの目を楽しませてもらおうか。少し早めの春を感じて体が熱い。
「土筆、もくれん、アーモンド」とお題目のように反復して満足の春の一日だった。
(三月八日)