まや-NET

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水曜日, 7月 27, 2011



▲7月17日唐招提寺に連れてもらった


7月26日(火)蓮の花を観に行く

6時過ぎ起床、外出用意で身支度整える。
8時半、娘たち出迎え、中国道豊中ICから名神経由瀬田西ICで降り「さざなみ街道」を草津のみずの森公園へ。10時過ぎすで人出でイッパイの草津水生植物園駐車場へ駐車。湖面にピンクの蓮が咲く。婿殿に斜面から車椅子を下ろしてもらい、木陰でしばし蓮の群生鑑賞。対面には近江富士が。平日なので団体客も多い。
 11時過ぎ、昼食に琵琶湖大橋を渡って袂にある道の駅へ移動。ランチ、休憩。大山崎のアサヒビール山荘美術館に電話コンタクトしてもらい、湖西道路真野RPから名神京都東ICへ。大山崎ICで降り、隘路を行く。JR山崎駅横の踏切から急峻な坂を美術館トンネル前で待機。入場についてコンタクトしてもらう。警備員のおそまつ対応で、係りに電話。案内スタッフが出て来て、ここで車を駐車して急坂を入場口まで車椅子を押し上げるしかないと指示。しかもエレベーターあるのは新館のみという。「あまりの見せ掛けバリアフリー情報」とお粗末対応に、入場をあきらめ帰路に。大山崎ICから名神経由中国豊中で帰宅、3時。
 午睡、4時まで。起きて、アサヒビールCRSへ意見書を書き、夕刻送信。

7月25日(月)シンドイ

 覚醒、7時前で起床!予報は雨50%。
総務省地デジ対策室から申請書あり。CLIPPINGなど。
脱力感しきり。シンドイ!!
汗振り絞り苦痛の身支度をして5時、公園へ。百日紅が綺麗だが苦行がまた始まる。鉄棒伝い歩き2周目でバランス崩れる限度か、3周目は両手で何とか。車椅子押し1ブロックを越えてもはやDOWN。手を振って合図のKさんと公園スタッフたちが帰路に。
FさんからBLOG再開のメール。よかったよかったと書き込み。

7月24日(日)ドライブ行かず

 昨夜、NIさんMIさんが一緒にいる夢。
娘たちが砥峰高原か氷ノ山ドライブを言ってきたが、今日は凌ぎやすい暑さで他日にする。
OHさん&Oさんに返信。続いてN君にOHさん情報を連絡。Oさんから返信。N君からも。夕刻、両氏に返信。
午睡3時まで。
5時半、公園へ。鉄棒伝い歩き3周、車椅子押し2ブロックのみ。
愚息から電話あり、明朝はミーティングで電話定期便が出来ないと。

7月23日(土)重篤になった夢見る

 昨夜も何度も症状が重篤になり呼吸困難になった夢で覚醒。
7時過ぎ起床、背中拭いてもらう。
10時過ぎ、ケアマネMさん来宅。往診時にW先生に渡したレポで近況を説明、かなり機能低下でW先生もリハビリについて検討している旨、伝える。Mさんのお義母さんも急激に機能低下、後ろに引っ張れるのが怖いという。バランスを失くすとき抱く同じ恐怖心は同じ!!8月分会議計画もらう。
5時半、公園へ、親子連れ多い。鉄棒伝い歩き3周、ときどき後方に引張られる感じ!!車椅子押しどうにか2ブロック。終って商店街に連れてもらう。
OHさんから嬉しい返信。

7月22日(金)ホイットニー美術館へ

 昨夜も何度も覚醒!ウツラウツラで絵を描いている夢。ピンク地の抽象画に銀色のマーカーを使い輪郭線を引いたら、わりあい効果がグウーだったが?
7時半、起床時室温は27℃!
午前、BOBに暑くてたまらんが、頑張ってる旨の近況を返信、奈良唐招提寺の写真など6枚添える。
午睡後、やる気なく、NYのホイットニー美術館にアクセス。ガイダンスビデオを観て、コレクションをざっとチェック。A・ウォーホールやM・ロスコを観ていたら、ベン・シャーンの名作「サンコとバンゼッティ」に行き当たった。DISABLED(障碍者用)の案内もあって親切。取りあえずこのコレクションをお気に入りに。
5時半、公園へ。鉄棒伝い歩き3周、やや後ろに引っ張られる。車椅子押し歩きはやっと1ブロック。今日も業務終了のKさんが自転車でチリンチリンと合図、手を振って帰っていく。
Oさんに返信。

7月21日(木)何とかエクササイズを

 新装成った大阪駅の風景が夢に出たが、デテール亡失。6時半起床、曇天。
午前、CLIPPING。OHさんに礼状を書き、午後投函してもらう。
BOBへの英作続きを。
脱力感しきり、午睡3時まで。
5時、公園へ。鉄棒伝い歩き比較的安定して3周、車椅子押し歩きも挑戦。3ブロック近くOK、なんとかエクササイズを終えた。公園係員Kさんが手を振って追い抜いて行く。帰路いつものようにカルガモ番が噴水池でエサを待っている。
就寝前、献本「利権の亡者を黙らせろ」読了、別に目新しい事実も提案もない!

7月20日(水)脱力感いっぱい!

 昨夜、台風通過か夜来の風雨激しく、窓の開閉に何度も覚醒!うとうとと8時過ぎまでBEDで。脱力感いっぱい!トイレや洗面への移動が辛い!この先どうなるか!!!
OHさん&Oさんにメール送信。OHさん宛メールは戻る。BOB宛の英作始める。
3時まで午睡。まだ眠れるし脱力感なお。
講談社から新刊・苫米地英人著「利権の亡者を黙らせろ―日本連邦誕生論」献本届く。惹句にいわく「ポスト3・11世代の新指針、カーネギーメロン人脈を駆使した情報と提案」だが?
5時半、エクササイズの自信がなかったが公園へ。鉄棒伝い歩き、やっとの思いで3周、息が切れ、心臓が痛いので中断!

7月19日(火)Fさん退院

 白髪になった夢や動けなくなった自身の夢を見る。台風の余波か風雨激しいが暑気収まる。
YUKさんから地元・大野の葡萄到来!お礼のメール。
Fさんから3週間が倍になった退院のメール届いて返信。
SATさん&N君に返信。夕刻から風雨強まる。

7月18日(月)女子サッカー観戦&休養日

 熱帯夜!冷房タイマーが切れ、覚醒。4時前、すでに女子サッカーFINALが始まって家人は観戦中。


6時半、PK戦で米国破り表彰式。
終日台風の余波か雨。午前午後、ほとんど寝ることに。
メール確認したら昨日BOBから。
Greetings ご無沙汰! 2011年7月17日 日曜日 午前8:16
ハローKOHSUKE、長いご無沙汰で御免なさい、この数週間、ちょっとばかり忙しくて。メリディスの双子の姉妹が来て2週間滞在してたんだ。今からメリディスは彼女とアデレード行きで、2週間ばかりマリリン宅で滞在予定。私たちはみんなOKだ。当地のここ2週間は寒くていけない、先週火曜から金曜日は高くて9.5℃、下は0℃に近く有難くない日々で、私も風邪気味だったんだよ。普段なら日曜日はモ-ターバイクに乗っているが、そんな気分にならないで今8時35分というのにBEDでラップトップパソコンでこのメールを打ってるよ。キミの方は、この数週間きっと娘さんたちやまやNETで遠出を楽しんでいると思っているんだ。Hをはじめ家族の皆さんたちがご健勝だと思うし、君んちでは気温が上がってきっと公園でのエクササイズも画業も捗ってるに違いないよね。ジェミーとアリソンの農場では3週間に適度な降雨があったが小麦の生育は一寸低温すぎて遅れている。我々はもっと太陽が照り、気温が上昇して、どんどん作物が生育することを祈ってるんだが、このままじゃあ収穫の時期も遅くなってしまう。アンドリューとベリンダたちも変わりなくやってるが、建設業もご多分に漏れずスローだよ。誰も彼も現金を動かさない傾向が強い。というのは労働党政権が2012年7月から導入予定のカーボンTAXが経済界にどんな反応が示すかまだ先が見えない。多くの建設業者やアンドリューのような個人業者にとっては短期間な仕事しか廻ってこない。鉱山業も仕事が少なくてしかりだ。メリディスと私はジェーミーの農場で5日間滞在、二週間前に3日間シドニーで開催の州政府サミットにブロークンヒル議会代表として参加、戻ったばかり。一寸ばかり歳をとり過ぎたか疲れがなかなか戻らないよ。今日はそんなところだよ。繰り返すがご無沙汰ご免ね。LOVEとご多幸を皆さんにBOBXXXXXXXX(チョメチョメ印し)
一昨日はSATさんから、旅順行きの一報。

7月17日(日)春日原生林&唐招提寺

暑いのとBEDカバー重くて何度か覚醒。7時前起床して身支度。7時半朝食。9時出発、転外門近くから春日奥山ドライブウェイへ。10時、若草山で皆さん眺望を楽しみ。原生林を行き、ウグイスの滝Pで皆さんは滝観に。ドライブウェイを降りて奈良教育大付近から新大宮から西ノ京・唐招提寺へ。11時過ぎ、唐招提寺前駐車場着。係員が出てきて通用門を開けてくれる。猛暑日にもかかわらず見学客多い。バラスが敷き詰められた境内だが、金堂前まで車椅子の幅だけバラスが外されてアプローチできる。皆さん、境内一巡の間、日陰で待機。見学を終わり帰路に。正午過ぎ、阪奈道路入り口の奈良パークホテルで昼食。
第二阪奈道路から阪神高速、名神高速尼崎IC経由、帰宅。シャワーを浴びさせてもらい夕刻まで爆睡!

7月16日(土)奈良『春日野荘』へ

 昨夜は熱帯夜!夢はT画伯と西成のドヤ街を車で駆け下りて細い小道にヒトが溢れる様を見る。ヘンな店々がある。延々と夢かウツツか熱帯夜が続き、扇風機に何度かスィッチ。7時過ぎ起床。予報はTHE HOTTEST DAY!とか。
シャワーを浴び旅支度始める。ハヤメシを済ませ、婿殿に車でJR立花駅まで送ってもらうように依頼。1時出発、15分かからずに駅へ。チケットを買って貰い、迎えのOさんを待つ。1時40分、Oさんが。新装成った大阪駅に2時前到着。エレベーターや改札が変わっていてマゴマゴしてもらうが、待ち合わせの中央郵便局前に2時過ぎ到着。ほどなくピースボートで12日に帰国したばかり日焼けしたOHさんが車で。無事移乗させてもらう。SGさん登場、ついで転職したばかりのSNさん。定刻2時半に大阪駅浦の阪神高速RPから第二阪奈道路で奈良へ、3時、法蓮町の公立学校教職員共済組合の春日野荘到着。喫茶室でソフトクリームを食べて、佐保川沿いに奈良女のキャンパスを越え、もいちどの道界隈から「なら町」を散策、すっかりナウい店が増えた。宿へ戻り、夕食の宴!豪勢な夕餉の後、SNさんの部屋でOHさんの世界一周ピースボートのスライドショーを見せてもらう。横浜から南下、アモイ、シンガポールへ。海賊の出没するソマリア海岸を自衛隊に守られてエジプト入り。スエズ運河を堪能。地中海、イスタンブール、アテネ風景が懐かしい。大西洋を経て南北アメリカに入り、ニカラグア、墨西哥とうまいポイント押さえ。船内喫煙グループの写真もたっぷり!それにして夕陽の綺麗な写真が多い。早起きしないOHさんには日の出風景が少ない訳が了解。まだ観たいが時間切れで就寝。

7月15日(金)訪問看護

 YUKさんと一緒に動いて京都あたりにいる夢?
7時前、セミの鳴き音で覚醒、身体を拭ってもらい着替え。BEDで新聞。
午前、CLIPPINGなど。OさんとH君からメール。Oさんから明日の件で電話を頂戴する。
11時過ぎ、訪問看護ナースOさん来宅。検温36.1℃、血圧122-7異常なし。W先生宛のレポを渡し、このところの転倒やエクササイズ不調を伝える。ケアマネやW先生と連絡を取り合ってくれているので、お盆中の緊急事態についても万全か。
午睡後、BLOGをUP。
5時半、公園へ。鉄棒伝い歩き3周のみ、車椅子押し2ブロックで中断。帰りのエレベーターでカナダ人のハーフの幼児に「脚が痛いの?」と声かけられ、ンツ?蚊に付きまとわれる。

7月14日(木)アキアカネが群れ翔ぶ

 風が通って眠れたが、早朝、風とまり扇風機。セミ鳴く!
家人は北野病院&塚口市役所サービスセンターへ納税証明取りに。
午睡3時過ぎまで。
5時半、公園へ。鉄棒伝い歩き3周、途中で同棟のIさん(U画伯の関西水彩美術展に出品入選している)から激励が、車椅子押し1ブロックでアウト!セミは遅かったのに、帰路、噴水池を早やアキアカネの群れが翔ぶのを目撃。今日はパリ祭!カンケイなし!





金曜日, 7月 15, 2011





▲宙そら▼貌かお



晴れときどき阿呆果 やらせ

 先週の英国は英日曜大衆紙「ニューズ・オブ・ザ・ワールド」126年の歴史的廃刊で大騒ぎ。同紙は組織的に盗聴の挙句、スクープ連発していたらしい。一月までキャメロン政権報道官だった元同紙編集長が逮捕された。タレントや政治家らだけでなく、誘拐やテロ事件の被害者も標的に留守番電話の伝言を盗聴して消去していたという。誘拐事件で殺された少女の家族が長く生きていると信じ込んでいたというBBC報道も。
酵素飲料でダイエットに成功したと紹介された女性がその酵素飲料の販売会社経営者だったり、15億円でホテル購入に乗り出したという「セレブ」女性がホテルの宣伝業務受託社員だったなど、日本のバラエティー番組の「やらせ」など可愛らしい。
メディア王マードックも今日は英下院召喚が決まった。やはりマードック傘下の米紙ウォールストリート・ジャーナルと競合するニューヨーク・タイムズの調査報道が疑惑を再燃させたというから、メディア間攻防も露骨だ。
今朝の天声人語は件の話題をネタ振りに、原発再開問題「知事は九電マンの父君を持ち、同社も支援し当選、九電幹部の個人献金を受けてきた。玄海町長も親族の建設会社が、九電から50億円超の工事を受注してきた仲という」のやらせを指摘。根深いやらせ構造に首長も無縁ではあるまい。それに切り込むべきが、支持率15%の「へたれ政権」とは情けないが、ことは安全に関わるから無関心ではいられない。国民の胃にも障る、とんだストレス試験である、と慨嘆する。(7月14日記)

セミ鳴く

 梅雨明けが早く、セミの羽化が間に合わなかったと、気象台はいう。太陽がジリジリ焼け、暑さが一足飛びに来たのに、いつもとは様子が違う。静寂を意に介せず大声で鳴き続けるセミが、今年はちょっと少なく、まだ涼やかに聴こえる。哲人アリストテレスは「セミの夫たちは幸せ。なぜなら彼らの妻たちはしゃべらないから」と言ったとか。
雄ゼミはなぜ鳴くのだろう?(故)日高敏隆「人間はどこまで動物か」(新潮社)によると「昆虫記」のファーブルも疑問に思って、実験。
セミが鳴く木立の前で何人かの男たちが大声を張り上げたが、セミは平気。ならばと大砲を借りてドカーンと発射。それでもなお平然として鳴き続けた。互いの交信のためというファーブルの推論予測は外れ、セミは耳がなく音が聞こえないと結論づけた。
今では、セミの雄が雌を呼ぶために鳴いていることが証明済み。耳はセミの声域用に調整され、人間の声や大砲の音は可聴範囲外で全く動じない。私も都合が悪いときに時おり、「セミ耳」勝手ツンボ(ああ使用禁止用語)を装うのだが。(7月13日記)

少数派?

 厚生労働省は「4大疾病」として重点対策に取り組んできた①がん(152万人)②脳卒中③心臓病④糖尿病(237万人)に、新たに精神疾患を加えて「5大疾病」とする方針を決めたという。うつ病や統合失調症など精神疾患323万人の患者は年々増え、従来の4大疾病をはるかに上回ったのが現状で、重点対策が不可欠と判断した。年間3万人を超える自殺者もかなりが含まれると見られている。

生活が豊かになって?生活習慣病が増加。患者数が一番多いのが高血圧性疾患。次に糖尿病、心疾患、脳血管疾患、悪性新生物と続く。検索したら、高血圧性疾患患者は718万6千人、糖尿病211万5000人、心疾患が184万5千人、脳血管疾患が147万4千人、悪性新生物=癌が127万人。医療機関にかかっている患者の総計は全国に1400万人以上、つまり1割以上の国民が生活習慣病で、病院通い。
食いモンがよくなって歩かへん!いつの間にか、菜っぱ中心の和食を止めて高カロリーの肉食中心の欧米化した食生活になり、車の普及で運動不足。アキマヘン!
 このビンボウ人はかかる国民的傾向からも見放され、10万を分母とする「難病」に取り憑かれる始末、ああ少数派!(7月12日記)

「ゾウの時間ネズミの時間」続編

 本川達雄は前著「ゾウの時間ネズミの時間」で「心臓時計」で計れば、ゾウもネズミも生きる期間は一緒。生物の生存期間を心拍の絶対値が一緒だと指摘して分かりやすい新書だった。同書巻末には著者の音符つき歌が掲載されている。「①ゾウさんも ネコもネズミも 心臓は ドッキンドッキンドッキンと 20億回打って 止まる②ウグイスも カラス トンビにツル ダチョウ スゥハァ スゥハァ スゥハァと 息を3億回 吸って終る③けものなら みんな変わらず 一生に 1キログラムの 体重あたり 15億ジュール 消費する」は,ふむふむと思わず膝を打った。
6月刊の『生物学的文明論』は既に二度増刷。とにかく、めっぽう面白いと、惹句をパラリ。
・「生命が海で生まれたのは、四捨五入すれば『生物は水』だから」ヒトの体重の62%は水。クラゲは95%、ゴキブリでさえ61%は水。生きている状態とは「恒常的に化学反応が起きている状態」だが、液体は気体や固体に比べ圧倒的に化学反応を起こしやすい。
・「文明は硬くて四角い。生物は丸くてやわらかい」
 生物の基本は円柱形で、長い時間をかけてその形を獲得してきた。ところが、四角で硬い直線的なものが機能的で良いという美意識に、私たちは慣らされすぎている。生物と人工物のデザインが乖離しすぎているところに現代の問題がある。
・「還暦過ぎの人間は人工生命体」
20億回打ってしまったヒトの心臓。現代人の長い老いの期間は、医療の進歩などが作り出した技術のたまもので、還暦以降の人間はさしずめ「人工生命体」である。
 膝を打つような指摘の数々が、独特のユーモアのある文体で語られ、飽きさせないと保証つき!例によって「歌う生物学者」を自称する著者自ら作詞作曲した「ナマコ天国」の楽譜と歌詞も掲載という。「♪砂を食べてりゃこの世は天国 ナマコ天国 ナマコ天国 ナマコのパラダイス♪」。ああ、早よ読まんと!(7月11日記)

暑さと遺著

 衰えた機能に。この暑さと他人様の遺著が身に堪える。
 昨年8月、乳がんのため64歳で亡くなった河野裕子<考へても仕様がないんだ転移してまた転移して喰はれゆくこの身>の遺歌集「蝉声(せんせい)」が話題を呼んでいる
 抜け落ちる髪、急激に衰える体力。夫で歌人の永田和宏によると、河野は鉛筆が握れなくなった後も、口述筆記によって歌を作り続け、何か話していると思って耳を傾けると、歌になっていた。慌てて書き取ったことも何度かあったという。<子を産みしかのあかときに聞きし蝉いのち終る日にたちかへりこむ>は初産のときに聞いた蝉の声で歌集のタイトルに。
<あなたらの気持ちがこんなにわかるのに言ひ残すことの何ぞ少なき><手おくれであつたのだだがしかし悔いるまい生き切るべし残りし生を>は儚い人生への愛惜と後に残す家族への思い。<手をのべてあなたとあなたに触れたきに息が足りないこの世の息が>。亡くなる前日の絶唱。

 夫君・永田和宏(47年生まれ京都産業大教授。宮中歌会始選者、朝日歌壇選者)の「もうすぐ夏至だ=白水社」を福岡伸一は「科学と短歌、通底する形式とは」とカズオ・イシグロのケースにたとえる。創作のきっかけは、自分の中にあった大切な日本の記憶が消え去ってしまう焦燥感。なんとかそれを定着しておきたいという願いからだと。そして時間の記憶は死に対する部分的な勝利だと。同様な言葉を本書で見つけてはっとしたという。
 細胞生物学の第一人者の著者は、同時に著名歌人でもある。どうして科学と文学というまったく違ったことを同時にできるのか訊ねられて、創作、発見の楽しみ、喜びがあるから。そう答え、そして自らも思い込んできた。
けれども、そんなのはまったくの嘘で、二つのことには特別な関係がなく、同時に行うことにも意味はない。ただ、「なんら関係のない二つのことを同じ重さでやってきたというスタンスと、その時間の堆積が、ようやく最近になって、自分のなかでかけがえのないものであったと思えるようになってきた」。
 著者の娘で歌人の紅が、20歳の頃、こんな風に言い当てたという。歌を作るということは「自分の時間に錘をつける」ことのような気がすると。「短歌はその短さゆえに、事実を正確に記録する点では日記や小説に及ぶべくもないが、逆に、ある瞬間の心の動きを敏感にキャッチし、短い言葉で定着するという早業においては他の文芸の追随を許さない」
 このようにして著者は、一心不乱に研究を進め、一心不乱に歌を詠んだ。科学も文学も、流転する時に抗うある形式だと気づかされる。歌の同志でも、ライバルでもあった夫人、河野裕子を追想する書でもある。と、福岡は6月9日のA紙書評で絶賛していた。<一日が過ぎれば一日減ってゆく君との時間 もうすぐ夏至だ>

お墓にひなんします

 「先、行くもんドロボー」子どもの囃し言葉にあるように、トップを切って走っていく連中に「パブリック」に無縁だ。


 公共は常に一番遅く歩くペースの合わせてほしい。
 福島・南相馬市の緊急時避難準備区域に住む93歳女性が6月下旬、「私はお墓にひなんします ごめんなさい」。と書き残し、自宅で自ら命を絶った。
原発事故で一時は家族や故郷と離れて暮らすことになり、事故収束を悲観した末のことらしい。遺書には「老人は(避難の)あしでまといになる」ともあった。「要介護2」の足手纏いの我が身には辛いニュース!(7月9日記)

サバの教え 
 仏教の作法に「生飯(さば)」がある。
食事の際に、ご飯の一部を取り置き、鳥獣などに施すのだという。食べ物を独り占めにせず、すべてのものに分け与える。そんな考え方が根本にあると聞く。禅寺では1人当たり7粒のご飯が器に集められ、境内に寄ってくる小鳥に供されるが、あの修二会「お水取り」でも籠もりの僧がサバを撒く。
(7月8日記)

七夕抄

 ワシ座1等星アルタイルとコト座1等星ベガ、彦星と織り姫星の夫婦星の距離は15光年も離れている。光速で飛んで行っても15年、新幹線なら7千万年だ。愛のシグナルを送信しても天の川を挟んで返信まで30年。
 太陽までの距離1億5千万㌔、光速でも8分20秒、月まで38万4千㌔2秒だ。
広大無辺な世界を思うとき、地上のことは仏教でいう指一回弾くあいだに65刹那(サンスクリットKASPAの音写)が過ぎてしまう。仏典でいう1昼夜の648万分の1、つまり75分の1秒の「刹那」の世界に過ぎない。
 七夕だろうか、学者もその存在をアピールしたくなるらしい。「銀河系外ではTDLにろうそく3本を点す程度の明るさしかない」と発表した。
 地球がある銀河系(天の川銀河)外の宇宙空間の明るさは電気を消した夜の東京ディズニーランド(TDL)(51㌶)をろうそく3本で照らした程度と、研究成果を名大大学院理学研究科の松岡良樹特任助教らのグループが。
 計測に使ったのは、米航空宇宙局(NASA)の惑星探査機パイオニア10・11号が70年代に火星と木星の間を飛行した時に撮影した画像。パソコン上で天の川銀河に存在するすべての星を取り除き、太陽光を反射するちりの光もゼロにして解析。その結果、宇宙空間から地上1平方メートルあたり8ナノワット(1ナノは10億分の1)の光が降り注ぐことが分かった。松岡助教はこの光について「他の銀河からの光が源と考えられる」と話し、NASAのハッブル宇宙望遠鏡で観測された天の川銀河以外の銀河からのすべての光の量と、今回の光の量を測定するとほぼ等しいことも判明。「宇宙全体の成り立ちを解明する研究への重要な一歩だ」というが。(7月7日記)

右足、左足を踏んづける!

 ヒトの息使いや心拍はもちろん、地球の自転公転など自然現象はすべて「繰り返し」が基本。ちぐはぐでデタラメな動きをするよりも規則的な方がエネルギー効率も高く、無駄が少ないことに起因する。投げられたボールが美しい放物線を描くのも、飛行時間と飛行経路が最短で飛んでエネルギーを節約する「最小作用原理」と呼ぶ自然の基本法則のせいだと、物理学者はいう。
 ヒトも成長過程で自身の身体の中に、ムダのない動きを会得していく。水中で余分な力を入れて泳ぐと、ロスが多く不格好と分かり、カッコよく泳ぐコツを覚える。自転車に乗れるようになるのも同じだ。オマケに一旦覚えたら忘れない。身体は実にエライ!とさえ感動する。
 無駄な動きをしないスポーツでの肉体を観察すれば納得だし、無駄な遊びの中にすら優雅な動きを見出だして、ハッとすることがある。南木佳士のエッセーを読んでいたら、作文の秘訣も同様だという。「力を抜いて書く」ことを心がけているらしい。

 ところがどうだ、このところ私の動きの無様な格好は!右脚が左脚を踏ん付けた!昨日までと違って、自力で立てなくなり、歩けなくなると世界は一変する。たとえ大脳が正常に機能していても、バタンバタンとちぐはぐな動きの毎日。身体の「原理」どおり動けなくなる日が来たら「世界は揺らぐ!」。なぜ、昨日のように出来ないのか。嘆いていても始まらない。(7月6日記)

木曜日, 7月 14, 2011



7月13日(水)手からスルリ落ちる!

昨夜は比較的寝つきがよかった。S出版にギャラを受け取りに出向いてる夢?ヘンだな!繁華街に紛れ込んでる夢も。
午前、CLIPPING、SCANを。Oさん(昨夜)とIさんからメール頂戴。
紀ノ川M子さんから「桃源郷の見事な桃」到来!!
午睡後、制作、画用紙整理。
4時半、婿殿がお裾分けの桃を取りに来る!
5時半、公園へ。途中で百日紅が花を付けた。鉄棒へ行くと、公園側がメンテナンスか小石や根っこの混ざった砂を鉄棒周辺に入れた!歩き難い、足元が砂をかぶって前に進めない!難渋しながら伝い歩き3周、4周目は途中DOWN、何と40分もかかった!!青サギまた噴水池でエサを待ってる。
今日は一日、モノが手からスルリ落ちる!を痛感した日。本、シャツ、筆、ナイフ、サシ、眼鏡、薬、、。あらゆるモノが床に落ちて拾い上げるのに一苦労。前屈みになれないし、屈むと胸が圧迫されて戻しそう!右手から腕にかけて脱力感と硬直が広がる。箸を使うときもそうだ。

7月12日(火)絵具チューブの蓋が!



熱帯夜、寝苦しくカーテンを開けたまま寝たが6時前にはあまりの明るさに覚醒!
朝食時、セミがけたたましく鳴く。昼前から時雨れる。
家人は雨中、京都へN先生の作品展へ。2時まで午睡。
Iさんに返信。GENちゃんに手紙。エクササイズなし!
着色するが、筆がいうこと利かないし絵具チューブの蓋が閉まらない!Oさんから16&17日の旅行の件でメールあり。ピースボートで世界一周をしていたOHさんが今朝、横浜に帰港したとも。マイドすいません!
夜、富山の姉&紀ノ川のM子さんから電話。


7月11日(月)カッパさん健在

昨夜も熱帯夜!何回も覚醒。7時起床。身体を拭いてもらい着替え。
10時過ぎ、娘夫婦の迎えで伊丹へ買いものに着いて行く。
正午帰宅。暑い!昼食&午睡をいつもどおり。家人は夕食準備に忙しい。
エクササイズは休む。甥のCから暑中見舞い来信。Iさんからメール。ファースト・ペンギンについて喋った思い出が書いてあり懐かしい。
 夕食まで制作。7時、娘夫婦来て夕食会。
9時、GENちゃんから電話、中学美術恩師だったカッパさんの個展に行ったと。カッパさんとは嶋本昭三さん、かの具体美術アーティストだ。画廊主はもとN紙文化部のCさん。
嶋本昭三展7月4~23日 この会場は地下でエレベーターなし、よってNETで展覧会風景検索。
過去の紙の作品を素材に制作したシリーズ「PAPERS2011」とカンバスの絵画の小品群(2009年)を出品します。「PAPERS」は赤、青、黄、緑のカラフルな絵の具が激しく紙にぶつかったときの痕跡が特徴のダイナミックな作品ですが、見どころはそれだけではありません。嶋本は、髪をそった自らの頭にインクで字を書いてもらうヘッドアートや、室町時代の画家、雪舟の作品を画面上に借用し、その上に「あ」の字を書いた絵画「あと雪舟」などで知られていますが、このシリーズではそうした代表作のモチーフを見ることもできます。カンバスの小品を含め展示品はすべて初公開です。写真は「PAPERS」の1点で、サイズは45×53・6㌢。 大阪市西区西本町1-3-4 大阪陶磁器会館B1 橘画廊株式会社
否定なのか肯定なのか
アトリエに放置していたグラフィックアートの数々。83歳の美術家、嶋本昭三は、自ら「失敗作」と呼ぶそれらを床に並べ、絵の具をまき散らした。過去の作品を廃棄するためではない。新しい作品としてよみがえらせるためだ。
安全が声高に叫ばれる今、だれもが「一度失敗したらすべておしまい」と思ってはいないだろうか。しかし、おそらく嶋本はそう思っていない。失敗(したように見えること)は偶然であり、成功(したように見えること)も偶然である。原子力発電所の運転と芸術の創作活動は違う。
失敗作であるなら隠しておけばよいものを、なぜそうしなかったのだろうか。昔の作品に絵の具をまき散らしたり、絵の具を投げつけたりする行為は過去の否定のように見える。一方で、過去の作品を活かして新しい作品を生み出しているのだから、肯定ともとれる。否定なのか肯定なのか。嶋本の新作群は見る人に問いかける。(C)

7月10日(日)誤嚥で早々にBED

熱帯夜でなかなか寝苦しい!何度も覚醒,扇風機のスイッチをON。
7時前に起床身体を吹いてもらって着替えさせてもらいBEDで新聞。
朝食時、またセミが鳴く。明日は新聞休刊日でCLIPPING多々。
昼食後、独逸の女子サッカー再放送を観戦するはずが、たまらず眠気、午睡に。3時前に起きたら、未だ延長戦。やっと後半戦でナデシコが得点そのまま勝利に。ダイニングで33℃超!DESKに至らず。日曜か!
5時半、公園へ。鉄棒伝い歩き、休憩を挟み4周。車椅子押し歩きチャレンジするも今日は右脚上がらず、1ブロックで断念。夜、ニュースで大阪枚方で37.2℃マーク!
夕食後、誤嚥!!早々にBEDへ。

7月9日(土)セミ鳴く

夢は制作している風景が次々と出てきたが、何処かは不明。
熱帯夜!早朝目覚めて扇風機をONにしてまた7時まで寝る。起床時、背中を拭ってもらい着替えさせてもらう。
午前CLIPPING。昼食後、午睡3時まで風が通って熟睡。起きて手に叱咤して着色試みる。
5時半、公園へ連れてもらう。鉄棒伝い歩き4周、20分以上かけてゆっくりと。車椅子押し歩きは2ブロックでへばる。南ゲート脇の木立にいたカルガモ番が帰路に噴水池をスイスイ。野良猫エサやりのオバサンにエサの順番を待っている?
JDNのMM読者プレゼントの「新型付箋?」当選!
夕食時、蝉が鳴くのを聞く。BEDに入り、中原中也作品集を蟹江敬三の朗読を聴き(在りし日の歌・詩集⑤⑥⑦⑧、1936年の日記から①②)、暑くて寝れないで、NHKラジオ深夜便で人生「私流」を聴く。弱者の夢のお付き合いと題して藤原茂(山口市・防府市 デイサービスセンター「夢のみずうみ村」代表のリハビリ理念を。通所施設はあえてバリアフリーでないという。


7月8日(金)往診、エクササイズ再開

7時前、脱力感イッパイだが起床。晴れた、梅雨明け宣言か?
午前、CLIPPING、往診のWドクターにレポート整理。プリンターが不調、やっとのことでPOできる。

W 先生
暑い最中、大変、お世話になります。お陰さまで体調は安定していますが、体幹機能劣化が一段と進んだように思っています。外出用車椅子は座席部分が幅の広い機種に換えてもらいました。
先月往診頂いて以降は次の通りです。

●日課のエクササイズが不調です
体幹機能の劣化が進み、動きが鈍くなりました。身体の各部が硬直することも、ままあります。出来るだけ柔軟に動くように心がけていますが、ゼンマイが切れたようにバタバタした動きに、なりがちです。暑さや雨も重なって、日課にしている隣接公園でのエクササイズも不調です。S字型鉄棒に縋っての「伝い歩き」も片手できていましたが、シンドクなって一度休憩して、4周目は両手です。今週4日(月曜日)には伝い歩き中、後方にバランスを失い、尻もちをつくように転倒しました。妻が傍にいたのと、通りがかりの男性が両脇を持ち上げてくれたので立つことが出来、事なきを得ました。車椅子を押して歩く運動も、ほんの数ブロック(2、30㍍)だけになりました。暑中の日課エクササイズは、無理のないようにします。
自宅内では車椅子を乗ったまま動き、動きの鈍さと手の不器用さが増したのが気がかりですが、出来るだけ気分転換を図っています。寝返りはベッドの柵を掴んで自力で出来ています。起床時には依然、脱力感や胸に圧迫感を感じます。誤嚥はあいかわらず週二、三度の頻度ですが、対処はできています。湿布、ムコダイン、ソプランOD錠は引き続き、処方頂ければ幸いです。
猛暑到来ですが、入浴や着替えは介助してもらい、毎日のペースで済ませています。ますます暑さが加わりますので、水分摂取と発汗による汗疹に十分注意したいと思います。
以上、近況です。どうぞ、よろしくご指導くださるようお願い申し上げます。07月08日

クローゼット上の額を整理してもらう。昼食後早めに午睡、2時前CMの電話音で起きる。2時半過ぎ、Wドクターがナースと往診。レポで不調を訴える。血圧166-108で高い、体内酸素98%。リハビリはケアマネと相談してくれるそうだが「あなたには施設リハビリ通所は向かないでしょうね」と。来月往診は12日(木)に繰上げ。帰りに額縁(シドニー風景)を一枚持ち帰ってもらう。
3時のニュースで9日早い梅雨明け宣言。34℃という、自室は31℃を指すが風がって凌ぎやすい。南は金剛葛城の山並みクリア!
しばし、色鉛筆と格闘。
5時半、4日ぶりに公園へ連れてもらう。ほろ酔いの長老Nさんが自転車で「今からか?」と通り過ぎる。水路南端に白サギ。鉄棒伝い歩き3周して休憩、やっと4周終えて、車椅子押しあるきにトライ!ゆっくり3ブロック、4ブロックのゴール目前でDOWN!
帰路、元教師風、お屋敷町のZOさんに出会う「お元気そうで、何より。でも色白ね!」と。噴水池前でエサを待つ青サギ、カルガモ番が野良猫たちと。

7月7日(木)手が動かず悔しい

昨夜、風雨の音激しい!手が巧く動かない悔しさで熟睡できず。6時半起床。なお終日激しい雨。
午前、CLIPPING&BLOGをUP。某所から中元届く、留守居ながらドア開けてヤマトに応対大変!
午睡3時まで爆睡!起きて色鉛筆で習作3点試みる、鉛筆が握れないが夕刻まで。6時半、散髪してもらう。入浴後、足の爪切る。屈むのがシンドイ!

木曜日, 7月 07, 2011

7月6日(水)描く方法は?

某所記者クラブでM紙記者と鉢合わせ、しばらく立ち話。見覚えあるが思いださせない夢。
胸に圧迫感、何度も七転八倒、4時前に覚醒するも7時前前までウツラウツラ。脱力感で朝食時、手に力はいらない!
今日も一日安息日と決め込む。2時半まで午睡。
起きて3大テナーCDを聴きながら制作に励むが、筆が思うように扱えない!!細部が描けないし着色できない!6時半まで試みるがダメ!!描くことに再考を要す!
深夜ラジオに湯川れい子が、出会いと最初の恋人、恩人、E・プレスリー(Elvis Aron Presley35年1月8日-77年8月16日、へぇー享年42!)のゴスペル&人格、J・レノン&子育てについて語り、スーパースター一様の出自の貧しさについて触れる。


7月5日(火)安息日決め込む

7時前覚醒、昨日のショックを引きずってなかなか起床できず。朝刊に目を通し7時半、起床。何もしない安息日を決め込む。
M君から再度のメール。明日来宅のリクエスト。転倒&体調不良を伝えておく。夕刻返信あり。BLOG整理など。
エクササイズは休み静養。いつもどおり午睡3時まで。
5時、娘が惣菜取りに来る。美作の「勝英農協Aコープ美作」から封書来信、なんと去年立ち寄ってピオーネを購入したから、DMだ。
夕食時、7時半近く地震の揺れ感じる!愚息から電話。和歌山県北部が震源で震度5だと。

7月4日(月)転倒!!!

早朝に北風があり、心地よく寝る。7時起床、家人いわく「寝返りがたいへんみたい。何度も呻いていたけど」と。しかり!この節、動くのが大変だとしみじみ痛感!!曇天、午後下り坂の予報。
朝食後、愚息から声の定期便。家人は10時のバスで北野病院へ「特定疾患申請の診断書」手続きに。
5時半、公園へ。鉄棒伝い歩き3周終って休息、4周目にかかったが、身体に硬直感。折り返したが、後ろに身体が引っ張られ、体重が支えられずにそのまま尻から転倒!家人に助け呼ぶ。おりよく通りがかりのオジサンが気付き、身体を起こしてくれて鉄棒に縋りつく。車椅子に移乗して帰宅、休息。入浴は止め、シャワーを浴びさせてもらって着替えさせてもらう。ショックな一日。
南木の『生きているかい?』読了、就寝。

7月3日(日)苦行だと思う

昨夜もラジオの朗読時間「中原中也の世界」(BY蟹江敬三・中原中也作品集(6&7)山羊の歌―詩集・在りし日の歌-詩集(1~4)を聴きながら眠ってしまい、気がついたら5時半。覚醒する前にSさんではない彫刻家が同じ棟に引っ越してきて、来宅。親しく話している夢を観たが。南木佳士著のエッセー、バークレー語学短期留学、槍など北アルプス登山の項を、風景を思い出しながら読み、シャガの花を思い出す。続いて朝刊にざっと目を通す。7時起床。
2時半まで午睡。起きてDESKに向かうが、すっきりせず。
5時、汗かきながら5本指ソックス、装具、クッション、重錘の身支度整え直して公園へ。南ゲートで花屋さん母子。鉄棒伝い歩き3周して休息、4周目がキツイ。車椅子押し歩き始めるが2ブロックで息が切れる。汗を拭ってもらい、しばし休憩するが歩調を取れなく断念!エクササイズがかなり苦行になってきていると実感!!
帰路、青サギがまた噴水池に。木立の中から3年前に名乗り合った地元・常吉旧家のMさん夫妻、久しぶりに出会い挨拶「ご無沙汰です、お変わりなかったですか」と。
疲労感抜けず、就寝。

7月2日(土)渡河準備は?

7時前覚醒、BEDで献本・南木著「生きているかい?」と朝刊をパラパラと。身体を拭ってもらい、着替えを手伝ってもらう。
朝食済ませてCLIPPING。
午睡2時半まで、COPA・AMERICAアルゼンチンvsボリビア1:1でボリビア金星を観戦。
税務署あて文書作成UP。こんな簡単な文書ひとつしかできないぞ!5時、公園行く身支度に汗まみれ!POSTへ寄って税務署あて文書投函してもらう。鉄棒伝いあるき3周目まではバランス考える余裕あるが、4周目は「恐さ」が募り両手使い。車椅子押しあるきかかるが、汗が吹き出て眼鏡や目に入る。登山時の苦行が、2ブロックでリズム失い断念!
葬祭会場Eから会員証とパンフレット届く。そろそろ渡河準備を考えておかなくちゃっ!京都・思文閣からも交換会目録届く。

7月1日(金)エクササイズにトライ!

昨夜の熱帯夜から一転!朝から雨模様。7時前起床、BEDで体を拭いてもらい着替えさせてもらう。予報では4、5日雨。しばしBEDで新聞読む。
朝食後、愚息から声の定期便あり。CLIPPINGなど。
昼食後、午睡3時まで。
雨が降りそうでないので、4時前、公園へ。鉄棒伝い歩き3周目まではコンビネーションいいが、4周目は両手で伝い歩き。車椅子押し歩き、何とか4ブロック克服できた!!
5時前帰宅して入浴、湯上り着替えと右足小指の消毒、両肩湿布してもらう。特定疾患医療補助申請書類が到着したのでチェック。
夜、女子サッカーVS墨西哥戦4:0観る。

火曜日, 7月 05, 2011

晴れときどき阿呆果 モノの言いかた

復興担当大臣辞職の速報。
「知恵を出さぬやつは助けない」「コンセンサス得ろよ」「我々は何もしないぞ」「ちゃんとやれ」と地元知事相手の発言の数々。客を待たせるとは非礼だ。そんなことをすればどうなるか、知ってるだろう。おおむね、そんな趣旨の言葉をテレビのマイクは拾っていた。ことの是非はともかくモノの言い方には埒外だ。
日曜朝のTVでM紙Kが復興相就任について「あの人は特殊な人脈を持っているから」と推挙理由を口ごもりながら言ったのでハハーン!と氷解した。今朝のM紙も伝えたが、この不遜な態度のオトド(大臣)は、かの部落解放運動の雄・松本治一郎の孫だそうだ。きっと成長過程で、ちやほやと恐持(こわも)てが、入り組んだに違いない。
TVカメラが入ってのかかる「上からのモノの言い」かたに、大方の反発を想定済みか。今朝のテレ朝でも地元関係者の評判いい声は伝えたが、バックグラウンドには触れずじまい。メディアは今もってタブーに触れたがらない、根性なし!と観た。自分の発言が気になったのか、こうも言い放った。「これはオフレコ。守らない社(新聞やテレビ)はおわり」に、反論もないなんて!(7月5日記)

9億8200万円、8億8200万円、8億2300万円

東京商工リサーチが発表した役員報酬のベスト3で、順に日産のカルロス・ゴーン社長、ソニーのハワード・ストリンガー会長兼社長、大東建託の多田勝美前会長。11年3月期決算の上場企業で1億円以上の報酬をもらった役員は294人。前期より5人多い。企業に利益をもたらした人には報酬を―というのは自由経済では当然で、世界には報酬数十億円という役員も少なくない。
富の階段をダッシュして駆け上がって視界を遮るカネモチやエスカレーターに乗ってゆっくり蓄財できるエリート天国からは視えない「ビンボウ」世界も止まることを知らない。この3月で生活保護受給者は全国で202万人を超え、戦後の混乱期の水準。所得の低い沖縄の県民所得は203万円余(08年度)。50年も働き続けてようやく1億円を超す。トホホ!(7月4日記)

アガパンサス(ユリ科)

 このところエクササイズに出た戸外でよく見かける、草丈は70から90㌢くらいのハマユウに似た紫の花の名前が分からない。花が放射状について全体が球形、よく見ると白い花も混じっている。たまたま見たNHKのラジオHPで「アガパンサス」と出ていた。南アフリカ原産で和名は紫君子蘭。戸外でも越冬して6、7月の梅雨時期から明けくらいに花を咲かせる。花の名前は「三つだけ覚える」のが忘れない秘訣だとプロに聴いた。
学名Agapanthus africanus

彼岸へ渡河するには

頼んでいた葬祭会場チェーンから、会員証と案内パンフレットが届いた。磁気用の立派な会員証だけに「何回も使えばポイントをつけてくれるのか?」と冗談を家人にいいながら、目を通す。宗教は?宗派は?祭壇は白木か生花か?死亡を知らせる範囲は?香典をどうするか?式典には何を望むか?式後の法要や墓地のことなど、パンフレットには微に入り記入欄があって、あらかじめ記入して会場と打ち合わせ自分は副本を所持することと、ガイドがある。
まあいつかは書いておかなくちゃっと眺めながら、「遺影は何を指定しておくか?」の項目に至って、あれこれ夢想広がり、少々怯む。当分、あの写真この写真と、望外のことに悩みそうだ。
醒めたところで、パンフには07年日本消費者協会調べの葬儀費用は1,423、000円+飲食接待費用401,000円+寺院費用549、000円だと明記がある。09年当社平均は葬儀費用1,109、968円+飲食接待208,873円だと記載。つまり、二百万円くらいは葬儀のために残しておかないと彼岸へ渡れないぞ、と釘を打たれた。(7月2日記)

サマータイム
 
6月30日は俗に「ハーフタイム・デー」と言うそうだ。早くも一年の半分。うるう年ではないから正確には7月2日が折り返しだが。
大震災に原発事故が加わり、節電が喧しい。去年の「暑い」は車椅子の身にも大いに堪え、シエスタの1,2時間にクーラーのご厄介になった。幸い、このアパートの4階は南北向けに建てられて思いのほか、風がよく通り。
節電対応では企業で勤務時間を早める「サマータイム」導入も広がっている。「だらだら残業せずさっさと飲みに行こう」と呼び掛けるビール会社もある。万事横並びが好きな国情、早晩、右へ倣え増えるだろう。
標準時だけしか頭にない「大都会」中心主義に今日の琉球新報はコラムで「東京と実質約1時間の時差がある沖縄ではサマータイムにはもともと慎重論が多く、そもそも今回の電力不足とも直接関係はない」といい、「だが原発事故の余波は人の働き方や価値観までも問う広がりを見せている。沖縄も省エネや時の過ごし方、夜型社会の在り方などを見詰め直す好機では」と懐かしい沖縄の夕食後の夜社会を自戒している。(7月1日記)

風 六月ノ緑ヲ吹キ 哀シミヲ流ス

 6月30日、早くも一年の半分。ことしは前半に起きた大災害と大事故が心に重くのし掛かって、ハーフタイムを挟んで頭を切り替えようという気にはとてもなれない。自身の症状が進み、運動機能や体力は確実に劣化。もはや日課のエクササイズは限界だと思い知る。洗面やトイレで危ないシーンも続出、歩行器代わりに使っていた車椅子も乗ったまま一日を過ごす。季節は着実に移り変わる。
中井英夫の詩「六月の遺書」には、こんな一節がある。<風 六月ノ緑ヲ吹キ/風 六月ノ哀シミヲ流ス>。水無月(みなづき)の風よ、憂愁を連れ去っておくれ。
幻想世界を書いた中井は(1922~93年)は、花や庭を題材にした作品を多く残している。「幻想庭園」と題する短文では<私にはこの地上のどこかに、この世ならぬ神秘な花の咲き乱れている庭があるという確信が棲みついている>とも。
去年、公園のむせ返る草花を描いたころ、詩人夫婦のYさんの夫人T・Hさんが逝き、弔意にこの絵を送ったところ、まるで「向うの風景」だとパネル仕立てにして『偲ぶ会』の会場に飾られた。(6月30日記)

ケッタイな?

 シジン・ヘンジン山之口貘(1903~1963)を茨木のり子が〈ひょうひょうとして、あたたかく、どこか間がぬけていて、親しみやすい人柄だったからでしょう〉と評している。(『貘さんがゆく』)
貧乏を苦にするふうもなく詩をつくり続け、平易な語り口に導かれて作品を読み進めると、身を削るようにして生み出されたに違いない表現、深い洞察に出あう。
琉球にある「うむまあ木」という木が出てくる「世はさまざま」。
〈木としての器量はよくないが詩人みたいな木なんだ/いつも墓場に立つてゐて/そこに来ては泣きくづれる/かなしい声や涙で育つといふ/うむまあ木という風変りな木もある〉
尊大でなく、群れることを好まなかった詩人が70年前の1940年に発表したこの詩に、戦争と、「ケッタイな」を認めない時代に対する鋭い批判を感じる。(6月29日記)

米子駅がバリアフリー化

07年の盛夏だから4年前、米子市美術館で開催の特別展「ねむの木のこどもたちとまり子美術展」を日帰りドライブで娘夫婦が連れてくれた。汗拭きながら米子市役所の駐車場から車椅子を押してもらって、会場の美術館に行った記憶がよみがえる。
ことほど、地方のバリアフリー化は遅れていて、行くたびに地方自治体にクレームを入れておくのが習慣になった。畏友OZさんお勧めのバリアフリーライターを僭称してのクレームに、むろん「ごめんなさい、検討中です」回答をもらうのが関の山。
今朝の共同配信網のチェックで、日本海新聞コラムが米子駅がバリアフリー化したとうれしい報道を目にした。
海潮音 6月25日付け
 米子は鉄道で栄えた町、駅舎は立派だが、ホームにエレベーターやエスカレーターがないし、トイレも不便だなと、かねがね思っていた。それがこの春からバリアフリー化され、随分と便利になっている。不覚にも県外からの客に「駅がよくなりましたね」と教えられた◆米子駅のバリアフリー化は長年の懸案だった。三つのプラットホームをつなぐ陸橋とそれぞれのホームにエレベーターや上り専用のエスカレーターが新設され、面目を一新した。あらためて利用してみると乗り降りが楽。お年寄りや身障者にとっては、もっと助かるだろう◆ホームの中には身障者用の多機能トイレも設けられている。ところが、このトイレには温水洗浄の機能が付いておらず、ある会合で身障者の団体から「何とかしてほしい」という切実な声が出された◆しかし、「公費では難しい」という。そこで、米子市老人クラブ連合会などが1口500円の募金を呼び掛けている。早速、同僚にも声をかけ、協力した。市民の善意を集め、「真心トイレ」をぜひ実現させたい◆駅といえばその町の顔。旅で降り立った駅が人にやさしく、さわやかであればその町が好きになり、いい思い出につながる。米子駅は「山陰の玄関」である。(6月26日記)

ゴーマンな人?

その男がどれほどゴーマンだったかというと、他人の絵具を勝手に使い、「絵具も下手なやつに使われるより嬉しかろう」とうそぶく。お辞儀は頭を下げずにそっくりかえり、美術界のアレキサンダー大王になるのだと鼻息荒し。
もう皆目いなくなったオレ様男だった『海の幸』青木繁展が京都国立近代美術館で開催中、でも、とても観に行けないだろうな。
28年8カ月の生涯で重要文化財2点!漱石にも認められた絶頂期は束の間、最後の3年は貧乏と病を抱え、九州放浪の日々。「絵か、それ以外か」という選択肢しか持たず、いつも迷うことなく「絵」を選んだ青木。「それ以外」には、自身の命も含まれていたのではないか…。「評価されたい。認められたい。青木はどれほど焦り、もがいたろう」
このあたりが人をゴーマンにさせる分かれ目か?才能っていったいなんだろう。だれしもが一度は考えたことがあるだろうこの問題を若いころ、ずいぶんと考えた。が、次第にどうでもよくなって、考えなくなった。どうでもよくなったというのは、才能があろうとなかろうと、今できることをやるしかないと思ったからである。そして車椅子に乗っておめおめ生き延びている。
あの笛吹き童子の尺八奏者・福田蘭童が青木の息子、クレイジーキャッツの石橋エータローは孫だと、関係者は知っている。(6月25日記) 

金曜日, 7月 01, 2011












▲オレゴン・デヴィッド一家のクレーター旅行



6月30日(木)バタンバタン接地!

昨夜も熱帯夜!記録では35.4℃!本日6月終了、俗にハーフタイム・デーとか。
濠へ行ってレンタカーで走ってる夢。相棒は誰だったか?先方の顔がピーター&BOBだったらしいが?
一度覚醒して扇風機のスイッチを入れ寝て7時前、起床、BEDで朝刊。汗を拭いてもらい、着替えさせてもらう。
SATさん、文春ウェブ事業室へ献本のお礼メール(午後、ご丁寧な返信あり)。M君に返信。Fさんにお見舞いメール(夕刻、入院が長引くと返信あり)。
午睡後、3時、K夫妻が新大阪駅まで買いに行ったチーズケーキRIKUROUを持参、来宅。一緒に珈琲ブレーク。
5時半、公園へ。カルガモ番いともう一羽水路に。公園スズメが陣取るいつものベンチに、長老がほろ酔いでくつろぐ。
鉄棒伝い歩き始めるが、両脚とも接地がバタンバタン!軟着陸しないのが気にかかる!4周目はやはり両手でバランスを取らなければシンドイ!!車椅子押し歩きにチャレンジ、機能機種変更してもらった車椅子でどうにか3ブロック。終って家人にポカリをもらい飲むが、誤嚥!!帰宅してしばらく安静!


6月29日(水)車椅子の機種変更

5時半、暑さで覚醒。6時起床、BEDで朝刊。今日もMAX35℃!
CLIPPING。M少年から昨夜付けのメール。いかがおすごしですか?と。
SATさんからも古道散歩レジュメ送達手配のメール。
1時、昼食中、タカプラ係員が車椅子交換に来る。座る部分の幅の広い機種に交換してもらう。午睡3時まで。
文春から献本・南木佳士著「生きているかい」届く。
5時過ぎ、OKAさんが7月奈良一泊旅行について電話くれる。
6時前、公園へ。未だ暑さが残る中、鉄棒伝い歩き、息が切れる。やっと3周、しばし休憩。新しい車椅子を押し歩きしてみるが無理!!
夜、BS映画「JFK」観る。


6月28日(火)蛇3尾若鹿1頭猫1匹

5時半、脱力感で覚醒。6時起床、BEDで朝刊。朝食時、娘夫婦からドライブお誘い電話あり。
9時、出発。昆陽でガソリン給油。中国道宝塚IC、10時半、揖保川PAでトイレ。11時前、美作ICを降り、去年寄った「道の駅・菜祭市場」に寄るが定休日。「かんぽの宿・美作湯郷」11時過ぎ到着。ランチを食べ、土産をピックアップして吉野川沿いに湯郷温泉郷を行く。噴水の出る「ゆらーぎ橋」を過ぎるとほどなく「大山アジサイロード」とっかかり。巨勢の大山展望台に至るアジサイ・ロードを上がること2.5㌔。4品種3千株だという。さっきの温泉街や岡山最高峰後山(うしろやま)や那岐山まで見渡せるという。雲海ウォッチングの名所。ところどころに「みまさか国際交流協会」(旧大原町時代から南オーストラリア州ヨーク半島のメイトランドと交流)の立て札。すれ違う車もない頂上付近に茶畑や民家集落。道すがら猫を発見、野性的。また吉野川に戻り、温泉街や寂れた旧商店街を抜け、林野高校から出雲街道をもう一つのアジサイ名所・大聖寺を目ざす。江見のバレンタインパークが見えてくる。左にとって山道を行くこと20分ほどで、寺と阪急航空ヘリポートの案内板が見えた。駐車場には観光バスも停車しているが、登り坂が急で車椅子アプローチは無理みたい!断念して県境を越え「作用町」へ。山道に蛇多し。樹間に凛々しい若鹿がこちらを凝視。
作用IC近くでAKIが「西播磨天文台」見学を提案。大撫山(435.9㍍)にある天文台へ。駐車場から許可証をもらって天文台脇にアプローチ。公開されている日本最大の直径2㍍の「なゆた」望遠鏡を観る。
2時45分、佐用ICから中国道に入り、赤松PAでトイレ、4時、宝塚IC経由4時半帰宅。

6月27日(月)オレゴンDAVIDから

早朝からビル風の音が喧しい。昨日はMAX34.7℃とか。暑くて眠りにくかった。6時、BEDの柵で頭を強打して覚醒。7時起床、BEDで朝刊。8時半、愚息から定期便電話。昨深夜、オレゴンのDAVIDから19日~21日にクレター湖へ一家で行った写真を送ってきた。
Crater Lake photos 6-19 thru 6-212011年6月26日 日曜日 午後11:05
From: "David Hardesty" hoteisan@hotmail.com
crater lake.jpg (297KB), crater lake reflections.jpg (376KB), discovery point.jpg (329KB), family Crater Lake.jpg (341KB), Kai.jpg (276KB), Kai and Ken.jpg (323KB), Kai Ken snowbank.jpg (329KB), Kai Ken Yuko.jpg (297KB), Ken.jpg (344KB), Kai n Ken.jpg (296KB), reflections.jpg (328KB), sledding Kai & Papa.jpg (309KB), sledding Ken & Yuko.jpg (296KB), tree.jpg (373KB), wizard island crater lake.jpg (384KB)
Hope all is well with you. We went to Crater Lake, the deepest lake in the US. Here are some photos.
David
昼食後午睡中、2時過ぎにケアマネMさん来宅。近況ヒアリング、運動のコンビネーション失調で「鉄棒伝い歩きは何とか4周、車椅子押し歩きは無理になりました」旨伝え、主治医Sドクター&ホームドクターW先生宛のレポ・コピーを渡す。家人が車椅子の変更希望をいう。明後日1時、タカプラがデモに来てくれる。Mさんの義母も同病、症状進行で施設入りを段取り中とか。
5時半公園へ。カルガモの番が噴水池に、タイサンボク今日も流麗に咲いている。鉄棒伝い歩き4周、どうにか車椅子押し3ブロック半時間かけて進んだが、ぐったり!!OK。入浴後髭剃る。
娘から連絡あり、先週の職場慰安旅行で落語家・桂米二と出会い、BLOG(ジーやんの拍子の悪い日々・桂米二 私の周りではしばしばへんなことが起こります。落語会をやるとしょっちゅう台風を呼んでしまいます。裕次郎でもないのに“嵐を呼ぶ男”の異名を持つ上方落語の語り部、ジーやんこと桂米二の身辺雑記です。)に写真が出てると話題に。

6月26日(日)誤嚥!!

喉渇いて2時覚醒、脱力感&蒸し暑さで熟睡出来ず。6時前起床、BEDで朝刊。今日もMAX33℃という。自室に扇風機セットしてもらう。
洗面時、装具を着けた右足が左足親指を痕型できるまで強く踏むしだく!何という運動コンビネーション喪失。
午睡1時半まで、BLOG整理。
6時前、公園へ。噴水池に大きな青サギ舞い降りる。犬を散歩中の花壇北の脳梗塞のオジサンに出逢う。鉄棒伝い歩きどうにか片手で4周、車椅子押し歩き挑むが1ブロックがせいぜい。雨もぱらつき帰宅、猫愛好グループが野良猫に餌やり?カルガモ番いもエサを待つ。
SAさんからメアド変更メール。
夕食後、誤嚥!!!

6月25日(土)装具&重錘着けるが

夢:地下鉄本町駅か?終電を乗り過ごし駅員に促されて駅外へ。帰宅拒否症候群の夢。
蒸し暑さと脱力感で覚醒。6時起床、BEDで朝刊。バランス悪く、不安で装具&重錘を素足に日中装着する。この日、MAX34℃!家人がベランダのスダレ装着する。
午睡3時前まで、CLIPPINGなど。N君から先日受けたリクルートの件でメールを前日付けで受信。
5時半、公園へスタンバイしていたが。9FのK家弔問で出られず。入浴後、爪を切る。就寝時、NHK第二ラジオで朗読「中原中也の世界-山羊の歌」蟹江敬三を聴く。

6月24日(金)前へ脚が出ない

どこかガレージ、自分の車を荷台に積んでもらいトラックに乗って帰宅する。もう一景は帰宅しなければの思い強い募っている。傍らの父が腰をつねって合図する?今日もヘンな夢。
脱力感と蒸し暑さで覚醒。6時半起床、BEDで朝刊。
今日から装具と重錘を夕刻のエクササイズまでつけないで過ごしてみることにチャレンジする。
訪問看護までCLIPPING。11時、訪問看護ナースOさん来宅。検温36.0血圧128-68。エクササイズなど運動機能劣化を伝える。

午睡2時半まで。起きて色鉛筆で「RAIN TREE」のイメージを。5時過ぎ右足の装具&両脚に重錘を着けて5時半、公園へ。冷たい風がある。鉄棒伝い歩き3周までは片手でトライ、4周目はちょっと難しい、両手で。車椅子押し歩きに今日もチャレンジするが前へ脚が出ない!運動&バランス機能喪失か!
終って商店街に連れてもらう。交番前まで来ると、なんと、よく公園で母子に出会う盛況だった花屋さんが閉まっている、どうやら閉店のよう?何でか??帰宅時、西一軒隣のS家お嬢さんに出逢う。引越し時、あんなに幼かったのに今やハイティーン高校生!

6月23日(木)動きのコンビ不能!!

5時半、脱力感&両脚フリーズで覚醒。7時起床、BEDで朝刊。蒸し暑い!着替え&洗面に半時間!限界か?
11時半、ハヤメシ午睡1時まで。BLOGをUP、着色など。
5時半、公園へ。鉄棒伝い歩き、なかなか動きのコンビネーション悪く4周に半時間近くかかる。片手はもはや無理か?涙が出る。車椅子押し歩き試してみるが動けない。断念!!
帰路、いつも挨拶する花壇北に住する犬連れのオジサンが「私も脳梗塞で脳が切れました。リハビリ中、右手が利きません。血圧が下110もあったんですわ」と話しかけてくる。いつも脳梗塞リハビリだと思っていたのか。