まや-NET

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日曜日, 6月 26, 2011

晴れときどき阿呆果 
NBAスーパースターも手がちじかむ?

 エンピツを落とす、筆がうまく扱えない、箸がうまく皿の上のものをつかめない、下着が思うように穿けない、シャツのボタンがかからない、床に落としたモノを拾えない、、、。手が微調整出来なくなって、はや4年。動かない手をしみじみ見るがいとおしい。
書き損ねたメモ用紙をゴミ箱に投げ入れるときに失敗して「くそッツ」と忘れている間はまだご愛嬌だったが、難病の診断が下って以来、日々進行する運動機能低下を、身をもって体感するのはちと、ツライし、寂しい。
TVは野球もサッカーもない月曜夜のNBA。プロバスケット全米一を決めるマイアミ・ヒートVSダラス・マーベリックス2勝3敗のあとの第6戦を観てたら、両チームとも看板の名手のシュートが皆目決まらない。マイアミの華麗な黒人レブロン・ジェームスも、ダラスの独逸人巨漢113㌢エース、ダーク・ノビツキーも普段なら100発百中が、可哀想なほどダメで失投ばかり。花形スターでも手が悴(かじか)む「プレッシャー」を感じるのかと当惑。結局ダラスが敵地で105:95でカップを取ったが。(6月13日)

ノブテルVS国民投票

 「イタリアは原発にさよならを言わなければならない」と、ベルルスコーニ敗北宣言が13日夜のTVで一報が報じられたばかりなのに「代弁者らしき人が日本に現れた。ジミントウのノブテル幹事長が、伊の選択を「あれだけ大きな事故があったので、集団ヒステリー状態になるのは心情としては分かる」と語った」とA紙コラム天声人語は伝える。他国の民意をヒステリー呼ばわりは失礼だが、言葉の先に日本の世論もあるなら、少し国民を侮っておられようと、論評。
ノブテルとKEIO来のポン友を唯一切り札にしている某社営業マンの軽薄な貌が浮かんだ。(6月16日)

難病の究明

 「難病併発の神経疾患発見 遺伝子も、iPSで研究」でと、今日の共同通信が伝える。何とか早く究明して欲しいが?未だ端緒、我がなきあとに開発されるか。
 我が持病・神経難病として知られる「脊髄小脳変性症」は小脳が萎縮して運動神経が奪われ、ついには寝たきりに症状が進行して、ついには呼吸も出来なくなる病気。同時に、ときどきわが身に起こる症状で筋肉がフリーズ(硬直)してしまう「筋萎縮性側索硬化症」(ALSという病名で、筋肉を動かす運動ニューロンの障害で全身の筋肉が動かなくなる)に似た症状が加わる。
この新たな疾患と原因遺伝子を京都大と岡山大のチームが発見し、16日付米科学誌電子版に発表したというニュース。京大iPS細胞研究所が、患者の細胞で人工多能性幹細胞(iPS細胞)を作製。チームの小泉昭夫京大教授は「iPS細胞から分化させた神経細胞を正常な人と比べてメカニズムを解明し、治療薬開発に役立てたい」と話す。
 チームは新たな疾患の患者の遺伝子「NOP56」の繰り返し配列が異常に増えてRNAとして蓄積し、不要な物質も大量に作られることが小脳障害の原因となることを解明。この配列の近くで遺伝子の働きを調整するマイクロRNAが細胞で減少、運動ニューロン障害を起こす可能性があるという。(共同)2011/06/17 01:02 (6月17日)

ローカル色満喫

 A紙の天声人語、Y紙の編集手帳、M紙の余録、N紙の「春秋」が薀蓄を競う一面コラムで日課のようにチェックを欠かさない。このところ、話の取っ掛かりはオモロイが下げの結論が政治ネタ振りでうんざり、過食気味だ。
ちょっと目先を変えて東京新聞「筆洗」や共同通信が中心で運営するNETメディア「47NEWS」は参加各紙の売り物コラムが日替わりで楽しむようになった。郷土の詩人や絵描きの話に始まり、季節の時差が手に取るように感じられ、やみつきになった。検索できるのは次のコラム、ゼヒアクセスをお勧めする。タイトルだけでもローカル元気の風が吹いてくる。どこかのガバナーみたいに「大都会ぼけ」しないために!(6月18日)
北海道新聞「卓上四季」河北新報「河北春秋」東奥日報「天地人」デーリー東北「天鐘」秋田魁新報「北斗星』山形新聞「談話室」岩手日報「風土計」福島民報「あぶくま抄」福島民友新聞「編集日記」下野新聞「雷鳴抄」茨城新聞「いばらき春秋」上毛新聞「三山春秋」千葉日報「忙人寸語」神奈川新聞「照明灯』山梨日日新聞「風林火山」信濃毎日新聞「斜面」新潟日報「日報抄」中日新聞「中日春秋」伊勢新聞「大観小観」静岡新聞「大自在」岐阜新聞「分水嶺」
北国新聞「時鐘」福井新聞「越山若水」京都新聞「凡語」
神戸新聞「正平調」奈良新聞「国原譜」紀伊民報「水鉄砲」中国新聞「天風録」日本海新聞「海潮音」山陰中央新報「明窓」山口新聞「四季風」四国新聞「一日一言」愛媛新聞「地軸」徳島新聞「鳴潮」高知新聞「小社会」西日本新聞「春秋」宮崎日日新聞「くろしお」長崎新聞「水や空」佐賀新聞「有明抄」熊本日日新聞「新生面」南日本新聞「南風録」琉球新報「金口木舌」沖縄タイムス「大弦小弦」

倣岸さについて

人のタイプを大きく二つに分けると、我儘とそれを我慢できる人の二種類だ、という説があるらしい。男女の組み合わせに歴然としていて、わがままなタイプは、わがままを押し通せる相手を見つけるのが実にうまい。
私自身、よくよく憑いているのか「倣岸だと思われ周囲から避ける人の多かった」人物の傍で働く機会が多々あった。彼らは一様に他者に攻撃的態度で接して、寸分の誤差をも許さないことが病的だった。
時を経てそれぞれが窓際的立場に追いやられて「小心モノ」の要素も兼ね備えていることが判明して、なあーんだと同情するときもあった。しかし、彼らに傷を負った人々は今もって癒えることがないだろう。
 ガバナー・ハシモトの謙虚さのない記者会見を時おり観て痛感する。ゴーガンはコンプレックスの裏返しではなかろうか。
保守丸出しのオッサンらが大阪維新の会というCMみたいな「モノ新しい徒党」を名のる。「大阪府の施設における国旗の掲揚及び教職員による国歌斉唱に関する条例」(君が代条例)と「議員定数を109から88に削減する条例」制定で独裁体制確立を目指す。
明治期の斎藤緑雨が吐いた「馬鹿が馬鹿を馬鹿だといえば、馬鹿が馬鹿を馬鹿だという。馬鹿で持ったる我が世なりけり」(『鵜飼』)。(6月19日)

虎の尾を踏んだ?

 「立ち入り禁止」にどう向き合うか?元天声人語氏(栗田亘)は新聞記者が取材制限の禁を犯さない御行儀よさを今朝の3紙連合NETコラムで自戒している。
週刊誌に掲載された佐野眞一の報告は、新聞やテレビ、ユーチューブの映像などでは想像できなかった事実を示す。住民をはじめ全員が立ち入り禁止とされた原発の半径20キロ圏内に、4月24日「逮捕されることも覚悟で」入ったドキュメントだ。取材した「覚悟」について佐野は〈原発事故に対する大メディアの報道に強い不信感を持ったからである。新聞もテレビもお上の言うことをよく聞き、立ち入り禁止区域がいまどうなっているかを伝える報道機関は皆無だった〉と書いている。
 自分が経てきた社会部発記事にばかり注文を付けた形だが、政治部発にも一言したい。
 6月18日朝日新聞のコラムで星浩編集委員が、菅首相が周辺に漏らした話を紹介している。「浜岡原発の運転停止を求めて以降の私に対する攻撃は、経験したことのない異常な激しさだ」というのである。
 側近の解説が付されていて「浜岡の停止要請と前後して、菅首相は脱原発のエネルギー政策を打ち出すと明言した。さらに電力会社が嫌う発送電分離にも前向きだ。枝野幸男官房長官は東京電力に出資している銀行の債権放棄に触れた。一連の動きが、電力会社や財界、自民党の神経を逆なでした。原子力の既得権益グループの『虎の尾』を踏んだのかもしれない」と続く。
 虎の尾話は、私も何度か(踏んだのかもしれない、ではなく、踏んだ、と断定調で)聞いたが、新聞でまとまった形で読んだ記憶はほとんどない。
 きわめてありそうな話だ。細部をもっと読みたい。
 ちなみに同じ18日の東京新聞特報面は、原発推進を労使一体で掲げ、民主党に「票とカネ」を提供する電力総連のリポートを載せている。この記事に限らず、同紙特報面は新聞の中では際だって原発をめぐるあれこれを詳報していて、栗田は多いに参考しているという。(6月20日)

ホモサピエンスだから

いきなり著者が「四万年前の旧石器人に時間旅行のチケットを握らせ、二一世紀に連れてきたとしよう。先史社会の頭脳は、現代社会の複雑さにまったくついていけないのだろうか。おそらく、最初のひと月ぐらいは、どうにもとまどうのかもしれない。しかし、あっという間に右手の石斧(おの)を携帯電話に持ち替え、新しくできた恋人と将来の約束を語っているにちがいない。なぜなら彼らは、私たちと同じホモ・サピエンスなのだから。」と顔を出す。
 こんな大事なことになぜ今まで気づかなかったのだろう?同じ人間なのだ。人間が使うようにできている携帯電話が使えないはずがない。人間とは知的適応の存在である。と、堤隆・著『列島の考古学 旧石器時代』(河出書房新社)池澤夏樹が今朝のM紙で評する。こんな書評なら、実物を手にしたい想いが迫ってくるぞ!(6月21日)

夏至だ!

 夏至だ、北海道新聞コラム「卓上四季」に細胞生物学者で歌人、永田和宏・裕子夫妻の話題を取り上げ、偶然にも愛媛新聞「地軸」は夫のエッセー集「もうすぐ夏至だ」上梓を取り上げた。
昨年亡くなった妻で歌人の裕子への思いを歌った「一日が過ぎれば一日減つてゆく君との時間 もうすぐ夏至だ」と、裕子の最後の「手をのべてあなたとあなたに触れたきに息が足りないこの世の息が」の相聞歌を紹介。抜き差しならない切実な夫婦の日々に、夏至が内包する寂寥が重なるという。
上毛新聞「三山春秋」は「六月(みなづき)のころ、あやしき家に夕顔の白く見えて、蚊遣火(かやりび)ふすぶるもあはれなり」と、エクササイズ中でも我が顔面にたかり疎ましい蚊の存在をクローズアップ。昔は蚊遣火をたき、煙でいぶして追い払った蚊取り線香が登場したのは1890(明治23)年。初めは棒状だったが、折れやすく燃焼時間も短かったため、1902(同35)年におなじみの渦巻き型が発売され、今に至っていると、わがケン公法師を夏至の短夜に取り上げた。(6月22日)

惨い思い出

 「毎年6月23日になると、思い出す人がいる」と東京新聞コラム筆洗氏は書き出す。
沖縄戦を戦った元陸軍伍長の近藤一さん封印した体験談だ。所属大隊約千二百人の九割以上が戦死▼戦闘に巻き込まれた住民や兵士のちぎれた頭や手足があちこちに散らばり、部隊壊滅後の「万歳突撃」に失敗して捕虜に▼住民を壕から追い出したり、虐殺したりした日本兵がいたとは信じられなかった。「すべての兵士が悪かったのではない」と定年後、体験を語り始めた。「捨て石」にされた怒りを口にすると、自らの体験を直視せざるを得なくなった。中国大陸で何をしてきたのか▼初年兵がまず命じられたのは、中国人を銃剣で刺し殺す訓練だ。十人並ばせ、小銃一発で何人貫通するか試したこともある。銃剣で妊婦の腹を切り裂く。老人の耳をそぎ落とす…。部隊は残虐行為を繰り返した▼戦争の犠牲者はいつも民衆。中国も沖縄も同じだった。「私たちが中国でしてきたことが沖縄で起きていた。地獄だった。沖縄で虫けらのように殺された兵隊が中国では人間とは思えんことをやっていた」と告白。きょう沖縄慰霊の日。
幼時、近所にいた一歳上のKOH君は隻眼だが乱暴者で通っていた。祖母と長い間二人暮らしだったが裕福そうに見えた。憲兵をしていた父親が中国から二人の元へ帰ってきたのはK君の中学入学時だった。父親の留守中、箪笥からこっそり持ち出し盗み見したアルバムに中国人の首切りや柳に吊るされた生首の写真をあまりにも衝撃的で、二人の秘密だった。その後K君の消息も写真の行く方も知りようがない。もっとも、帰郷した父親の股間は「ろうそく×××」とか近隣ではもっぱらの評判だったが。(6月23日記)

ゼニと塵は積もるほど汚い

モヒカン刈り、黒のTシャツには粉飾決算事件で摘発された企業名など。旅行にでも出掛けるような晴れやかさ。「人生をリセットして帰ってきたい」「ダイエットでもしてくる」とのたまう。ライブドア粉飾決算事件で5年前に逮捕、裁判で実刑確定、収監のため東京高検に数日前に出頭したホリエ某のあっけらかんとした表情。
 株式分割で個人株主を膨らませて市場から資金調達し、敵対的な企業買収で事業拡大させた。あのころ在籍したOLまでが乗り遅れまいと同社株を買ったことを吹聴していた。市場万能主義の挫折や金融危機の影響で、「会社は株主のもの」との主張は急速にしぼんで、OLの会社も無くなった。事件を契機に新興市場も信頼を失う一方で、あのころ上場を公言していたベンチャー企業もそれを実現できずにいる。
 だから言ったじゃない!不労所得に手を染めるな!ゼニと塵は積もるほど汚い!
そんなこといってたら、ジャパンタイムスが共同配信でフォーブスアジア版が今年のフィランソロピスト48にアンドー・タダオ、サジ・ノブタダ、ソン・マサヨシ、ヤナイ・タダシが選ばれたと。
Four Japanese make Forbes list of top givers
Kyodo
SINGAPORE — Four Japanese tycoons have been named by Forbes Asia to its list of Asia's top 48 philanthropists this year, the business magazine said Thursday.
They are architect Tadao Ando, Suntory Chairman Nobutada Saji, Softbank Chairman Masayoshi Son and Fast Retailing Chairman Tadashi Yanai.
Forbes Asia said the March 11 calamity "has weighed heavily on the minds of Japanese billionaires."
(6月24日)

木曜日, 6月 23, 2011







6月22日(水)クシャミで腹筋フリーズ!

6時、全身脱力感で覚醒。7時起床、BEDで朝刊。本日夏至!雨降らず、蒸し暑い。
9時前、公園へ。鉄棒ではI翁が最終段階。挨拶して伝い歩き始めたが、バランス悪く後方に引っ張られる感じ、しきり。いつものようにリズムとれず、片手でバランスは無理。両手で鉄棒に掴まりながら、どうにか伝い歩き4周。車椅子押し歩きはとても無理!花壇に連れてもらうが風なく蒸せるので、木立のベンチで休憩。
帰宅して汗拭い&着替えさせてもらい、今日も足枷外す!
昼食後、3時前まで午睡。起きてローマの雨景を描いてみる。
夕刻入浴。夜、世界街歩きでキーウェスト。この地生まれをCONC(法螺貝のような)、移住者をFRESH WATER CONCという、ヘー!?TVを観ていたらクシャミ、腹筋全体がフリーズ!しばらく動かれない。


6月21日(火)ヒラリー・スワンク?

5時半、全身脱力感&指関節疼痛で覚醒。7時起床、BEDで朝刊。
市民検診を終えた家人が10時半、蒸し暑い公園へ。噴水池を清掃中のKさんが手を振る。Uさんがもう予定終了でベンチに。靴を脱ぎ素足で憩うので「気持ちよさそう」といったら「足裏の皮膚がまだ痛い」と労災火傷の傷跡癒えぬ風。鉄棒脇に頚椎損傷オジサン団欒中、挨拶。冠水した個所を手で掻い出してもらって伝い歩き4周、車椅子押しにかかるが思うように脚が上がらない。一旦休憩したが3ブロックで断念。
 帰宅して汗拭い&着替えさせてもらう。重錘を外して日を過ごすが、夕方入浴時に未だなお痕がくっきり。
 午睡をずらしてBSジェームズ・リプトンのアクターズ・スタジオ・インタビュー「ヒラリー・スワンク自らを語る」を観る。アカデミー主演女優賞を2度受賞という輝かしい経歴を持つヒラリー・スワンク。ドイツ系の名前の由来、8割方スペイン系の血筋だと自己紹介。女優を志し、所持金わずか75ドルで母親とカリフォルニアへ移り、一日一食デニーズの1$99ランチを母と分け合ったなど苦労話。性同一性障害女性の実話を描いた「ボーイズ・ドント・クライ」では、ふだんから股間に靴下を入れて男装するなど、徹底した役作りで臨んだと涙で語る。「ミリオンダラー・ベイビー」では、監督のイーストウッドと話をしただけで出演が決まったという爆笑エピソードを披露。観終わってやおら午睡。3時過ぎまで、起きて制作。
 N君から経過報告メール。
 夜、髭を剃ってみるが立位保持苦しい!

6月20日(月)指関節疼痛!

 6時前、両腕の脱力感で覚醒。蒸し暑い降雨。7時半起床、BEDで朝刊。
 終日雨でEXERCISEできず、今日も身軽になるための整理。額を壁の隙間に落とす!大変タイヘン!
 午睡時、右手第4指関節に疼痛!モノを整理するも定規に手が定まらぬ、カッターナイフがスムーズに走らない!いずれもスタビライザー機能喪失か?
 深夜、雷光&雷鳴に思わず覚醒。ちょうど藤沢周平の朗読終了時。

6月19日(日)身軽になるために

 6時前、両脚硬直&両腕脱力感で覚醒。6時起床、BEDで朝刊。今にも降りそうなどんより曇天。アジサイ撮りによい曇天、1週間は降雨の予報、入院にも好機だとFさんを慰めようか?
 9時過ぎ、公園へ。鉄棒ではI翁が伝い歩き中、混ぜてもらって4周。I翁「昨日、地域包括支援センターから連絡あって委細21日面談とのこと」と。よかったよかった!車椅子押し汗まみれになって4ブロック。帰宅して体拭い&着替えさせてもらう。
 愚息から父の日を忘れていない旨メール。
 昼食後、午睡3時前まで。その後「身軽になるための創作資料」を整理。ついでに西宮北口にある阪急系の葬儀会館Eに入会申込書請求をNETで依頼。

6月18日(土)BOBに返信

 6時、今朝も両腕脱力感で覚醒。雨!6時半起床、BEDで朝刊。
 雨でエクササイズ不能。自室掃除してもらい11時半、グロッサリー買出しに連れてもらい、メキシコ産アップルマンゴーを。
CLIPPING、BOBへの返信の英文チェック。
 午睡3時前まで、起きてBOBへ写真添えて送信。主治医3カ月検診結果や小学校同窓会で計1135歳が集合したことなど英文2枚+写真6枚。
 3時半、娘夫婦がケーキ持参来る。珈琲ブレークを一緒に。
 就寝時、ラジオで五木の親鸞朗読を聞きながら。
 

6月17日(金)Fさん入院!
 
 犬とトイレで隣り合わせたヘンな夢。6時半、今朝も両肩に猛烈な脱力感で覚醒、起床、BEDで朝刊。曇天。
 9時、公園へ。鉄棒では先着の80翁、伝い歩き中。翁が介護保険認定が「要介護3」で来たと、家人に話し、どうしたもんか?と相談が。ケママネMさんにその場で電話。地域包括支援センターに連絡とってもらうことが出来た。身元も武庫町2丁目のIさん80歳と自己紹介される。その間にこちとら4周終了、車椅子押し歩きにかかったが不調、3ブロックで断念!今朝起きてから動きがどうも苦しかったが。池畔に連れてもらい、見物人多数のカルガモ親子見物。メモ帳にスケッチしていたら脳梗塞3回おじさんが歩行器押して通り過ぎたのでエール送る。コリー夫妻が挨拶してスケッチ覗き込み「頑張ってくださいね」と。
 10時半、帰宅。メールチェックしたらFさんから入院のメール。FさんのBLOGに更新がないと書き込んだおいた,返信がこれ!
 3時過ぎまで午睡。
 BOBに返信英作始める。
 夜、また入浴、シンドイ。歯磨きで歯ブラシ落とす!握力無く微調整できず!


6月16日(木)自利利他

 両肩に猛烈な脱力感、覚醒。6時起床、BEDで朝刊。本日は皆既月食の日ながら雨模様。First total lunar eclipse of 2011 Watch02:02とBBC.
 終日雨、エクササイズできず。
 昼食後午睡3時まで。資料整理。
 クレヨン&色鉛筆で「自利利他」描いてみる。自由の利かない「手の動くまま」これもよし!
自利利他は自ら利を得ることが自利、他人が利を得ることが利他といい、両面を兼ね備えることが大乗仏教の理想とされる。
菩薩が上求菩提・下化衆生(じょうくぼだい・げけしゅじょう)上には自利のために菩提を求め、下には利他のために衆生を導くこと実践し、仏が受用身において自受用・他受用の両面を兼ね備えるのも大乗仏教の理想を示す。
 N君からメール。

木曜日, 6月 16, 2011










▲BOBからの写真①マシュー、メリディス(BOBのヨメハン)、アンドリュー ②BOBとゲーリー、タイで、その他もタイで


6月15日(水)今日も無常の風が

覚醒前、東京Wプロの映像担当Y君と大阪の元デザイナーH君が地下の空き部屋で石を掘り起こし中。Y君が酒屋へ飲み物をピックアップに行った、これは何を暗示する夢か?本日6・15記念日、1960年国会突入から51年目。
6時起床、BEDで朝刊。晴れている、朝食時盛んにツバメの飛来見る。上空を大型水鳥が北へ、鵜か?
8時半、公園へ。鉄棒で80翁がもう休息中。伝い歩き4周、「昨日は通院で来れなかった」と伝える。車椅子押し4ブロック、終って花壇経由木立で一服。最近スタッフになった係員近付いて来て挨拶。メモ帳見て「絵を描いてはるんですか、手のリハビリに。頑張ってください」と。
 昼食後、NHKTVで田中好子さんの追悼番組観る。元気な表情や鶴太郎に教授された「お絵描き」のことなど。番組で紹介されたカレンダーは毎日DESKから見つめている。午睡3時前まで。
 買物帰りの家人がショックな報告。旧団地の同じ階段から引っ越した9Fの元銀行勤めのKさん(85歳)が5月6日に亡くなっていたと。春先はまだ自転車で買物に出向いておられたが、、。身近な人だっただけに、ショック&瞑目!無常の風が今日も吹く。兼好法師が曰く「人はただ、無常の身に迫りぬる琴を心にひしとかけて、束の間も忘るまじきなり。」49段

6月14日(火)小脳劣化VSポジティブ暮らし

 3時、両腕の脱力感で覚醒。6時起床、通院の身支度。
 8時半、婿殿が出迎え。名神尼崎から阪神高速扇町経由、9時過ぎ病院到着渋滞なくスイスイだった。受付後、10時過ぎまで待機。前回入院時担当だったK先生ほか6名の脳外科医師退職の張り紙が気になる

 10時過ぎ、診察室へ。Sドクターにレポートを提出、読んでもらう。徐々に機能低下し、日課のエクササイズを何とかこなして、退屈することなく日を送っていることを伝える。「病気が病気だから、消極的にならずにうまくビョウキと付き合っている。介助の奥さんは大変でしょうが」と先ずはねぎらい。「小脳細胞の劣化進行は仕方がなく、今後も症状進行は止むを得ないが、頑張ってこのままのペースで体を動かすように努めてください!暑くなる季節だから、くれぐれも気をつけてね」と励まされ診察終了、10時15分。

 11時、薬局の薬も終わって、病院発、福島RPから阪神高速豊中南RPへ降り、走井から飛行場地下道から伊丹の娘宅へ寄って、同乗。171号のトンカツ屋「かつ甚」で昼食。カツどんに満腹!帰宅1時過ぎ、爆睡3時過ぎまで。
 N君から近況メール。激励の返信。

6月13日(月)BOBカレッジ理事長再選

 7時前起床、夜来の雨上がる。新聞休刊日。
 8時半、公園へ。タイサンボクが今日も凛々しい。南ゲートそばで花屋さん親子に出会い、手を振る。  鉄棒ではすでに80歳翁が伝い歩き中、挨拶をして加わって4周、車椅子押し4ブロック。9時半帰宅、汗を拭ってもらい着替え&両肩の湿布してもらう。
 昼食後、1時半まで午睡。BLOGをUP。今月初め近況をもらっていたNさんに近況返信。
 ピースボートのOHさんからエジプト到着の来信。何と5月17日付けだ。


 もとY紙記者で石橋在のKさんから電話、何とか電話応対に。夙川の義妹さん宅で柿がたわわに実をつけたから秋に届けるとの元気な声!


 夕刻、BOBから3週間ぶりのメール、ロビンソンカレッジの理事長選に4期連続当選とのこと、先ずはコングラチレーション!!!!
 Greetings Kohsuke2011年6月13日 月曜日 午後4:05 
 『ハーイKOHSUKE、前のメール以来すっかりご無沙汰。ここ数週間は市議会やカレッジのミーティングで大忙しだったんだ。喜ばしいことにロビンソンカレッジの理事長に再選された、これで4期連続だ!
キミのこの前のメールと添付の写真でキミが友達や娘さん夫婦と元気に外出を楽しんでいる様子を見て嬉しかったよ。キミのアートワーク、親子連れのカモ、興味ある友達たち、公園の綺麗な花もよかったよ。キミの症状が依然、第2段階(要介護)を保っている報告を聞いて、エクササイズも絵を描くことも、家族や友達との遠出もすべてキミの積極的な行動がそうさせているんだと、はっきり表情からもうかがえるよ!!!!
 キミンちがだんだん暑くなるのに、当地ブロークンヒルはここ2週間は恐ろしかったよ。なにせ曇りがちで11~16℃、冷たい風も吹いて不愉快極まりない。このところ10日間はそんなふうで、今日は14℃、ただいま3時45分で16℃、表で動くにはいいかも知れないがね。メリディスと私は東北日本の放射能漏れのレポートを聞いて、政府や電力会社認めるように最悪な災害だと思ってる。3万人もの犠牲者が出るなんてオーストラリアでは考えられないよね。犠牲者が多い上、多数の被災者のコミュニティーが崩壊し、あまつさえ破産の危機に直面しているなんて。にもかかわらず日本人はこの災害を乗り越えて復興にかける過程は驚嘆に値する。かつてのKOBE大震災を何年もかけて乗り越えたように日本人は強い弾性があると感じているよ。今夜、私たちは最も被害を受けた被災地復興の過程をフォローしている番組を見ようと思ってるんだ。
 アンドリューは息子マシュー、半年振り二度目滞在の嬉しいサプライズを楽しんでいる。ダーリン河上流40㌔のメニンディーの堤でキャンプ、満天の星を仰いで凍える夜に何と魚釣りやヤビヤビ採りだなんて!私たちは15年前に母親に付き従ってきた彼にほんの数分間しか逢えなかったんだ。マシューは25歳になって自分の意思でブロークンヒル再訪を決めてやって来たんだ。いまやリッパに成長、社会に役立つ人間になったけれど、少しアスペルガー症候群の影響で行動が不自由なんだ。父親アンドリューと2週間のパラダイスを楽しんで母と祖父母たちのところへ帰る予定だ。彼が働いて居住していたヨルダンの裕福な家庭の25歳になる娘さんが、マシューと結婚したがって3年も経てば一緒になる約束なんだ。
 アンドリューは相変わらず遅くまでハードに働いている。オーストラリアでは住宅ローン利息上下に敏感で誰もが経済の行く先に慎重なんだ。ここ数週間はベリンダの連れ娘宅の大きな離れを立てるの忙しそうだ。ジェーミーも相変わらず忙しそうにやってるよ。ここんところは作付けに忙しい。作付け前の2週間に雨を待ち望んでいるのに少し降ったきりで皆無なんだ。私も多忙でこの6週間はジェーミー&アリソン農場に行けてないんだ。メリディスも数日でもいいから彼らと過ごすことを楽しみにしてるんだがね。まあ、今回お知らせすることはそんなところだよ。こちらは皆OKだが、少し老いぼれてゆとりがなくなった。
 では次まで、テーク・ケアにね。タイの写真も添付するよ。もし前回送ったもの重複だったらごめんね。愛とご多幸をキミとまやご一統の皆さんに!敬具 ダチ公のBOBからXXXXXXX(チョメチョメ印し)』
 

 夜、髭剃り。TVは伊ベルルスコーニの原発導入「国民投票敗北宣言」を一報する。

月曜日, 6月 13, 2011




▲スケッチ帳から6月10日、12日


晴れときどき阿呆果 やっとデモ

 昨日、珍しく日本のデモ風景をTVニュースで視た。6月11日が「世界同時反原発デー」だという。東京ほか被災地フクシマや奄美のデモも伝えている。ローマからは原発の是非を問うイタリアの国民投票を成功させようとポポロ広場に集った「原子力を止めるための投票委員会(CONTITATO VOTA SI PER IL NUCLERE)」主催のデモの様子が映された。伊では12、13日に実施されるが、成立は投票率が50%に達しないと無効になり、微妙な情勢。首相ベルルスコーニがニラミを効かすメディア業界は、日本同様、「国民投票」を大きく取り上げない。
そんな今日の昼前、共同通信は「関電株主、原発からの撤退を 総会に提案」を伝える。
 関西電力の株主124人が、同社に原発からの撤退を求めるといった計7議案を、29日に大阪市で開かれる株主総会に提案したことが12日分かった。関電の取締役会は反対を表明。株主124人は東京電力福島第1原発事故などを受け、「放射能の処理ができない原発はやめる」と定款を変更を提案。原発から撤退するまで役員報酬を支払停止も求めている。別の株主36人も「原発から自然エネルギー発電への転換を宣言する」ことを求める10議案を提案。関電の取締役会はこちらにも反対している。06/12 11:14 共同通信
 「よくいえば自由奔放。悪くいえば無秩序。数千人の参加者が東京・新宿の繁華街を練り歩いた反原発デモは、数百人もの警察官が物々しく取り囲む中、アンプとスピーカーを積んだサウンドカーが大音量で演奏して先導するお祭りのような騒ぎだった▼東京や名古屋をはじめ、全国各地できのう、反原発を訴えるデモがあった。労組が前面に出る従来型だけでなく、ネットを通じて自然に集まった若者たちが、思い思いに声を上げるスタイルに新しい時代の風を感じる」と東京新聞コラム筆洗6月12日は伝える。
 ああ、6・15間近!あの60年から70年のデモの日々が懐かしいゾ! (6月12日)



 東京新聞ついでに、同紙特報は超党派議連発足の狙いは 「地下原発」は菅降ろし?(6月10日)深刻な大震災や福島第一原発事故のさなかに国民をあきれさせた菅直人内閣の不信任騒動。その渦中の先月31日、超党派による「地下式原子力発電所政策推進議連」が発足した。「脱原発」の逆風が吹き付ける原発を臨海部の山の地下に造って進めようという動きだ。だが主要メンバーを見ると、「菅降ろし」を画策してきた首相経験者も名を連ねる。地下原発議連の狙いとは。(佐藤圭、篠ケ瀬祐司) 

晴れときどき阿呆果 佐渡 裕の「音ヲ楽シメ」

ラジオで「五木寛之の親鸞」の朗読を聴く予定をBSの「情熱のタクト~指揮者・佐渡裕ベルリンフィルへの挑戦~」視る。佐渡が今年5月世界最高峰のオケの一つ「ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団」の指揮台に立つまでの3か月間ドキュメント。小学校の卒業文集に書いた夢をかなえた道のりを紹介。音大でフルート奏者、ふとしたきっかけで京都の女子高のブラバンを指揮、その醍醐味を十分満喫し、メンバーもノッタが、結果は意外の銅賞。演奏を「楽しむ」ことと業界評価に乖離あることを自覚。タングルウッド音楽祭でバーンスタインと知り合い2年間弟子に。
その後、オファーのある演奏会はすべて引き受け腕を磨く。ベルリンフィルのオファーに応え、16分音符の解釈から一つずつ演奏者とリハする過程などを克明に表情を捉え見飽きない。
「モノクロの世界に例え、白黒のピアニッシモの演奏を管楽器奏者に」伝えるなど6時間のリハで「音ヲ楽シミ」いつくしむ佐渡の姿勢はオケメンバーに浸透していく。
 ショスタコーヴィチの交響曲第5番 ニ短調第4楽章さわりが流れたが圧巻!!武満徹の「フロム・ミー・フローズ・ホワット・ユー・コール・タイム」を聴き終ってほぼ居眠り状態、深夜のショスターコヴィチまでは届かなかった、無念。(6月11日)

晴れときどき阿呆果 ヤラセ節電?

 「原子力産業と労働者『フクシマ50』の真実」と題する講演の報道が今朝のJANJANニュースに出ていた。
四日市はじめ日本各地の環境破壊・公害現場を45年間、追い続けた写真家、樋口健二の5月3日、フリーター全般労働組合主催の概要を伝える。
 樋口は原発問題も取材してきて、地震の多い日本の原発事故を憂慮、電力会社に対して警告を呈し続けたが、大震災が起こるまで「最高の土木工学技術に基づき、設計されているから大丈夫」と自信満々、ケンもホロロだったという。大震災後「想定外の津波に襲われて事故となった」との言い訳に、怒り心頭、そんなことで人間が守れるわけがないと怒る。樋口は津波以前の地震直後、パイプが破損していたと言い、テレビ出演で「安全」を強調する東大などの一連の御用学者を排除して正しい情報をと。
 節電問題も4月6日付け日刊ゲンダイ記事など、計画停電はヤラセだという報道に同調する。巨大な原子力利権が絡み、海外市場で儲けるために仕組まれたと言う。07年の中越地震により7基の原発がすべて停止したが計画停電なんてなかったと主張。猛暑が予想される中、むやみやたらと電気を浪費するライフスタイルを改めようと発言、「女性自身」「女性セブン」「週刊女性」などの女性誌が、樋口に取材を申し出る状況に驚きを隠せないようだったと、講演を聴いたJANJAN読者が伝える。そういえばガバナー橋下も関電の15%節電にクレームを唱えているが?(6月11日)

晴れときどき阿呆果 ハルキにカタルーニャ賞だが、A紙に見当たらぬ

 スペイン、カタルーニャ自治州政府は人文科学分野で国際的に活躍した「カタルーニャ国際賞」を、村上春樹に授与、現地州政府庁舎で授賞式が行われた。地元メディアによると(*NHKニュースはこう伝えるが?共同はロイター電としている)、村上は9日、受賞スピーチの中で東京電力福島第一原子力発電所の事故について触れ、広島と長崎に原爆を投下され被爆国となった日本にとって「核への反対を続けるべきだった」と述べたという。さらに、原発事故は2回目の核の悲劇と指摘、「今回は私たちみずから自分たちの生活を破壊してしまった」ことに言及。また、震災後の日本が復興に向けて進んでいくと訴え、被災者支援に賞金の8万ユーロ(日本円にしておよそ930万円)を寄付する意向を示した。同賞は過去にノーベル平和賞も受賞したアウン・サン・スー・チーや文化人類学者のクロード・レヴィ=ストロースが受賞している。
 東京新聞は【バルセロナ共同】で村上春樹がカタルーニャ国際賞の授賞式で行ったスピーチ要旨を伝え、Y紙は村上春樹さん「原子力、拒否すべきだった」とパリ支局発記事で。M紙は村上春樹さん:カタルーニャ賞で「核に対するノー」演説とスピーチ原稿全文を併載。NHKは「村上春樹氏 被爆国日本は核反対を」と伝え、賞金8万ユーロ寄付意向を報じ、共同は「47NEWS 共同ニュースで「核への「ノー」貫くべきだった 村上春樹氏がスピーチ」とスピーチ全文も。
 ジャパンタイムスもNovelist Murakami slams nuclear policy(原子力政策を非難)と掲載。
検索できる電子版メディアはすべてチェックしたが、A紙だけが無い!これはどうしてか?


 スピーチ要旨はつぎのとおり(東京新聞電子版)、各紙がどう伝えたか参考になる。
一、東日本大震災で全ての日本人は激しいショックを受けた。今なおたじろぎ、無力感を抱いている。
一、だが、われわれは精神を再編成し、復興に向けて立ち上がっていくだろう。われわれはそうやって長い歴史を生き抜いてきた。
一、日本は唯一核爆弾を投下された国だ。放射能が世界や人間の身にどれほど深い傷痕を残すか、われわれは被爆者の犠牲の上に学んだ。
一、福島第1原発事故は日本人が体験する2度目の大きな核の被害だが、今回は爆弾を落とされたわけではない。自らの手で過ちを犯した。
一、理由は「効率」だ。原子炉は効率が良い発電システムだと電力会社が主張し、政府も国策として推進した。
一、地震国の日本は世界第3の原発大国となり、原発に疑問を呈する人には「非現実的な夢想家」というレッテルが貼られた。
一、だが原発は今、無残な状態に陥った。原発推進派の「現実」とは「便宜」にすぎなかった。論理をすり替えていたのだ。
一、(福島事故は)すり替えを許してきた日本人の倫理と規範の敗北でもある。われわれは自らも告発しなければならない。
一、日本人は核に対する「ノー」を叫び続けるべきだった。技術力を結集し、持てる叡智を結集し、社会資本を注ぎ込み、原発に代わる有効なエネルギー開発を国家レベルで追求すべきだった。それが、広島、長崎の犠牲者に対する、集合的責任の取り方となったはずだ。
一、損なわれた倫理や規範は簡単に修復できないが、それはわれわれ全員の仕事だ。新しい倫理や規範と、新しい言葉を連結させなくてはならない。
一、夢を見ることを恐れてはならない。「効率」や「便宜」という名前を持つ災厄の犬たちに追い付かせてはならない。われわれは力強い足取りで前に進んでいく「非現実的な夢想家」でなくてはならない。
(6月10日)

6月12日(日)ハルキ09年の受賞演舌

両肩痛みで煩悶、6時前、覚醒。7時、両肩の消炎湿布を張ってもらい起床。雨模様。
8時半、公園へ。タイサンボクが目に入る。鉄棒では80歳翁がストレッチ中。挨拶後、虫除けをスプレーしてもらって伝い歩き4周、 車椅子押し4ブロック。終って花壇へ連れてもらい、池畔を廻り、タイサンボクが4本花をイッパイ付けているのを見て10時帰宅。汗を拭いて着替えさせてもらう。CLIPPING。
昼食後降雨。午睡は3時過ぎまで。共同通信のHPに村上春樹のサヨクから受賞辞退の勧告もあったエレサレム賞受賞スピーチ09年2月(英文も)原文があったのでチェック、熟読。「嘘を紡ぐ作家としてここに出席しました」読ませるなあ!

6月11日(土)7月旅行は奈良へ

明け方激しい雨で覚醒。二度寝して9時起床。
村上春樹関連CLIPPINGなど。
午睡3時半まで、起きて珈琲ブレーク中にOさんから電話。7月16日奈良一泊旅行計画をメール入れてくれたとのこと。マイドに感謝感謝!!


6月10日(金)ホームドクター往診

夢を忘失。7時起床、BEDで朝刊。曇天で蒸し暑い。
9時、公園へ。西ゲートを入ったところで、1丁目の90歳超のご隠居に遭遇「元気でガンバッとるかな」と声かけられ、応える。鉄棒では80歳翁がストレッチ中、挨拶して伝い歩き4周。いつも南ゲートで立っている耶曾教普及員のオジサンが翁に話しかけに来ている(公園に連れてきている介助者が息子で、若いが仕事に就いていないなど、漏れてくる)。車椅子押し歩き始めるが、日陰の東コースは傾斜が逆でバランス保てず、途中で元のコースに変更したらリズムが戻った。微妙な傾斜にも体は安定保てない!ともかく4ブロック終了。終って花壇に連れてもらう。家人がウォーキングの間、一服してスケッチ。公園スズメ長老が「ひとりで歩くのは無理か?」と通り過ぎる。黒白鮮やかなセキレイ近くに来て留まる。池畔にもつれてもらう。幼稚園組みが挨拶して通り過ぎる。タイサンボクが2本が見事に全体に花を、アジサイも元気にそろう。11時、帰宅して汗を拭ってもらい着替えさせてもらう。
 昼食後、2時まで午睡して往診に備える。3時、W先生とナースが往診に来宅。雨が降り出したらしい。レポを詠んでもらい大過ないことを伝える。血圧149-98と高い、体内酸素は97%。触診、聴診器とも異常はない。脚の挙げ下げをチェックしてもらい、機能低下は仕方がないことだと自覚している旨、伝える。痰きりムコダインを粉末タイプに換えてもらうこと、湿布は処方了承。「機能は落ちても、くれぐれも誤嚥をしないように!体温がバロメータだから熱が出たらすぐに連絡を」と。5時、家人に処方箋&薬を駅前のわたなべクリニックへ引き取り行ってもらう。

6月9日(木)枇杷初物を食す
 
 明け方の夢:幼い息子と汽車に乗っていて、車窓から海が見える。場面変わって田んぼの真ん中、石仏がいくつも並び、一軒の農家の庭先でそれを見ている?5時半、覚醒。
 7時起床、BEDで朝刊。
 9時、家人がD夫人の葬儀参列のため、コンビニ⑦&⑪へ昼食を仕入れに連れてもらう。公園エクササイズはなし。
CLIPPINGをして、BLOGをUP。昼食をソロで、マーガリン+アンパン+珈琲。終って、ドクター宛レポ作成、プリントアウト。

ホームドクターW 先生へ
 お世話になります。前5月13日の往診頂いて以降は次の通りで、お陰さまで体調は安定しています。来週14日には北野病院神経内科で3カ月定期診察を受診します。
日課のエクササイズを続けています
隣接の西武庫公園で、S字型鉄棒(約12㍍)を伝い歩きする運動を4周して15分、車椅子を押して児童交通安全教室の舗装路約100㍍を15分歩く運動を、毎日続けています。近ごろは運動機能が低下して柔軟さやリズム感を失い、時には右脚があがらず、身体のあちこちが硬直することもあります。先月もお伝えしたように、歩行器代わりに使っていた車椅子も、自宅内で乗ったまま過ごすようになりました。
日常生活でも、両腕が基本で動くために肩に負担がかかり、就寝時や起床時に脱力感や胸に圧迫感をしばしば感じるようになりました。たまたま家にあった湿布を貼ってもらうと和らぐように感じました。現在、処方して頂いているムコダインやソプランOD錠と併せて「消炎湿布薬」も処方頂ければ幸いです。ムコダインは粒が大きく呑み込み辛いので、もし粉末タイプがあればそちらを処方くだされば助かります。
誤嚥の頻度もあいかわらず週二、三度ですがパニックにならずに対処できています。
暑くなる季節ですが、外出機会も積極的に!水分摂取と発汗による汗疹に十分注意したいと思います。手の不器用さには「出来ることは自分で」と、言い聞かせています。
以上、近況です。どうぞ、よろしくご指導くださるようお願い申し上げます

                  
夕食後デザートに枇杷初物を食す。

木曜日, 6月 09, 2011

▲綾部・私市古墳「古き墳、多くは少年の人」か?

晴れときどき阿呆果 下世話なハナシ

 JANJANブログという市民サイドの報道ネタを今日は下世話なハナシを息抜きに。昨日付けでRさんの書き込みをランダムに挙げる。
『谷垣・大島・石原・娘が東電の石破・ネットサポーターズらが下記のデマをあたかも既成事実であるかのように発言、KANを引きずりおろして東電を救済したいという魂胆が見え見え。国民はもう気付いているよ、ジミントウはいつまで悪あがきを続けて被災地を見殺しにするつもりか?
 ・仙谷「ラッキー」発言デマ 訪韓デマ
 ・民主党がスーパー堤防を仕分けたデマ
 ・麻生が原発対策安全費を盛り込んだデマ
 ・辻元ピースボート横流しデマ
 ・フランスの防護服、在日米軍のポンプ車、台湾の救助隊拒否デマ
 ・米軍の支援を拒否、米軍は独断で支援強行デマ
 ・浜岡停止はアメリカの圧力デマ
 ・視察のせいで爆発デマ、注水中止デマ
 ・国会閉会デマ
麻生 2008年にIAEAの警告を無視・防災に全く役立たない原子力安全対策費を計上して枝野に仕分けされる。
石破 娘が東電に入社。東電役員を擁護する発言をする。
谷垣 元原子力委員会委員長 震災翌日に嬉々として大増税を提案。
安倍 菅が注入を停止したという嘘メールマガジンを配信。責任も取らず逃げ回る。
小沢 後援会長を東京電力の平岩外四
鳩山 原発推進派 東京電力の個人株主
小沢一郎と亀井静香の福島原発利権は、次を見よ。
http://tokumei10.blogspot.com/2011/04/blog-post_08.html
東京電力と暴力団とカルト教団と元自民党の一番腐敗した部分は、次を見よ。
http://tokumei10.blogspot.com/2011/03/blog-post_6541.html
石破茂は原発推進、東電擁護、風評被害キャンペーン拡大して暫定基準値の更なる緩和を主張。
原発事故に関しては何一つまともな要素がない。
自民 原発賠償金 国が仮払いへ法案 近く国会に提出↓
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110606/t10013330771000.html
自民で「原子力守る」政策会議発足…甘利氏「現実問題として原子力を無くすわけにはいかない」↓
http://hatsukari.2ch.net/test/read.cgi/news/1304607106/
IAEA、民主党の対応を「最良の方法」と評価 一方、3年前の勧告を無視した自民党と東電を厳しく批判
http://logsoku.com/thread/hatsukari.2ch.net/news/1306972857/
産経・読売・現代 会見でどうでもいい質問をして時間稼ぎ、紙面とWeb上でひたすら東電擁護。
読売新聞と原発・電波利権の関係
http://sp.harikonotora.net/r/262/
(6月09日)

晴れときどき阿呆果 タイサンボク咲いた

 今年も公園のタイサンボクが純白の大輪の花をつけた。朝もよいが、夕刻に出逢うと、濃いビリジャンの中、ハッとする一点に純白を見つけて、花言葉「威厳」「前途洋々」が納得できる。別名「泰山木」もしっくりくる。
 アメリカ、西海岸やニューヨークでも春先に白い花を付けた街路樹をよく見かけ、名前を訊くと「マグノイア(Lの発音で)」と答えが返ってきた。モクレンだったようだが、タイサンボクはモクレン科モクレン属。Magnolia(仏植物学者名)grandiflora(大きな花)という似つかわしい学名。明治の初め日本に入ってきたといい、齋藤茂吉は「ゆふぐれの泰山木の白花はわれのなげきをおほふがごとし」と、詠んだ。
 原産はミシシッピーなど河ベリの崖や松しか生えない湿地に繁茂。ルイジアナやフロリダが分布の中心といわれる。ハリケーン・カトリーヌ襲われたニューオーリンズも復興のシンボルにこの花をあしらっていた。そういえば毎日通う公園でも池畔や噴水池近くの水辺に大ぶりな葉を撒きながらひっそり屹立している。ビワやツクシシャクナゲ同様に葉の裏にニコ毛があって、つい触れてみたくなって車椅子から落ち葉に手を伸ばす。オイスター・バーで、素手で牡蠣に手を伸ばしたように。
 牡蠣が名物のニューオーリンズ、フレンチ・クオーターでしたたか酔って、安宿『ラ・サール』の階段を這って登り、3階自室までどうにかたどり着いた。猛烈な吐き気!嘔吐のあとは喉が焼け付いたように渇く。深更、気がついたら、便器に抱きつき座り込んだまま、バルブを引っ張って流れる水をがぶがぶ飲んでいた。白日夢か。
 同地の降水量は年1300~1500㍉。大阪と大差なく、平均気温は年約20℃で大阪より4℃高いが、亜熱帯なみの暑さと湿度に変貌した日本に、タイサンボクが適応できたのも当然かもしれない。(6月08日)

晴れときどき阿呆果 オロシと野合と

 本日着信した首相官邸(KAN-FULL)ブログは「先を見すえて」と題するKAN直筆のページで「次の時代」①私と風力発電 「大震災に取り組むことに一定のメドがついた段階で、私がやるべき一定の役割が果たせた段階で、若い世代の皆さんに色々な責任を引き継いで頂きたい。この大震災、原発事故に対して一定のメドが付くまで、ぜひとも私に、その責任を果たさせて頂きたい。(中略)一定のメドが付いた段階で若い世代への引き継ぎを果たして、《次の時代》を、(中略)国民の皆さんの理解を、あらためて築き上げて頂きたい」
―――先週木曜の党代議士会で、私はこう訴えました。この中で述べた《次の時代》という言葉で私が思い描くものを、これから綴っていきたいと思います。
と、イラKANの歯軋りが聞こえる。
 ジミン・ミンシュの野合連立もなぜか急加速?KAN降ろしに次ぐ、KANの「エネルギー政策を白紙から見直す」発言があったのに、国家戦略室の新成長戦略実現会議に出された素案は、原発推進を堅持する姿勢が明確になった。事務局を仕切るのは経済産業省官僚だという。独逸は原発阻止に急転回したというのに、この期に及んで守旧勢力の野合かいなあ!
 東京新聞6月3日「こちら特報部」(佐藤圭、小国智宏)はKAN降ろしの背景を抉って「菅降ろしに原発の影」=自公責任隠し、小沢氏便乗か=を掲載。
 不信任決議や党分裂の最悪の事態こそ回避したものの、「辞意表明」へと追い込まれたKAN。首相としての求心力は放棄したのも同然だ。それにしても「菅降ろし」の風は、なぜ今、急に、これほどの力を得たのか。背後に見え隠れするのは、やはり「原発」の影だ。という見方。
 不信任賛成討論でイシハラは①電力の安定供給策が無いのに発・送電の分離②ニホンの電力の3割が原発なのに科学的実証無いまま原発を止めたことを挙げ、攻めると告白。24日にオザワと合同誕生会?をやった自称黄門サマのワタナベ恒三はFUKUSHIMA原発の強力推進者だった。経団連のヨネクラ会長は浜岡原発停止をブラックボックスで決めた。発・送電分離は賠償問題に絡み出てきた、動機不純。自然エネルギー転換は「目的だけが一人歩きする」と。
 慶応大・金子勝センセイは「財界中枢の東電TEPCOと、べったりの経済産業省、長年政権担当してきた自公という旧態依然とした権力が引き起こした大惨事。陶然自公の責任大だがKANの不手際に押し付け、問題を矮小化。KANの人気取りかもしれないが、自公や財界がいちばんに手を突っ込まれたくないところに手を突っ込んだ。自公は事故の原因が自分たちにあると焦った。それをオザワが煽った。」と指摘。
 初の市民運動出身宰相は、この国の禁忌に触れたのではなかったか。(6月07日)

晴れときどき阿呆果 芒種

 イネ類穀物の種を蒔く今日、二十四節気の芒種(ぼうしゅ)。(6月06日)

晴れときどき阿呆果 古き墳、多くは少年の人

 白髪の恩師から「みなさん、最低限、私の歳85歳までは生きてね!」と激を飛ばされた小学校の同窓会。そんなん言うても「老来りて、始めて道を行ぜんと待つことなかれ。古き墳、多くはこれ少年の人なり」と兼好法師が徒然草49段に書く。生命の危機は年齢にかかわらず到来する。「人はただ、無常の身に迫りぬる事を心をにひしとかけて、束の間も忘るまじきなり」と追い討ちが迫る。訃報の多い今日この頃、いたく胸に刺さるが。(6月05日)

晴れときどき阿呆果 訃報を受けて

 横浜在で建築家だったSAN(69歳)さんの訃報。4月の田中好子さんの訃報に続きショック!!!4月末に「余命三年―不治のガンと告げられて」の不屈の闘病記が届いて間もない。キャンプやBBQ会、陶芸家の故YOさんちの不寝の登り窯炊き手伝いなど、仙人仲間と一緒だったときの軽いフットワークが目に焼きついて甦ってくる。3月にPC回路が通じて、こちらの闘病デテールに口でキーを叩いての懸命の返信。言葉が失う。(6月04日)

晴れときどき阿呆果 見ぬ世の人を友に

 再読を始めた徒然草が俄然オモロク、枕頭に置く。
 今夜は「さしあたっては、現世の人間との交情よりも、兼好法師『ひとり灯=ともしびのもとに文=ふみをひろげて、見ぬ世の人を友とする』13段に、まだ見ぬ後世の未来人に自分を託し、ようやく心の安らぎを見出して、『いずくにもあれ、しばし旅だちたるこそ、めさむる心ちすれ。(中略)寺・社などに、忍びてこもりたるもをかし』15段と述べ、旅立ちの讃歌。現世の欲望渦巻く境涯を拒否した中国の高士、許由や孫辰(*日が上に)を憧憬する18段。(6月03日)

6月8日(水)エクサイズの低下

 7時、起床、BEDで朝刊。明け方の雨は止み、晴れ。
9時、公園へ。昨日気付いたタイサンボクの大輪の花、今日も鮮やか!園内で今日も薬剤散布。鉄棒脇に神社そばのオジサンがストレッチ。お互いエールして伝い歩き4周。
 エクササイズでつくづく思う。体の柔軟性を失い、リズム感を奪われた!簡単な鉄棒伝い歩きがこんなにも苦しくなっている!車椅子押しかり。なんとか4ブロックに届くのが精一杯。
 帰宅して体を拭いてもらい着替え。CLIPPINGにかかる。
 午睡2時半まで、夕刻まで作文。家人は5時からD夫人の御通夜参列。

6月7日(火)D夫人急逝

 夢断片:ジャケッツの胸ポケットに真紅の薔薇を挿していたが?
 6時起床、BEDで朝刊。雨模様!
 雨が降ってないので10時過ぎ、公園へ、西ゲート付近で除草剤散布中。鉄棒にはすでにいつもの80歳翁がストレッチ中。挨拶して伝い歩き4周、車椅子押し4ブロックOK。花壇に連れてもらう。西半分の薔薇が満開、カルガモ・ウォチャーがきょうも大勢。
 11時帰宅したら、介護用品レンタルのタカプラが車椅子2台&BEDの点検に来るという。正午、タカプラが点検。
 午睡2時まで。綾部の風景、色鉛筆スケッチ仕上げる。
 旧団地で一緒だったD夫人の訃報が娘さんから入る。娘と息子が同い年で親しくなり、家人も海外へも何度も同行したので相当ショック!!昨秋から体調を壊し難病だと聞いていたが、あまりのあっけない最期に合掌、享年72歳。今日も入浴がシンドイ。

6月6日(月)脳震盪を思い出す

 覚醒前、何故か「笛吹き童子」のメロディーが頭をよぎる。
 6時半、起床、BEDで朝刊。
 8時半、公園へ。途中のU幼稚園にシルバーのガードマンが。こんな時代になったのか・気になるなあ?
 カモが噴水池で遊弋。鉄棒へ着くとすでに80翁がストレッチ中、「暑いですね!」と。もう一人ストレッチの男がいる。伝い歩き4周、陽射しがキツイのでコースを換えて車椅子押し4ブロックOK。向うから商店街花屋の幼児親子が手を振って近付いてくる。春先以来だが坊やがずい分成長、話も少し出来る。エールを交歓して帰宅。
 11時半、横浜のSさんの「お別れ会」方向に黙祷!!
 2時半、BLOGをUP。午睡せず。私市風景を色鉛筆で描いてみる。
 文春文庫MMで向田邦子の絶筆エッセイ集をチェックしていて「失神」の項で、元気なころ毎年五月連休皮切りに参加していた「大峯戸開け」M紙取材陣&G研究会の仲間との登山での脳震盪事件を白昼夢のように思い出した。10年前、夜通しの戸明け式に参加、翌朝、山上の宿坊・東南院を出発してすぐ近く切通しの一角で珍しく五月に凍てついた岩で転倒!!一瞬、記憶や現状を喪失。弁護士のA先生が声をかけてくれて約5分後に気がついた。T社の故Nさん、M紙Yさん一行の加古川幼馴染グループの皆さんの貌が甦る。記憶喪失はこれ以来無いが、どうなる?

晴れときどき阿呆果 アホな監督辞めさすレベル?

 各紙のコラム、今日は内閣不信任案に?だ。アホかいな、プロ野球の何処かの球団みたいに点が取れないからアホな監督辞めさせてんか!レベル。
M紙コラム発信箱で『自民党の悪い癖が出始めた。権力欠乏症である。長期間の権力不在に耐えられず、目の前に権力がちらついてくると、条件反射的に体が動いてしまう「懲りない面々」だと』論説室・倉重篤郎がバッサリ切る。
 A紙天声人語は▼菅おろしの勢力は「震災で政権延命を図るな」と批判するけれど、国難の政治利用ならお互い様だ。「被災者のため」と言い張る野党に、民主党の「党内野党」が呼応する。これが政策にかこつけた政局でなくて何だろう▼領土問題などでの「甘さ」に我慢ならない保守論壇も、震災対応の不手際をここぞと攻め立てる。曰(いわ)く、この首相では国が滅ぶ。では空前の大災害を、誰がいかに収めるというのか▼経済学者の浜矩子さんが、「絶句につぐ絶句……仕事しろ」と政治状況を嘆いておられた。
 N紙春秋は▼人馬一体を称して「鞍(あん)上(じょう)人無く鞍下馬無し」という。国民と菅政権の間にそんな境地は望むべくもない。それは分かる。しかし、震災後の国づくりという激流を一刻も早く渡っていく新しい馬はどこにいるのか。素人には代わる馬の影すら見えないが、奥にはとっておきの駿馬(しゅんめ)が隠れているとでもいうのだろうか。
 珈琲ブレークに採決中継のTV観ていたら、オザワは例によって欠席戦術。共産・社民党の欠席戦術の言い訳が一番真っ当に聴こえるに聴こえるから不思議。案の定、BBCもNYTも否決を速報。(6月02日)

晴れときどき阿呆果 メルトダウンした権力亡者

 ジミン、コーメーなど野党3党は1日夕、KANに対する内閣不信任決議案を衆院に提出。情けないことに政治はほとんど機能不全、メルトダウン状態にある。
 不可解なのは第1に閣不信任の理由がまったく情緒的。不信任理由について決議案は(1)東日本大震災の対応で初動の遅れと曖昧で場当たり的な指揮命令(2)震災よりも内閣の延命を優先する無責任、などを挙げた。
トッチャン坊やタニガキは震災・原発事故への対応の手際悪さを論うばかりで、「KANは信を失っている」「復興はあなたではできない」と言葉だけが。被災者の救援や被災地の復興をどうするのか、前向きな議論がほとんどない。これでは被災者は「いい加減にしろ」と言いたくなるし、犠牲者は浮かばれない。
 第2に、長年「国策」と称して、「安全神話」と電源三法交付金をばらまいて原発を推進してきたのはジミントウ。自らの責任は頬被りしたままで他党を追及する資格はない。
 第3に、内閣不信任に後継内閣構想が何も示されない。タニガキは「あなたが辞めれば党派を超えて新しい日本のために団結していく道はいくらだってできる」というが、どんな政党の組み合わせによる政権ができて、だれが首相になるのか、国民にはわけがわからない。
 内側から揺さぶるオザワの言動はもっと理解に苦しむし、参院議長がKAN退陣を迫るのも奇っ怪な風景だ。ヤクザ顔負けのチンピラ風・議長が国会が指名した総理大臣に「辞めろ」は、マスコミ受けを狙った政治家根性はみすぼらし過ぎる。
 この際、はっきり知りたいのは
1つは、東電原発事故の賠償限度の問題。最終的に電気料金値上げの形で国民に転嫁される可能性があるし、東電免責な事態になりかねない。どんな議論になってゆくのか、見守る必要がある。
 もう1つは、原発の今後。KANは中部電力に東南海地震で事故の恐れがある浜岡原発の運転停止を要請、中電はこれを受け入れ、中長期対策が実行されるまで、運転を全面停止することを決めた。各方面?は全国の原発に波及しはしないかとの懸念がある。
 この2点、混乱に目を奪われて見逃すわけにはいかない。(6月01日)

晴れときどき阿呆果 表現し続けることは

 M紙「ニュース争論―大震災を詠む」で詩人・和合亮一と俳人の長谷川櫂が対談。和合はツイッターで長編詩「詩の礫(つぶて)」を発表。叫びのような詩句の閲覧者は1万4000人を超えた。長谷川櫂さんは「震災歌集」(中央公論新社)を刊行。文明全体を俳人が31文字で問いかける。圧倒的な現実を前に、詩歌にできることとは――夜、泣きながらつぶやく――と和合。政治や経済も想像力を――と長谷川が対談するが、はてっ。オイラも夜毎泣こうか?(5月31日)

晴れときどき阿呆果 免責?

 M紙山田孝夫が今日のコラム「風知草」で原発免責問題を取り上げいち早く警鐘を鳴らす。長いがその薀蓄を!
 米クリントン政権の国防副長官だったハムレが、東電に無限責任を負わせれば日本の原子力産業全体が倒れるから、アメリカのプライス・アンダーソン法を参考に免責したらどうだと言っているとの発言。N紙12日朝刊で明らかになった)。
 国の電気事業審議会委員を長く務めた経済学者の伊東光晴京都大名誉教授(83)が、チェルノブイリ原発事故の直後、岩波の「世界」(86年7月号)に寄せた原発批判の文章にこんな一節がある。
 「資本主義は節倹の美徳の上に、その若き時代の理念を作った。それはミレーの『晩鐘』のように、敬虔(けいけん)な安らぎの心を伝えてくれるものであった。原子力発電の精神は、敬虔な安らぎとは逆に、(中略)廃棄物その他についての将来的不安定性を不安定技術の中に秘め、明日よりも今日の1キロ(ワット)の電力を求めているのである……」
 ハムレ案に共感するかしないかの分かれ道は、「原発の欠陥を人類の英知が克服する」という物語を信じられるかどうかという点にある。原発依存の無限成長という未来図をのみ込めるかのみ込めないか、その判断の違いともいえる。
 私は信じないし、のみ込めない。使用済み核燃料の処分技術は未完成にして不安定だ。英知で克服というが、人類はすでに排出した放射性廃棄物の制御に困りぬいている。
 そこから出る放射線は生物のDNAを傷つけ、子々孫々に至るまで害毒をもたらす。そういう廃棄物を大量に抱え、天変地異の恐怖にさらされている現状に居直るのか、そこから脱出するのか。DNAがどうなろうと賠償金はたんまり出ますという繁栄でいいか。そんな日本、そんな世界にしてしまっていいのかという問題だ。(
5月30日)

晴れときどき阿呆果 雨だ、兼好法師を 

 雨が徒然を呼び、「あやしゅうこそものぐるほしけれ」と、今日も兼好法師を読む。(5月29日)

月曜日, 6月 06, 2011








6月5日(日)1135歳集う

7時前起床、BEDで朝刊。天気が何とか持ちそうで、小学校クラス会出席の準備。
11時前、TAXIで阪急武庫之荘駅へ。11:10の梅田行きに駅員の介助で乗車。11:25梅田着。何カ月ぶりかの電車体験、梅田近辺の変貌に唖然。阪急構内から東通りに出て、花月を南下。会場のニューミュンヘン北大使館のあるビル到着。ほどなくYUKさんが来て、D君が到着、女性のTさんも。ここまで介助の家人と別れ、二人に9Fの店へ連れてもらう。店には既に数人待機。恩師T先生が迎えのI君と到着。M、A、K君らM、T、F、N、Hさんら女性陣も合流。O君も来る。GENちゃん来て正午、開宴!男9人女6人=1050歳+恩師85歳:よって全員で1135歳!
 循環器センターで全身チェックを受けた85歳の恩師が近況報告。「皆さんは少なくとも今の私の歳まで未だ15年間は生きなさい」と激!こもごも談話。連日アルコール漬けの元校長K君は救急車で運ばれながらもアルプス踏破。実業家で息子二人を医者に育て上げたI君が東北単独走破を披露、あいかわらず負けん気強いな。元阪神高速幹部D君はネパールへいったとか。引きもきらず病気の話が賑やか。それでは各人、服用中の薬を披露して近況を。
 2時の定刻、恩師からのお土産チョコを頂戴して1Fエレベーターホールで記念撮影。迎えに来てくれた家人すでに待機。先生と一緒に帰途へ、旭屋前から曽根崎署まえで「頑張って来年もね」の激励を頂戴して別れ、トイレに急ぐ。
 お願い!バリアフリートイレに闖入しないで!
人ごみを抜け、やっと西側駅長室サイドに新設されたトイレにたどり着いた。体格いいの運動部らしい男子学生グループの一人が目前でこのトイレに入ろうとする!「入りますが」でどうにか阻止できた。やっとの思いで思いを遂げたが、使用中にも健常のワカモノが乱入を試みるし、出た途端、健常者の若い男がさっと入った!どうなってるの?仁義が地に落ちたぞ。これは障碍者泣かせだ!梅田恐るべし!
駅員の介助で普通電車に乗せてもらう、車内でばったりK夫人と。武庫之荘駅で新設エレベータに乗り、阪急TAXIに。3時過ぎ帰宅、4時半過ぎまで爆睡!

 夕食後、久しぶりにN響アワー。〈永遠の名曲〉はチャイコフスキー「悲愴」交響曲。 チャイコフスキーが死ぬ前に完成、「私のすべての作品の中で最良のもの」と自ら呼んだシンフォニー。
ピアニッシモ5重の曲の始まり、聴き取れないほど静かで暗く、弦楽器の甘いカンタービレのテーマ・メロディーに。司会の西村朗がいうように第2楽章は不安な4/5拍子のワルツ風。華麗な3楽章は嵐のような大合奏、第4楽章の最後もまた闇へ消えていくように終わる。何度聴いても次々に登場する美しいメロディに魅了され若い苦い思い出が甦る。指揮はロシアのカリスマ・マエストロ、ゲルギエフ。堪能してBEDに、しばらくラジオJOBBで英語のDICTATION番組を聴いて寝る。

6月4日(土)横浜の仙人、訃報!

 明け方の夢:旧N社、役員になったTさんがいて話し込む。K氏もいたぞ。駐車場で早世したN君がいて労組役員がらみの話をする。故KAさんまで出てきて話し込む。娘が車で迎えに来るが車がなくなるヘンな夢。
 6時起床、BEDで朝刊。晴天。
 8時半、公園へ。噴水池の樹木にサギガ舞い、てっぺんに留まる。下にはセキレイ。鉄棒伝い歩き4周、車椅子押し4ブロック。終って、水路伝いに行けば脳梗塞3回オジサンに出会い、激励。オジサンはマスクで、いつもながら口が利けない。ベンチに顔を観たことがあるオジサン、鬼瓦のような面相だが挨拶したら破顔一笑!鬼が笑った。カモがいそうなので池畔へ連れてもらう。今日もカメラのウォッチャー多数。菖蒲の陰にいたカモの親が着水すると、ヒナ5羽が続く。よく観ると体長15㌢程度に。初見は掌に乗るサイズだったから順調に成育。アジサイを観て帰路は伏流水の農業用水路に沿って。梅花藻が美しいし、黒アゲハ、黄アゲハ、ゼフィルスなど蝶がさかんに舞う。夕刻には保存運動中の蛍が飛ぶらしいが。
 帰宅してNETを点検、何と!横浜在の建築家で元仙人仲間のSANさんの訃報が、TSUさんからFさんのメールで。3月に連絡とれてメール交歓が始まったばかり。多発性骨髄腫の闘病でキーを口で叩いて念力を送ってもらっていたが!無念!
 母校山岳会ニュースで「多発性骨髄腫で療養中だったSANさんが亡くなられました。なお、葬儀は無宗教でお別れ会の形で行われるそうです。 日時:6月6日(月曜日)11時30分から 場所:京急メモリアル 金沢文庫斎場 京急線「金沢文庫駅」下車「東口」 なおSANさんのご希望で、ご香典、ご供養などは一切お断りさせていただきたいとのことでした。 延命治療も拒否し、最後は点滴もしないで、ご家族に見守られながら静かに息を引きとられたとのことでした。心からご冥福をお祈りいたします。」と。
 旧N社Nさんからも近況メールが。
 午睡3時まで。甥のCから投稿がO紙に掲載されたとコピーと来信。本日も入浴。


6月3日(金)動くのがシンドイ

 4時半、両腕脱力感で覚醒。6時半起床、BEDで朝刊。曇天。着替えに普段より時間かかる。朝食時、ポカリのグラスぶちまける!バランス不調か。
 8時半、公園へ。噴水池の北側にカルガモ親子か、人だかり。セキレイが珍しく出現。鉄棒伝い歩き4周、車椅子押し4ブロックOK。途中で、作業中のKさん一輪車で近付き『お早う、嫌なシーズンになったね』と蒸し暑さを。帰宅して半袖に着替えさせてもらう。
11時、訪問看護ナースOさん来宅。検温36.0血圧122-77で正常、近況を報告。両肩の脱力感を訴える。1月以来、血液検査がないのでそろそろか、HDのW先生に湿布薬処方も併せて。普段の姿勢についてアドバイスを受ける。
 午睡3時まで、起きてDESK周り整理。
 夕食前に入浴。介助で脱衣&着衣してもらうがシンドイ。就寝前、今日も肩の湿布。


6月2日(木)国会茶番を観る

 前夜も両肩に湿布してもらい就寝するが、両腕脱力感で覚醒。6時半起床、曇天。「お迎え」の夢。お待たせしました、に「どういたしまして」と応えている。
 昼食後、1時過ぎに公園へ。鉄棒伝い歩き4周、車椅子押し4ブロックOK。歩きかけの幼児とその母親接近。いぶかしげに幼児がこちらの様子ウォッチング。帰路、脳梗塞3回のオジサンがソロで歩行訓練。
 午睡+珈琲ブレーク後、絵具筆洗を洗ってもらい、着色作業。TVは茶番国会中継、BBCとNYT(AP)をチェックしたら、内閣不信任案否決の速報。
Japan Prime Minister Naoto Kan survives challenge
Japan’s Prime Minister Naoto Kan Survives No-Confidence Motion

6月1日(水)焦る6月

 昨夜、両肩を湿布してもらい寝たが6時前、今朝も両腕の脱力感で覚醒。降雨で8時前、BEDを離れる。今日から6月に焦る!
 朝食後8時半、公園へスタンバイするが少雨で出直す。10時過ぎ、雨の間隙を縫い南ゲートからアプローチ。さすが人は少ないが事務所下ベンチにUさんの赤ジャンパー姿が。雨滴のたまった鉄棒を拭いてもらって伝い歩き4周。今度はコンバースの底に付いた砂を落としてもらって車椅子押し4ブロック、終るころ久しぶりの弧老がエールをくれて通過。赤ジャンのUさんも手を振って通過。
帰宅後、雨。CLIPPING。
 N君から明日、P社面接とのメールあり。激励返信。
 午睡3時まで、その後着色。
 YUKさんからメール、この間の道中記について感想と近況。
 入浴後、爪切るが、姿勢が苦痛!!


5月31日(火)雲の上の蒼空
 
 昨夜、NHKラジオ深夜便を聴いていたら、新井満が自身の新潟地震&TSUNAMIの体験を話していた。高校在学中で後ろの女生徒を救えず、1年後に十二指腸潰瘍。上智大生になった春、連翹が咲く美しい風景を見てPSTD(Post Traumatic Stress Disorder)を克服したという?被災者に泣くだけ泣いたら美しい風景を見つけて欲しい「灰色の雲の上に真っ青な蒼空HOPEがある」と。この大震災後は、鴨長明の方丈記的暮らしのコンパクト、良寛の引き算的生き方を勧めて、なおかつ毎日、ゲイジュツ三昧(長明は琴、良寛は句や書、歌づくり)楽しむべしと?
 5時半、両腕の脱力感で覚醒。6時起床、BEDで朝刊。今日で5月が終る、ああ何も出来なかった反省を曇天とともに。

 8時半、公園へ。伏流水水路の水が澄んでいる。鉄棒で既に伝い歩きの80歳翁の姿を遠望して確認。挨拶して加わる。4周、車椅子押し4ブロックOK。花壇に連れてもらい、花をデジカメする。
 午睡2時半まで。3時、娘夫婦にAU携帯電話の変更手続きに伊丹・ミドリ電化へ連れてもらう。5時半まで。
 SATさんの「古道山・熊野古道餅つかぬ里から百間山渓谷へ」27日実施分、レジュメ届く。

5月30日(月)娘たちと夕食

 N紙K氏の夢を見る、泥酔はしていなかった。4時半、風の強い音で覚醒。台風崩れの雨は止んだようだ。6時起床。脱力感なお残る。
 9時過ぎ、公園へ。南ゲートからアプローチ、表玄関花壇で係員がコンバインで土を入れ替え中。フウの木立の水溜りにカルガモエサを探している。鉄棒4周終ったところに80歳翁来て、挨拶。車椅子押し4ブロック。帰路、またカモが歩く。
 午睡せずBLOGをUP。スペイン風景に手を入れ、夕食前入浴&髭剃り。7時、娘夫婦来て一緒に夕食、10時まで団欒。