▲K病院からの早朝風景▼同、昼間の見晴らし

検査入院顛末記、結果は「執行猶予です」

●入院一日目

　１０月１７日８時４０分、相互TAXIでK病院９時半着。持参薬センターで持参の薬を提出して手続き後、入院係受付へ。１３階へ案内されて１０時半、体重測定（４９㌔）を済ませて１３０５室（４人部屋）窓側のベッドに落ち着く。車椅子なので重症部屋？担当ナースHさんのオリエンテーリングでID腕輪を嵌めてもらう。１４時半、前回入院時の顔見知りキュートで活動的なY女医師が担当医としてヒアリングに来る。先日の胸部X線や血液検査の結果異常ナシに一安心。

凸ポンな症状

　１５時半、病棟主治医・T医師、Y女医が若い研修医数人を伴って回診。機能測定や検査項目などを説明。私の症状の特徴－「デコンポジション」（小脳萎縮で脊髄との神経回路が異常になり、ぎこちなくなった手足の動き）、「スローな動作」を指鼻指し運動（人差し指で鼻の天辺と違う一点を交互に指す動作）・指開閉運動で確認しながら、脚のツッパリなどをハンマーでたたきながら研修医たちに解説。夕刻、再びY女医が握力を測定、右２１ｋ左１４ｋ。車椅子押し歩きや立位保持など観察、家族病歴などヒアリング。「来週から咳止め薬を止めて検査」と指示受ける。

同室者は全員重症

　同室は合わせて４人。向かい側はラッキョウ顔の７０～８０代のパーキンソン老人。手前は脳梗塞リハビリ中に転倒して脊髄機能不全で全身麻痺の６０代。ドア近くに若年パーキンソンの３０代の青年。三半神経もやられているらしい。全員身動き不能、食事から洗面、着替えなど一切がナースの介助を受ける。加えて排泄もナースが処理。排泄行為を他人に委ねる苦痛は想像を絶する。深夜、尿がプラスティック容器を伝う音。やんごとなき人も終期にはこうであったな。

●二日目　採血・MRIなど

　カーテンを開けて眠ったので大阪の東南ビル群、関西テレビから遠く生駒山までよく見える。昨夜は阪神高速道路、大阪城や高層ビルのライトアップが美しかった。早朝から扇町公園でエクササイズするグループがよく見える。６時起床、いつものように右足に装具、両足に重錘をして待機。

　６時半、ナースが採血に来る。朝食後、９時２０分入れ歯・重錘・装具をはずしMRI室へ。例によって密室恐怖症には向かない魚雷のようなベッドに寝ること３０分。DADADA！BUBUBU！BABABA！GACHAGACHA！POKANPOKAN騒音鳴り響く。

　終わって部屋へ戻りナースチェック血圧１１８・体温３６．７℃。３時検便。４時シャワー。４時半、廊下でウォーキング。顔見知りのナースたちに挨拶。SA、HO、YAさんたち、前回入院時に絵を描いて贈ったことをよく覚えている。

　午後、妻が海風社SAさんの送ってくれた新刊書籍・南風叢書「根の国から」と海風社の記事が掲載されている朝日新聞刊「千年の源氏物語」を届けてくれた。

●三日目

　５時半覚醒、カーテンを開け放った窓からオレンジ色が「はなだ色」に溶け込む様を見て６時半起床。眼下の公園は「北区区民祭り」で朝から賑やか。１０時ナースチェック、３６．４℃血圧１１８。新刊本を送って頂いたSAさんに礼状書く。昼食後、廊下を５回４０分歩行訓練。

●四日目　脳血流検査・耳鼻科診察

　６時１５分覚醒、３０分起床。うす曇。８時５０分、脳血流検査室に連れられる。造影剤を静脈注射１５分後、MRI同様の器具にすっぽり収容されて瞑目したまま撮影３０分。１０時ナースチェック、３６．６℃血圧１２６．大きな声でY女医回診、触診あり。咳止め服用中止の様子など気さくに話してくれる。ベッド寛ぐと「ゆらぎの心地よさ」実感。

　正午、妻と富山から姉夫婦が見舞いに。デールームで昼食の様子を確認。昨日、留守宅に元Y紙のKOさんが自宅で作った干し柿と西宮のお姉さん宅の柿を持って留守宅に訪ねてきてくれたらしい。恐縮だ！！KOさんがメモを隣家に託してくれた＝『百目柿（大粒の甘）我が家のが強風で大枝が折れ（実をつけすぎ重かったらしい）、色付く前だったので干し柿にした。約半月でやわらかく一番おいしそうだったので初物をどうぞ』とある、記者時代の懐かしい文字。

　姉夫婦は宿泊予定で留守宅に戻る。

　３時半、耳鼻科OTORYINOLOGY外来でAD医師の診察。鼻から内視鏡を入れた状態でゼリーや水を飲む、嚥下検査。苦痛極まりない。すんなり流れるようだ。診察後、「くれぐれもゆっくり食べる・飲む」よう指示される。病室に戻る途中、Y女医に出遭い結果報告。

●四日目CT撮影

　６時覚醒、６時４０分起床、晴れ。８時半、CT撮影室に、約５分で終わる。１０時５０分、ナースチェック、３６．８℃血圧１０６．１１時～４０分、廊下をウォーキング。Y女医が例によって明るく耳鼻科の嚥下検査もCT結果も問題なしと伝えに来る。

　１時半、富山の姉夫婦が妻と娘と一緒に再度見舞いに来て「安心やから」と富山に帰る。シャワーを浴びて３時半、Y女医回診。

●六日目　呼吸器科診察、OK夫妻見舞い

　６時覚醒、６時１０分朝焼け。１０時４５分～１１時２０分ウォーキング。１１時半、思いがけずにOK夫妻見舞いに来てくれる。株価乱高下で大変な持ち場なのに休暇をとっての見舞いに大恐縮。ナースチェック、３５．７℃、血圧１３６。夫妻と昼食のデールームに。食べ始めるを見て安心した夫妻が辞去。

　５時、呼吸器外来でAI医師診察。CTを見て問題なし。５年前に息継ぎが出来なくなって水泳を断念したこと、以来排便時に強く咳き込むなどMEMO渡す。加齢と病気で肺活量も呼吸器機能は衰えて当然と納得。触診してもらい臓器機能は「病的な問題なし」と。

　７時、Y女医が来てくれ呼吸器科外来受診の結果を説明「問題なさそうよ。歩行に関して、ツッパリを弱める筋肉弛緩剤の服用を始めてみますか？」と。催眠作用のリスクがあり断る。

●七日目

　６時覚醒、曇天だが次第にヤコブの階段が見え出す。７時起床、朝食を済ませ掃除の間に廊下をウォーキング。西病棟で前回入院時のKA担当医に出遭う。現在、脳外科医。「点滴ですか？絵描いてますか？」に検査入院と説明。１０時過ぎナースチェック、３６．６℃血圧１４０。シャワーを浴び昼食。３時半、妻来る。Y女医の回診。夜、明日退院なので病棟スタッフにと前回同様「感謝のメッセージ＆絵」を作成、担当ナースに渡す。

●八日目　退院、まずは「執行猶予」

　６時起床、退院の準備で身の回り整理。８時前、朝食を済ませ窓から娘の車を窓から見迎え、９時半車を確認。

インフォームド・コンセント

　精算など退院手続きを済ませてもらって、入院主治医T医師とY女医のインフォームド・コンセントを聴く。担当看護師Nさんからの予後指導書。

　「入院のきっかけだった咳き込みも、薬を止めても落ち着いるようだ。外来S主治医の心配していた嚥下機能低下による唾液の逆流は今のところ心配ないようだ▲CTの結果、肺にはわずかに古い線状痕は残っているもののその他は綺麗で肺ガンなど問題はない。呼吸器科医師の診察も加齢性機能低下以外問題なし▲シンチグラフィー（脳内血流サーモ検査・SPECT）のガンマ線映像も脳全体の血流が活発な状態だ。MRIの結果、小脳の萎縮も心配するほど急激には進んでない、と大量の画像見せながら説明。▲耳鼻科での嚥下試験でも飲み込みもそれなり機能している。ただし飲食の際はゆっくり食べ・飲み込むように留意することと耳鼻科医師の指示がある▲この病気は年単位でゆっくり進むので、あまり頑張り過ぎないこと」などのアドバイスで２週間の予定を繰上げ、まずは「執行猶予」と診断。

　３年前、病名確定診断が出たとき担当主治医から「弧発性（遺伝性でない）で早い人は５年もたたずに亡くなる場合があると」聴かされたが、ちょっとばかり安心していいかな。いずれにしても誤嚥して肺炎に至るケースが最も多いと聞かされている。その次の死因は突発性心臓停止だ。

　正午前、Y女医に往診してくれるホームドクターM医師あて紹介状作成をお願いして退出。娘の運転、伊丹で婿殿も加わり昼食を「豚カツ屋」で済ませ帰宅。２時からSIESTA爆睡。

明日から検査入院です。

約２週間、ブランクが続きますが１１月には復活しますのでご期待ください。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　店主敬白（軽薄）

１０月１５日（水）いいレストタイムをとBOB
●SANWAカタログが届いたと引き続きメール多数入る。
●BOBに検査入院のメールを入れる。即返信来る。
『いやあ、知らせてくれて有難う２週間の検査入院だって。状況私なりに理解できる。いい結果が出るように祈ってるよ。君のいつも前向きな態度でいいレストタイムと体力強化になると思ってるよ。たぶん家族みんなも同じ思いで退院を待っているだろう。いつも君から元気をもらっているし、君の友人たちもそうだろう。KENJI夫妻が喋りに来たんだってナイスだな。君の神経内科主治医のインストラクトを信じているし、ずっと君のことを考えているよ。退院待ってるね。くれぐれもお大事に。何時もよき友だちのBOBから』
■７時起床、今日は一転秋晴れ。入院準備心ぜき。昼食後、SIESTA。咳き込みは一段落した。
４時過ぎ歩行訓練で公園。鉄棒すがり歩き５回。スイマルク押し歩き事務所まで１５分で。
　娘夫婦が夕食に来る。満月がきれいで、夕食後表に連れ出してもらう。
　月三句　　「ぷるぷると　空かけ滲む　五時の月」
　　　　　　　　「バウンドし　天心へ昇る　うさぎ月」
　　　　　　　「煌々の　引力に酔う　満月夜」

▲近作、シドニーから１２００㌔、ブロークンヒル市近郊の映画撮影名所シルバートン・ホテル

１０月１４日（火）

北野病院受診・検査入院します

●１０時半、受診。S医師へレポート提出。「咳き込みの訴求に、唾液が気管に流れ込むためだ。前回入院よりかなり時間が経過したので、そろそろ検査入院してみてはの」提案に一も二もなく応諾の返事。金曜日の入院が決まり、咳き込みの薬を処方してもらい、採血・心電図・胸部X線を終える。咳止めダーゼンはあるがホフバンが薬局にないため「アストミン」に振り替え、時間がかかり食堂で昼食。中ノ島ICから帰宅、２時。

●S主治医へのレポート

　前回７月１５日以降の経過は次の通りです。「酷暑はやり過ごせましたが、今月初めから咳き込みが激しく不調です」日課にしている隣接公園での鉄棒伝い歩きと歩行器代わり車椅子の押し歩きは、毎日約１時間強、酷暑の間も歩行訓練として続けることが出来ました。転倒はなく、誤嚥は回数も少なくまずまず安定が保てたと思います。

　１０月に入り気温が下がったこともあってか、朝夕の咳き込みが増えました。月初め、友人たちの介助で行った一泊旅行の折に咳き込みがひどくなり、睡眠時以外はずっと咳き込みが続き体力も衰えました。

　１０月６日、尼崎医療生協病院内科で受診、喘息などの異常はないとされ、多少痰が絡んでいるので「ダーゼン５mg・ホフバン１０mg」の処方を受けて毎食後服用、横臥の姿勢を取ると咳き込みは収まりました。３～４日で小康状態になり、現在は歩行訓練も再開しました。食後と排便時の咳き込みは以前からあり同様の状態ですが、嚥下力の低下が進んでいるように自分には思えます。

　咳き込み以外はほぼ横ばいの状況で、日常は自分でこなせています。食事メニューはできるだけ食べやすい味付けに工夫してもらっています。また、上述のように毎月第一・第三金曜日にMクリニックM先生の往診を受けており、誤嚥による緊急時にも対応可能なので一安心です。緊急時対応のため吸引・吸入器の常備も薦められています。

　以上この３カ月の概況です。よろしくご指導をお願い申し上げます。
■６時半起床、終日雨。９時前。娘ガ迎えに来てくれ空港線が渋滞なので武庫川ICから神戸線経由環状線・扇町ICで北野病院５０分到着。２時帰宅。バッタンキュー！

●カタログ届いたとメールしきり。

１０月１３日（月）SANWAカタログ到着

●Nさんメール返信あり、安心。

●豪紙＝経済・金融安定化へ２つのニュース。

　Kevin Rudd has announced all Australian bank deposits will be guaranteed by the Government.

　Sharemarket up 6pc on bargain hunters　Allison Jackson THE Australian sharemarket surged nearly 6 per cent in the first half hour of trading today.

●SANWAさんのカタログが届いたと続々連絡入る。

■７時半起床、今日も秋晴れ暑い。昼食後、Kさんからカタログ届いたと来宅されたので珈琲ブレーク。　４時過ぎ、歩行訓練、９時前。鉄棒縋り歩き５回、スイマルク押し歩き２０分で公園事務所。事務所ベンチで久しぶりに宮崎出身のMさんと出会う。一日咳き収まらず。

▲スチームボートとBOBのバイク仲間

１０月１２日（日）EXTRAも歩ける

　６時半起床、晴れ。咳き込み小康状態になりほっと。娘から栗狩りに行くと連絡あるが今日は遠慮。歩行訓練、２時半。鉄棒縋り歩き５回、スイマルク押し歩き２０分で公園事務所まで。晴れて爽快、人出の多い公園。EXTRAで花壇前から噴水、西出口までスイマルク押し歩き敢行。BETTER!!

１０月１１日（土）BOBも動き出した

●BOBからメール。BOBも元気を回復、動き出した。

『赤穂の写真とレポートありがとう。とても興味津々、日本は膨大な歴史があるからね。写真を見ていて千里山のオダ夫妻宅にホームステイしていたときの町並みを思い出したよ。二人の親友の万全な介助が想像できるよ。君もフルだったって、メリディス同様３日間も不調なんてよく分かるよ。ちょっと今年のインフルエンザは例年よりひつこいね、まあ、我々も加齢だし。夜は不調だが、何とか二人とも回復したよ。君が本復するように祈っているよ、HIROKOは大丈夫かい。一人が風邪をひけば家中危ないっていうじゃないか、何事もないように！

　今度、君が赤穂やサムライの歴史について教えてくれるのを期待してるよ。ここんところ何日も何もしていない。バイク疲れの手足を休めてTVを観るだけだったよ。昨日やっとバイクを洗車しながらTVを見ていると豪の株市場が８．３％もダウンだってトウキョウも同じだって。リタイア組みには堪えるね、寿命が縮まるよ。まあ、果てしない悪い経済ニュースで誰もが憂鬱になってしまう。

　ちょうど今、両親の見舞いに行って帰ったところだが、君も知ってのとおり二人はかなり衰弱してる。父は何でも興味を示すが、母は記憶が定かでない。何とか過ぎ去った日のように平穏な日々を過ごしてほしいと思い努力するだが、日増しに弱くなってきているのが実情だ。アンドリューがちょうどハ－レー・ダビッドソンで珈琲ブレークに帰宅したよ。ブロークンヒル病院の担当者とミルドゥラの現場の見積もりを終えて長旅から帰ってきたんだ。仕事になればミルドゥラ近くのウエントワースという町に２週間滞在で工事に着手だ。アンドリューは６００㌔の距離を仕事でカバーしなくちゃいけないんで疲れてしまう。いつも問題はこのブロークンヒルがあらゆるところから離れすぎていることなんだ、実際もう！

　ともかく万事もうOKだ。今日は２７℃、昨日同様だ。私たちは来週金曜日にジェーミーとアリソンの農場に行く予定だ、それまでずっとよい天気だといいんだが。ジェーミーはキッチンの食器棚を製作中で、材料を発注しにブロークンヒルに戻り私たちを農場に連れて行くつもりらしい。

　先日バイク旅行の折のグールワでの蒸気船とバイク仲間の写真を添付するよ。君、覚えているね。琵琶湖のミシガンを思いだしたんだ、素敵な汽船だったね。君の心づくしであのミシガンが楽しめたんだよね！次までお大事にね。HIROKOにもぜひよろしく伝えてね、メリディス、アンドリューも君たちにビッグ・ハローだって。愛を込めてBOBとメリディスより。

■６時半起床、曇り時々晴れ、暑い。OさんとNさんに赤穂旅行の写真・礼状、級友O君に礼状、富山姉宅と甥Cに手紙書き５通。歩行訓練で投函。歩行訓練、４時半。鉄棒縋り歩き５回、スイマルク押し歩き２０分で公園事務所まで。

ご覧の諸兄諸姉のみなさん
　ご無沙汰をお詫びします。
おいおい９月以降のバックナンバーも公開しますが、
皆さん方のお手元にはSANWA社から小文と絵を掲載した「SANWA秋冬のカタログ」が同社のご尽力で届けられる予定です。
　１０月１０日　まや　拝

▲BOBのバイクツアー写真－アデレードの南・ビクターハーバーまで１７００㌔の長旅

１０月１０日（金）まあ、ボチボチやるか

●絵具作業。あまり続けると咳き。まあボチボチやるか。

■６時半起床、晴れ暑い。歩行訓練、９時前。鉄棒縋り歩き５回、スイマルク押し歩き２０分で公園事務所まで。ケアマネMさん生協病院から咳きで内科受診の報聞き、FAXくれる。

１０月９日（木）やっと咳きが小康に

●Nさんパソコン開通の朗報！

●小学級友O君からGREETING来信。

●夜、『中世なぞなぞ集』読む。おもろい箇所に付箋をつけるが満杯、「御手洗（ミタラシ）のみそぎ」は、ミタラシからミを取るから「誑し（タラシ）」の意。「たらしがたらしにたらされる」と諺にあるように室町期からタラシ、名前を近代的・詐欺師横行に種は尽きまじの風がある。原典：なそたて＝天理図書館宸翰本

■７時半起床。秋晴れ２７℃とか。咳き込み幾分小康状態で絵具再開。サンファン風景２点続行。SIESTA後、４時半過ぎ公園へ。鉄棒縋り歩き５回、スイマルク押し歩き２０分で公園事務所まで。

１０月８日（水）BOBにメールを

●午前中、BOBにメール作成、送信。長旅のねぎらいとこちらも咳きでダウンだったこと、双方若くないことを自覚しましょう、と。赤穂の旅レポートと写真５点を添えて送信。

■８時起床。秋晴れ２６℃か。昼食後、SIESTAをしていたら、ベランダから金木犀の香りが漂ってきていい感じだ。歩行訓練再開、４時過ぎ公園へ。鉄棒縋り歩き５回、スイマルク押し歩き２０分で公園事務所まで。

１０月７日（火）BOBが「バテた」

●BOBからメール、やはり１７００㌔あまりのバイク旅は堪えてバテテいたようだ。

『１７１５㌔バイク旅から戻って告白するけど疲れたよ。昨日、ビクターハーバーから雨の中ライトを点灯しながら６５０㌔は集中力が要ったし。出発した木曜日は当地は暖かく天気だったんだが、我々３人グループが息子ジェーミーの農場に着いた金曜日は晴れだが寒かった。リバートンで５人の友達に会ったら天候不良、目的地のビクターハーバーへの４００㌔は雨だった。でも、５日間カントリー風景を楽しみながら楽しかったよ、ちょいと停まって写真を撮るわけにはいかなったけど。

　今朝は１１時までベッドだ、このところそんな風でつくづく若くないと自覚させられているんだ。ウエイトピンガ・ビーチの写真とビクターハーバーの町の写真を添付するね。ところで君のほうの週末はどうだったい？しっかりタノしんだったらいいんだが。メリディスも風邪がぶり返し数日家に閉じこもりだが、恒例火曜日は「女のおしゃべり会」に出かけるみたい。今日はいい天気で２０℃ちょっぴり涼しい風が吹いているよ。アンドリューがもうすぐティーブレークにやって来る。ホンじゃあまた連絡するね。』

■７時半起床。曇り。　多少は咳き込みが落ち着いたようだ。夕刻、娘が見舞いに来る。

１０月６日（月）咳き止まず内科受診・安静

■８時半起床。咳き込み一向に引かず、萌クリニック（M医師）に連絡を入れ、生協病院内科で診察を受けることになった。１０時過ぎ、医療生協病院にTAXIで到着。K医師に受診、体内酸素９８％、聴診器による異常はなし。多少痰が絡んでいるので「ダーゼン５mg・ホフバン１０mg」を飲んでしばらく経過見よう。なお息苦しく、咳が続く場合は再診。

　目の前のPC画面にこちらの愁訴を見えるように打ち込み、酸素計も患者に提示説明する明快さは親切だ。終わって「いちご薬局」で調剤をもらってTAXI帰宅。薬を飲み、熟睡。

　３時いったん覚醒し、昼食のUDONを食べるが、無理。そのまま夕刻まで安静。夕刻、Oさんの電話とメールあり。　６時、入浴を済ませ、夕食は何とか、食べれた。早々に就寝。

１０月５日（日）咳き込みDOWN

●メール多数。YUKさん、SATさん、Oさん、Nさん。

●SATさんは『ブログの更新がないので心配していましたが、元気そうな写真で安心。ザビエルから洗礼を受けた平戸出身の盲目の琵琶法師、修道士・ロレンソ了斎を調べ始めたら、これがなかなか面白い。信長や秀吉にも会っているのですから、もっと研究が進んでいるとばかり思っていましたが』と、次回古道山歩の研究。また、２３日からの踏破詳報が待ち遠しい。

●YUKさんは『 楽しい絵と、心温まる文（ふみ）の葉書を有難うございます。貴兄からの絵葉書はもうこれで４枚になりますか・・・。大事に取ってあります。　一昨日の夜に、GENちゃんからTelあって、君から葉書を貰ったと、嬉しそうでした。私のところへは昨日に着、やはりローカルなんですね。３日付朝日夕刊に、兵庫陶芸美術館の広告があり、懐かしく見ました。そして思いがけなく貴兄からの同行記葉書。偶然とは言えその重なりに、しばし彼の地の思いにふけりました。秋の丹波路に見た、栗、柿、稲、豆、彼岸花、コスモス、そしてたおやかな山並みとその濃い緑の濃淡、立杭焼きの素朴な里、等々。或る日本の原風景を見るようでした。一緒に過ごせた喜びを噛み締めています。

　７日に訪韓します。今回も馬韓（マハン）、伽耶（カヤ）がメインです。どのような旅になりますか、行ったとこ、出たとこ、勝負の気紛れ探訪です。１４日に帰ります。機会ありましたら写真を見てください。　お読みくださっている本、楽しんで居られる由ですね。どうぞごゆっくりと、本の世界でお過ごしください。　今日あたりからぼちぼち持ち物の準備に取り掛かります。それでは行ってきます』

■７時半起床。昨日とは一転、朝から雨。横臥しているとき以外は咳き一向に収まらず。一日、咳き込み激しく安静とする。食欲なく、夕食も完食ならず。

▲上は坂越の町並み、下はO,Nさんと赤穂旅行で

１０月４日（土）坂越浦（サコシノウラ）へ

● 昨夜咳き込んだ割にはすぐに眠ったらしい、鼾も気にせず７時前まで熟睡。８時過ぎ１階に降りバイキング朝食、そのままスイマルクを押してもらって整備中の赤穂城址公園を南側から散策。堀には黒鳥のツガイが。

　１０時、タクシーを呼んでもらって赤穂御崎へ、快晴過ぎて播磨灘は霞んでいる。昨日は雨上がりでよく見えたのにとドライバー。右には小豆島、左に家島がかすかに確認できる。「かんぽの宿」下のレストハウスでしばし休息、再びミサキ・タクシーをコール。

　社内紅一点だという女性ドライバーの観光案内で東に一路、海岸線を「坂越」の集落へ。坂越の入り江にぽっかり浮かぶ天然記念物の「生島」は周囲１．６㌔。６００種の植物が繁茂という。廻船や漁業で豊かだった会所跡を中心に整備された町並みが北へ続く。秦河勝が祖神の大避（おおさけ）神社は来週が瀬戸内三大祭りの『海上渡御』で海上の生島お旅所の準備風景がよく見える。

　岬を回り、高知からの深層水を加工する赤穂化成を過ぎると昼食目当ての観光客が多い漁港に正午前到着。「海の駅・しおさい市場」シーフード・バーベキュー「くいどうらく」で早速バーベキューに挑戦。O、Nさん満喫。

　食後、車椅子を押してもらって坂越の入り江を中心街に進む。町並みも舗装もきれいに整備され完璧すぎるほどの出来。大避神社を経て１時半、会所跡到着。ここで駅までTAXIと思っていたら、Oさん電器屋に飛び込み駅への道を訊いてくれているらしい。さっきの会所跡資料館の女性も地図持参で追ってきてくれた。奥藤酒造郷土館など、風情ある町並み「坂越大道」が北へ続く。坂をエッチラ押し上がってもらう。木戸跡もきれいに整備され保存されている。カモメ満載の坂越大橋で千種川を越えると駅まで一直線。約一時間の道行き、いつもながらO,Nさんに感謝。おかげで街道歩きを満喫できました。　　駅に着くと、バーベキューでサザエの爆ぜて大騒ぎだった家族と再会。１４：１３坂越発の新快速に無事乗車でき、Oさんは明石で降車、Nさんに１５：３１芦屋１５；４０立花着まで介助を願い、TAXIで連れて帰ってもらい５時帰着。爆睡。

１０月３日（金）往診・赤穂旅行

　７時起床。絶好の秋晴れ２６℃。　１１時４５分、M医師、看護師と往診。発病後の経過、自分の心境、現況などレポート３枚提出、咳き込み多いことなどを報告後、診察。喘息の恐れはないとの診断。

　昼食を早幕で済ませ、尼崎駅へTAXIで送ってもらう。すでにOさん、Nさん出迎え。１４：０５発の播州赤穂行き新快速乗車。１５：３６着、３０数年前、週刊朝日に全面記事広告で幾度も往復した頃に比べ数段と垢抜けした町並み。車椅子を押してもらって城跡目指して町を行く。堀を挟んで東にロイヤルホテル着。チェックイン。壁一面に黒田征太郎のクレヨン画。ははあん、江坂S事務所の経営指導だったなこのホテルは。それでK氏の斡旋で黒田画伯の登場だったか。
　荷物を置いて城跡公園から大石神社へ車椅子を押してもらい散策。少々アナクロな四十七士の彫像と幟。それでも秋の夕暮れを堪能。会席料理の夕食だったが少し咳き込みが激しく、周囲に迷惑だったな。

●Iさんからアドレス変更通知にメールを入れたら、またご丁寧なメールを頂戴。これからもお元気で描いてくださいと、あった。

１０月２日（木）カンガルーの肉は嫌とBOB

●SIESTA前、元Y紙のKさんから電話で近況見舞い。

●BOBからメール。

『K夫妻の写真ありがとう。ほんとに若く見えるね、５７歳だって信じられへん。ところでアデレード・ユナイテッドの試合観たよ、ラッキーにもアデレードが鹿島に勝ったけどね。サッカーも豪ではポピュラーになりつつあるよ。豪のプロチームが大きな大会で勝つことも増えてきたしね。しかし、何といっても豪ルールのフットボール、ラグビー・リーグ、バスケットボール、クリケットの順だ。豪ルールのフットボールは観客が桁外れだよ。

　「カンガルーの肉だって」食べたことがあるよ。白状すればラムやビーフのほうがいいけどね。カンガルーはヘルシーで肥えないかもしれない。ティーンエージャーのころ、ホワイトクリフの叔父さんの羊牧場で夏休みを過ごし、よくカンガルー撃ちに出かけた。撃ったカンガルーは皮をなめして売ったんだ。いつもは皮をはいだカンガルーの肉は牧羊犬の餌だ。肉を取るのはよく見かけたけど、豪政府が薦めても、温暖化が進んでもカンガルーの肉を食べるのは真っ平だ。

　あと２時間あまりでバイクの旅に出かけるよ。パッキングも終わったし正午に友達と合流、まずはジェーミーの農場まで３時間、３３０㌔のツーリングだ。今日は予報では３２℃、ちょっと暑いかな。明日はややクールで１７～１９℃雨の予報で小さな町はそのまま通過。ビクター・ハーバーでは雨で１８℃らしいが。いずれにせよ、週末をエンジョイして戻ったらまた連絡するよ』

●甥のCから来信。

■７時半起床。今日も秋晴れ２６℃。　４時半公園へ。公園へ。鉄棒縋り歩き５回、スイマルク押し歩き１５分で公園事務所。歩くには絶好のコンディション、脚軽く公園事務所から花壇へ。花壇出口から凸凹道を噴水、西出口までまたスイマルク押し歩きを敢行。

１０月１日（水）秋晴れ・歩行快調！

●M紙編集制作センターS次長が本日付で「大阪本社地方部長」に昇進、オメデトウのメールは、ま、止めとこうか。折を見て。

●Iさんメールアドレス連絡あり。

●BOBへメール。OKさん夫妻来宅の写真を添えメール送信。アデレードで先月、鹿島アントラーズVSアデレード・ユナイテッドの試合がありスコア０：１で観衆16000だったこと、サッカーがいまや野球に次ぐポピュラー・スータスを獲得していること。今朝の豪紙でケビン・ラッド首相の温暖化対策アドバイザーロス・ガーナーが「オージーは地球温暖化対策にカンガルーの肉を食うべし」と主張しているが？Eat kangaroo to help combat climate change: Ross Garnau:と問いかけておいた。

●朝、難波の雑居ビル火災で１５人死亡。すぐ近くにオフィスのあるH君に見舞いのメール。返信あり、３００㍍の距離で明け方４時まで仕事をしていたがまったく気がつかず無事との返信。相変わらず宝塚歌劇のポスターをやっているが全体に不況をモロにかぶりつつあるらしい。「夢の浮橋」は３日の夕刊各紙に掲載、ラガールカードにもなるので見てほしい、と。

■７時半起床。やっと爽やかな秋晴れ、空が澄んで綺麗。冷気も一段落。　昼食後SIESTA。３時半、郵便物投函とリハビリ協会へ「車椅子ステッカー」発注の振り替え3400円＋120円を終えて公園へ。鉄棒縋り歩き５回、スイマルク押し歩き１５分で公園事務所。歩くには絶好のコンディション、脚軽く公園事務所から花壇へ。花壇出口から凸凹道を噴水、西出口までまたスイマルク押し歩きを敢行、快調だ！！